「DIY用電動工具いろいろ」おすすめ5選 電動ドライバー、電動ノコギリ、電動サンダーをピックアップ【2022年最新版】
DIYのときに、労力や時間が掛かる作業はありませんか? 例えば、ネジ締めや素材の切断などで疲れてしまい、他の作業ができなくなることもあると思います。そんなときは、電動工具を使ってみるのはいかがでしょうか? 今回はDIY用電動工具として、「電動ドライバー」「電動ノコギリ」「電動サンダー」の選び方とおすすめの製品を紹介します。
DIYのときに、労力や時間が掛かる作業はありませんか? 例えば、ネジ締めや素材の切断などで疲れてしまい、他の作業ができなくなることもあると思います。そんなときは、電動工具を使ってみるのはいかがでしょうか?
電動工具を使えば、手動よりも作業時間が短縮され、労力も節約でき、結果的に作業効率もアップします。そこで今回はDIY用電動工具として、「電動ドライバー」「電動ノコギリ」「電動サンダー」の選び方とおすすめの製品を紹介します。
DIY用電動工具いろいろ:電動ドライバーはタイプとトルクをチェック
ネジ締めや素材の穴開け、家具の組み立てにも使える「電動ドライバー」。DIYで使う場合は、基本的に「ドリルドライバー」か「インパクトドライバー」がおすすめです。
ドリルドライバーは最もスタンダードなタイプで、ネジ締めや穴開けなどが可能です。それほど厚みや硬さのない素材なら、問題なくネジを打ち込めます。DIY初心者や簡単な作業に使う場合は、ドリルドライバーで対応できるでしょう。
ただし、長ビスを打ち込んだり、硬い素材に穴を開けたりする場合は、インパクトドライバーを使う必要があります。インパクトドライバーは打撃と回転の2つの力で、強力にネジ締めや穴開けを行えるタイプです。
あわせて、トルクも確認しましょう。トルクとは、ネジを締め付ける力のことで、「Nm(ニュートンメートル)」という単位で表記されます。本格的な作業には50Nm以上のパワーが必要になりますので、事前にしっかりチェックしておきましょう。
DIY用電動工具いろいろ:電動ノコギリは切断能力をチェック
木材やプラスチック、配管、パイプなどの切断、粗大ごみの解体にも役立つ「電動ノコギリ」。想定している用途で使えるのか、切断能力を見て確認しましょう。切断能力を確認する上で、ポイントになるのが「ストローク数」と「ストローク幅」の2つの要素です。
ストローク数は、1分間に刃が何回前後するのかを示している数値で、「3000min-1」のような形で記載されています。ストローク幅は、1回のストロークで刃が何ミリ動くのかを表す数値で、「約18mm」という形式で書かれていることが多いです。
DIYの際に厚みのあるものや硬い素材を切るという場合は、なるべくこれらの数値が大きいモデルを選びましょう。
また、切断能力については「木材55mm」や「塩ビニパイプ60mm」の形で、素材ごとに対応可能な厚みが記載されていることもあるため、そちらもチェックしておきましょう。
DIY用電動工具いろいろ:電動サンダーは4つのタイプから選ぶ
電動サンダーを使えば、高速振動で木材や金属などの表面を手軽に研磨できます。なるべくコストを抑えたいという場合は、「オービタルサンダー」がおすすめです。
研磨力はそこまで高くありませんが、市販のサンドペーパーをセットするタイプなのでランニングコストが抑えられます。
曲面を研磨する場合は、丸い形の「ランダムサンダー」が良いでしょう。研磨力に優れているものの、専用のペーパーを用意する必要があるため、ランニングコストが掛かります。また、先端が丸いので、角の研磨には向いていません。
「デルタサンダー」は、アイロンのような形状が特徴的なタイプ。先端が尖っているため、角や狭い場所の研磨も可能です。こちらも専用のペーパーが必要で、オービタルサンダーよりランニングコストは掛かります。
塗装はがしなど本格的な作業を行う場合は、パワフルな「ベルトサンダー」が良いかもしれません。研磨ベルトをセットし、ローラーを回転させながら研磨します。研磨力が最も強く、広い面積をスピーディーに磨き上げることが可能です。
DIY用電動工具いろいろ:おすすめモデルはコレ!
マキタ「充電式ドライバードリル」
マキタの「充電式ドライバードリル」は、DIY初心者向けの電動ドライバー。最大トルクは30Nmで、家具の組み立てや簡単なDIY作業にちょうど良いモデルです。
穴開けとネジ締めの両方に対応しています。穴開け能力は木工25mm、鉄工10mm。上部のスイッチで、低速と高速を切り替えながら作業が行えます。正逆転切り替えレバーで、左回転と右回転を切り替えることも可能です。
バッテリーを含めて、重さは約1.4kg。販売価格は1万1000円前後です。
ハイコーキ「コードレスインパクトドライバー WH36DC」
ハイコーキの「コードレスインパクトドライバー WH36DC」は、最大トルクが200Nmのインパクトドライバー。パワフルかつスピーディーに作業できるため、本格的にDIYを行うという人にピッタリのモデルです。
重さは約1.6kgと比較的軽量。サイズもコンパクトで扱いやすく、使用時のビット振れも軽減してくれるため、片手でも安定感のあるネジ締めが行えます。LEDライトを搭載しており、手元を明るく照らしながら作業することも可能です。
ソフトモード、パワーモード、ボルトモードなど多彩な運転モードを搭載しており、用途に合わせて使い分けられます。販売価格は4万6000円前後です。
アイリスオーヤマ「充電式レシプロソー 18V JRS20」
アイリスオーヤマの「充電式レシプロソー 18V JRS20」は、ストローク幅20mm、ストローク数0〜2500min-1の電動ノコギリ。軟鉄パイプ32mm、木材55mmの切断能力を備えている製品です。
木工用ブレードと鉄鋼用ブレードの2種類が付属しており、用途に応じて切り替えながら使えます。充電式で、連続運転時間は約20分。コードレスで重さ約2kgの比較的軽いモデルなので、コードに邪魔されることなく片手で手軽に使えます。
安全スイッチと運転スイッチの同時押しで動かせる「ダブルロック」の仕組みを採用しているので、子供がいる家庭でも安心して使えます。販売価格は1万3800円(税込、以下同)です。
ブラックアンドデッカー「高集じんマウスサンダー」
ブラックアンドデッカーの「高集じんマウスサンダー」は、アイロンのような形状が特徴的な電動サンダー。角や細かい場所も研磨できます。
重さは約1.1kgで、握りやすいグリップを採用しているため、取り回しの良いモデルと言えます。優れた集じん性能を備えており、作業中に出たダストをしっかり吸収できます。
ダストケースは簡単に取り外せるので、たまったダストの後処理も簡単です。専用のサンドペーパーが付属します。販売価格は6000円前後です。
マキタ「仕上サンダー BO3710」
マキタの「仕上サンダー BO3710」は、長方形のパッドを採用した電動サンダー。さまざまな握り方を可能にするエルゴノミックデザインを採用しており、両手でも片手でも安定した状態で作業できます。
自己吸じん機能を搭載しているので、作業中に舞い上がるダストを減らすことができます。サンディングペーパーとダストバッグが付属。販売価格は9100円前後です。
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