使いやすくておしゃれな「酒器」おすすめ5選 家飲みを華やかにしてくれる、美しい酒器でお酒を楽しもう!【2022年3月版】
お酒を飲む時に使うおちょこやぐい呑みなどの「酒器」。一口に酒器といっても、さまざまな素材で作られており、形や大きさ、デザインも種類が豊富です。そこで今回は、使いやすくておしゃれな酒器を紹介します。
お酒を飲む時に使うおちょこやぐい呑みなどの「酒器」。一口に酒器といっても、さまざまな素材で作られており、形や大きさ、デザインも種類が豊富です。せっかくおいしいお酒を飲むなら、酒器もお気に入りのものを使って楽しんでみてはいかがでしょう。
そこで今回は、使いやすくておしゃれな酒器を紹介します。お酒が好きな人へのプレゼントにもおすすめです。たくさんの種類の中からどんなものを選んだらいいのか、選び方のポイントもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
酒器:まずは種類を確認
酒器は主に、おちょこ、ぐいのみ、グラス、杯(さかずき)、とっくり、片口、ちろりなどがあります。
「おちょこ」はお酒を一口で飲み干せる程度の大きさで、お酒の温度が変化しないうちに飲めるのが特徴です。「ぐいのみ」はおちょこよりも一回り大きいサイズのものを指します。飲み口がおちょこよりも広い分、お酒の香りをより楽しめます。さらに大きく浅い形状をしたものが「杯」で、神事や結婚式など祭事でよく使われます。日本酒向けに作られた「グラス」は升が付いていて「もっきり」を楽しめるものもあります。家飲みがより楽しくなりますね。
片口やとっくりはお酒を瓶から移し替える酒器です。「片口」はふちが大きく空いて片方に注ぎ口があります。対して「とっくり」は、ヒョウタンのような形をしており、注ぎ口がすぼまっています。「ちろり」はお酒を湯せんで温めて熱燗にする時に使います。注ぎ口と取っ手が付いており、熱が伝わりやすいスズや真ちゅう、銀などの素材が使われることが多いのが特徴です。
酒器:素材によってお酒の味わいが変わる
酒器の素材によっては、お酒の味に変化をもたらすものもあります。
まろやかな味わいを楽しみたい人はスズ製の酒器を選んでみてはいかがでしょう。スズのイオン作用によって雑味が抜けるため、お酒がより飲みやすくなるそうです。
お酒そのものの味をしっかり楽しみたい人は、味に影響を与えにくいガラス製がおすすめです。ガラス製の酒器は美しいデザインが豊富で、江戸切子のグラスや津軽びいどろなどが有名です。
酒器:遊び心あるデザインにも注目
酒器と聞くと、シンプルなデザインをイメージする人も多いかもしれません。しかし最近は、おしゃれで可愛らしい酒器もたくさん出ています。
「ル・クルーゼ(Le Creuset)」や「ブルーノ(BRUNO)」などキッチン用品のブランドも酒器を扱っており、モダンなデザインが魅力的です。遊び心あるデザインやおしゃれなものは、プレゼントにもおすすめです。
おすすめの「酒器」はこちら!
アデリア「津軽びいどろ ねぶた」
ガラス製の酒器の中でも特に人気の高い、津軽びいどろの片口と杯のセットです。青森県の「ねぶた祭」の情景を取り入れた、色鮮やかなデザインが目を引きます。
津軽びいどろの食器は四季の色にこだわり、職人の巧みな技術によって作られています。ガラスならではの涼しげなデザインが、お酒の時間をより楽しいものにしてくれるでしょう。販売価格は5000円前後です。
能作「酒器セット」
能作の「酒器セット」は、本スズ100%で作られています。
能作は古くから鋳物製造がさかんな富山県高岡市で1916年に創業し、元々は仏具や茶道具、花器の製造をしていました。時代の流れとともに食器の製造が主流となり、スズ100%の製品は特に人気の商品となっています。スズの特性を生かした、伝統の技が詰まった酒器。まろやかな味わいを楽しみたい人はぜひチェックしてみてください。販売価格は8000円前後です。
深山「hibiki-ヒビキ- 酒器セット 緑釉」
深山の「hibiki-ヒビキ- 酒器セット 緑釉」は、モダンな雰囲気の酒器です。
緑釉が美しく、柔らかい印象。和洋どちらでも合わせやすく、食卓に彩をもたらしてくれます。販売価格は3000円前後です。
アデリア「日本酒グラス ラッキーアニマルズ 猫」
アデリアの「日本酒グラス ラッキーアニマルズ 猫」は、ネコのデザインが可愛らしい升酒グラスです。
アデリアが手がけるラッキーアニマルズのシリーズは、日本で古くから「縁起を担ぐ」といわれている動物がテーマになっています。ただ動物を描くのではなく、浮世絵に描かれている姿を取り入れているところがこのシリーズのおもしろさです。ネコの場合は「招き猫」で表されるように「人やお金を呼び込む」意味が込められています。和のテイストと動物が可愛らしい升酒グラス。他の動物が気になる人は、ぜひそちらもチェックしてみてください。
リサ・ラーソン「おさけとり さくら」
リサ・ラーソンと聞くと、ネコのキャラクターをイメージする人が多いのではないでしょうか。は、スウェーデン生まれの陶芸デザイナーのリサ・ラーソンは長年日本文化に関心を持ち続け、「ジャパンシリーズ」と題して数々の作品を手がけてきました。「おさけとり」もジャパンシリーズの一つです。
鳥の形をしたとっくりがかわいい、遊び心のあるデザイン。「お酒を取りに行く鳥」の意味を込めて商品名は「おさけとり」と命名されたそうです。可愛らしい見た目だけでなく製法にもこだわりが詰まっており、長崎県波佐見町で焼かれる「波佐見焼」で作られた、透き通るような白磁にも注目です。販売価格は8000円前後です。
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