「バイク用インカム」おすすめ5選 ツーリングしながら、会話も楽しめる【2022年最新版】
ツーリング中でも仲間と会話が楽しめる「バイク用インカム」。ヘルメットに装着し、インカム同士を接続することで、走行中にコミュニケーションを楽しんだり、製品によっては音楽を共有したりできるアイテムです。今回は、そんなバイク用インカムの選び方とおすすめの製品を紹介します。
ツーリング中でも仲間と会話が楽しめる「バイク用インカム」。ヘルメットに装着し、インカム同士を接続することで、走行中にコミュニケーションを楽しんだり、製品によっては音楽を共有したりできるアイテムです。
最近では、10人以上と通話できるモデルや、ラジオを搭載しているモデルなど、さまざまな機能を備えたモデルが登場しています。今回は、そんなバイク用インカムの選び方とおすすめの製品を紹介します。
バイク用インカム:3人以上でツーリングするなら同時通話対応のモデル
ソロや2人乗りなら、2人同時通話に対応した、比較的リーズナブルなモデルが良いでしょう。ソロの場合は、1人の時間を楽しめるよう、スマートフォンと接続して音楽が聴ける機能やラジオ機能が搭載されているモデルを選びましょう。
3人以上でツーリングする場合は、同時通話対応のモデルがおすすめです。会話する相手を1回1回手動で切り替えるモデルもありますが、走行中はグローブをはめていることもあり、操作に手間取る可能性も考えられます。
4人なら4人で同時通話できたほうが、切り替え操作が必要なく、ストレスフリーで会話できるでしょう。
5人以上など大人数で通信するときは「メッシュ通信」付きのモデルが便利ですよ。メッシュ通信に対応しているモデルなら、最大10人まで同時通話できることもあります。
また、距離が離れて一旦通信が途切れたときでも、近づけば自動的に接続が復帰するため、再接続の手間が掛かりません。
バイク用インカム:通信可能距離と連続使用時間をチェック
走行する場所や条件によって、必要となる通信可能距離は変わってきます。例えば、街中を走行する場合は、通信可能距離は最大約200mあれば問題ないでしょう。
一方、スピードが出る高速道路では、車間距離も広くなり、隊列を組んでいる場合は先頭との距離も離れてしまいがちです。山道を走行する場合も、通信障害が発生する可能性があります。これらのケースでは、通信可能距離1km以上のモデルを選びましょう。
あわせて、連続使用時間もチェックしましょう。街中での走行や短距離の移動なら、連続使用時間は短めでも問題ありませんが、遠出をするなら基本的には8時間以上使えるモデルがおすすめです。
バイク用インカム:自動音量調節やノイズキャンセリングなど機能性をチェック
走行中に速度が上がると、それに伴って、インカムの音が聞き取りづらくなることがあります。そんなときに便利なのが「自動音量調節機能」です。高速道路に入るときなど、速度が上がるのに合わせて、自動的に音量を上げてくれます。
また、走行中は風切り音やエンジン音、ロードノイズなど、さまざまな騒音が入り、通話しづらくなることもあります。「ノイズキャンセリング」機能が付いていれば、ノイズを低減し快適な通話が実現できます。
製品によっては、通話しながら音楽が聴ける「バックグラウンド再生」に対応したモデルもあります。特に通話中にナビが聴けると、知らない場所を走行する場合や、隊列の先頭で進路を決めなければならないときに便利ですよ。
バイク用インカム:おすすめモデルはコレ!
LEXIN「LX-B4FM バイク用インカム」
LEXINの「LX-B4FM バイク用インカム」は、約2〜3時間のフル充電で、約12〜15時間連続通話できるモデル。最大10人の同時通話に対応しており、10台グループなら最大通信距離は約1.6kmです。
走行中の騒音を低減するノイズキャンセラーを搭載。通話だけでなく、スマホとペアリングして音楽を聴くこともできます。同じインカム同士なら、音楽共有も行えます。ラジオを搭載しており、FMラジオが聴けます。
IP67の優れた防塵・防水性能を備えている製品です。販売価格は1万1000円前後です。
デイトナ「バイク用インカム DT-01」
デイトナの「バイク用インカム DT-01」は、最大6人で同時通話できるモデル。他社のインカムにも対応しており、他社製品の場合は最大4人まで同時通話可能です。
連続使用可能時間は約12時間、通話距離は約1kmとなっています。距離が離れて通信が切れた場合でも、近くなれば自動的に復帰できます。通話しながら、音楽やナビなどをバックグラウンド再生することも可能です。
IP67相当の防塵・防水性を備えています。販売価格は2万5000円前後です。
ミッドランド「BT X2 PRO S」
ミッドランドの「BT X2 PRO S」は、ノイズキャンセリング機能が優れているバイク用インカム。ドライバー4人とタンデムライダー4人の合計8人でグループ通話を行うことが可能です。
通話しながら、バックグラウンドでナビや音楽が聴けます。また、デュアルコアを搭載しているので、ソロで使う場合はナビと音楽を同時に聴くことも可能です。
最大通信距離は1.2km、連続通話時間は最大20時間となっています。メーカー希望小売価格は2万7500円(税込、以下同)です。
サインハウス「B+COM ONE」
サインハウスの「B+COM ONE」は、最大6人と通話できるバイク用インカム。1対1の通話であれば、最大約1.4kmの範囲で通話できます。インカム通話の連続使用時間は最大約12時間となっています。
自動復帰機能が付いており、何らかの理由で接続が切断されたときでも、近づけば自動で接続が復帰します。ノイズの少ないクリアな音質を実現しているのも魅力の1つです。通話の他、ナビや音楽を聴くこともできます。
IP67相当の優れた防塵・防水性を備えています。販売価格は3万2000円前後です。
ミッドランド「BT MESH R」
ミッドランドの「BT MESH R」は、メッシュ通信に対応したバイク用インカム。メッシュ通信が使えるパブリックモードなら、最大10人まで同時通話できます。メッシュ通信の際は、最大12時間連続通話可能です。
ペアリング設定をし直さなくても、グループからの離脱と合流が自動的に行える仕様です。プライベートグループモードで、6人で通話した場合、最大通話距離は3kmとなっています。
メッシュ通信しながら、バックグラウンドで音楽やナビ、ラジオなどが聴けます。ノイズキャンセリング機能や自動音量調節機能など、その他にも便利な機能が複数搭載されています。メーカー希望小売価格は3万7400円です。
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