「枕」おすすめ5選 正しい寝姿勢を保ち、睡眠の質を改善【2021年最新版】
寝付きが悪かったり、寝起きがだるかったりする場合、もしかしたら寝具が体に合っていないのかもしれません。枕が合っていないと、頭痛や肩こり、いびきの原因になることもあります。体の調子を整え、日中のパフォーマンスを良くするためにも、高さや素材、大きさなどに注目し、自分に合う「枕」を探してみてください。
睡眠について、困っていることはありませんか? 寝付きが悪かったり、寝起きがだるかったりする場合、もしかしたら寝具が体に合っていないのかもしれません。良質な睡眠を取るためにも、一度「枕」を見直してみてはいかがでしょうか?
枕が合っていないと、頭痛や肩こり、いびきの原因になることもあります。体の調子を整え、日中のパフォーマンスを良くするためにも、高さや素材、大きさなどに注目し、自分に合う枕を探してみてください。
枕:寝姿勢、体格に合う高さなのかチェック
枕の理想的な高さは、使う人の体格や寝姿勢によって異なります。女性や痩せ型の人、子供は5センチ前後、標準的な体型の男性は6センチ以上、がっちりした体型の男性は8センチ以上の高さが目安になります。
また、寝姿勢によって、目安となる高さは変わってきます。あおむけ寝の場合は、立っているときと同じような姿勢になるのが理想で、枕に頭を乗せたとき、目線が真上からやや下あたりになるものが良いでしょう。
横向き寝の場合は、肩幅が加わる分、あおむけ寝よりも高さが必要になります。横から見たときに、頭と首が真っすぐになっていて、ベッドと平行になるのが理想的です。
もし、高さの微調整を行いたいなら、高さ調節シート付きのモデルがおすすめ。付属のシートを出し入れすることで、簡易的に高さを変えられます。中には、詰め物を出し入れできるタイプもあり、これなら高さをさらに細かく調節することが可能です。
枕:通気性に優れている素材がおすすめ
詰め物の素材によって、感触や通気性など実際の使用感が変わってくるので、中身の素材について事前に確認しておきましょう。柔らかめの感触が好みなら、綿や羽毛、ウレタンフォームが良いでしょう。
綿や羽毛は、高いクッション性に加えて、通気性にも優れており、長時間の使用でも蒸れにくいのが特徴です。ウレタンフォームは、低反発素材で頭部を優しく包み込んでくれますが、まとわりつく感触があるのと蒸れやすいというデメリットもあります。
普通か硬めの感触が好みなら、パイプやそば殻を使った枕がおすすめです。パイプは程よく弾力があり、通気性や耐久性にも優れているのが特徴です。
そば殻は硬い素材なので沈み込みにくく、高い通気性を備えています。ただし、そば殻同士がこすれてジャラジャラと音が出るので、音に敏感な人は気になるかもしれません。
枕:横幅が広いものなら、寝返りが打ちやすい
寝返りが打ちにくかったり、枕から頭が落ちたりすると、起床時に疲労が残ってしまうこともあります。寝返りが打ちやすいよう、ある程度、横幅に余裕のある枕を選びましょう。頭が3つ乗るくらいの大きさが目安となります。
中央が沈んでいて、左右が高くなっているようなモデルもあります。これなら、あおむけ寝のときでも、寝返りを打って横向き寝になったときでも、寝姿勢に合った高さで寝ることができます。
枕には汗や皮脂が付きやすいので、清潔に使うためにも、お手入れ方法を確認しましょう。基本的には、洗濯機で丸洗いできるものが、おすすめです。あわせて、衛生面にこだわるなら、抗菌、消臭、防ダニ加工などが施されているかチェックしておきましょう。
枕:おすすめモデルはコレ!
昭和西川「ホテルモードピロー デラックス」
昭和西川の「ホテルモードピロー デラックス」は、素材にマイクロ綿を使用した枕。ふわふわとした、柔らかな感触が味わえます。高さ調節パッドが2枚入っており、低め、やや低め、やや高め、高めの4段階の中から、好みの高さに調節できます。
マチ付きで、高さ15センチというボリューム感も実現できます。側生地には、抗菌防臭加工が施されており、手洗いでの洗濯も可能なので、清潔な状態が保てます。販売価格は2800円前後です。
アイリスオーヤマ「匠眠 高さ調節ピロー ハイクラス」
アイリスオーヤマの「匠眠 高さ調節ピロー ハイクラス」は、8通りの高さ調節に対応している枕。付属の厚さ10ミリのシート1枚と厚さ20ミリのシート1枚を、抜き差しすることで枕全体の高さを大まかに調節できます。
4カ所の部位から素材を出し入れすることもでき、部位ごとの細かな高さ調節が行えます。枕のサイズは、約57(横)×約37(縦)センチです。
枕の左右が高めに設計されているので、横向きでも頭を水平に保ちやすくなっています。高さ調節シートは洗濯不可ですが、枕本体は手洗いが可能です。販売価格は4000円前後です。
LOFTY「快眠枕 ホテルピロー」
LOFTYの「快眠枕 ホテルピロー」は、ホテルや旅館、病院などでも採用されている高品質な枕。表と裏のリバーシブル仕様で、表側には柔らかめの綿素材を使い、裏側にはやや硬めのパイプ素材を使用。季節に応じて、表と裏を使い分けることができます。
枕は5つのパーツで構成されており、首や肩にかかる負担が少ない構造。中央が低め、両サイドは高めの構造なので、あおむけ寝でも横向き寝でも、頭を適切な高さに維持しやすくなっています。
サイズは、62(横)×39(縦)センチ。お手入れは、本体は手洗い、カバーは洗濯機で洗濯可能です。販売価格は1万1000円(税込、以下同)です。
昭和西川「健康サポートまくら かため」
昭和西川の「健康サポートまくら かため」は、詰め物にポリエチレンパイプを使用した硬めの枕です。あおむけはもちろん、横向きでも理想的な寝姿勢を保ちやすい構造。サイズは約60(横)×約40(縦)と大きめなので、寝返りが打ちやすくなっています。
厚さ1センチの高さ調節シートと、詰め物の補充パックが1袋付属しており、好みに合わせて高さを調節できます。調整シートは洗濯不可ですが、枕自体は手洗い可能です。販売価格は3980円です。
東京西川「睡眠博士シリーズ 横寝サポートまくら」
東京西川の「睡眠博士シリーズ 横寝サポートまくら」は、横向きで寝ることが多い人にピッタリな枕。横向き寝がしやすいよう、両サイドが高めに作られています。
サイズは60(横)×38(縦)センチ。詰め物の素材には、弾力性があり、通気性に優れているソフトパイプを採用。
詰め物の補充パックが付属。枕の3カ所から詰め物の出し入れが可能で、自分好みに高さを調節できます。ネットに入れれば、洗濯機で丸洗い可能。販売価格は4500円前後です。
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