もしもの時に役立つ「ドライブレコーダー」5選 1万円台からのおすすめモデル【2022年5月版】
罰則が強化されたとはいえ、未だになくなることのない「あおり運転」。もし被害を受けてしまった場合に備えて、多くの車が装着しているのが「ドライブレコーダー」です。今回は、トレンドとなっているドライブレコーダーを「種類・機能・取り付け方法」の3つの視点から分析し、いま購入するならおすすめできる機種を紹介します。
罰則が強化されたとはいえ、未だになくなることのない「あおり運転」。もし被害を受けてしまった場合に備えて、多くの車が装着しているのが「ドライブレコーダー」です。
ドライブレコーダーの技術は日進月歩。国内メーカーも海外メーカーも定期的に新商品を発売し、その種類は機能を絞った低価格モデルから高価格だけれども高機能なものまでさまざまです。そこで、トレンドとなっているドライブレコーダーを「種類・機能・取り付け方法」の3つの視点から分析し、いま購入するならおすすめできる機種を紹介します。
ドライブレコーダーのチェックポイント1:種類で選ぶ
ドライブレコーダーの種類は大きく分けると3つに分類することができます。1つ目が「前方の危険に対応したモデル」です。もっともオーソドックスなタイプで、本体とカメラが一体になっています。そのため取り付けも比較的簡単です。価格帯も1万円前後と導入しやすいのもポイントです。
2つ目が「前方+後方に対応したモデル」です。前方に加えて後方も録画できるので、後方からの危険にも対応できます。とくにあおり運転は後方からの場合も多いので、万一の時の証拠にもなります。2カメラなので取り付けはやや大変ですが、これからドライブレコーダーを設置する人は検討してみてもよいでしょう。
最後が「室内も録画できるモデル」です。価格帯は2〜3万円前後と高額な部類とはなりますが、1カメラで前方と後方だけではなく車内全体を録画することができるドライブレコーダーも登場しました。これにより車同士のトラブルだけではなく、車内外で起こったトラブルにも対応することができます。360度撮影可能なので、車線変更時に事故などが起こった際にも活躍するでしょう。
ドライブレコーダーのチェックポイント2:機能で選ぶ
ドライブレコーダーはただ映像を録画するだけではなく、さまざまな機能を搭載しています。もっともオーソドックスな機能として「エンジン始動中に録画するタイプ」があります。エンジンがかかっている間や走行中の様子が録画できるタイプです。記録用のメモリーカード容量に合わせて録画できます。もちろん容量がいっぱいになったら古い映像から上書き保存されるので安心です。
また「駐車中も録画できるタイプ」もあります。トラブルは走行中だけに起こるとは限りません。駐車場に車が停まっている夜間などに、いたずらや当て逃げの被害を受ける可能性もありますよね。このような時に役立つのが、常時録画できるドライブレコーダーです。専用のオプションと併用することで、エンジンがかかっていなくても常時録画をしてくれます。
この他に「ドライブレコーダー以外の機能を有するタイプ」もあります。レーダー探知機やカーナビ機能も搭載しているタイプは、省スペースかつ高機能を実現しています。小さい車や旧車などにおすすめです。
ドライブレコーダーのチェックポイント3:取り付け方法
ドライブレコーダーをどうやって取り付けるか、素人でも取り付けられるのか悩みどころですが、2つのポイントを押さえればDIYも可能です。1つ目は「取り付け場所」です。
ドライブレコーダーを取り付ける場所は「ガラス」もしくは「ダッシュボード上」などです。両面テープか吸盤などを使って取り付けます。運転中の視界を妨げない場所に設置することがポイントです。
2つ目のポイントは「電源」です。簡単に設置できるのが、シガーソケットから電源を確保するドライブレコーダーです。本体を購入すればシガーソケット用のコードが付属しているものが大半です。駐車時などエンジンがかかっていない時も常時録画をしたい際は、専用のキットを購入し、車の配線を加工する必要があります。そのためDIYで行うには難易度がグッと上がります。
おすすめの「ドライブレコーダー」はコレ!
ユピテル「ドライブレコーダー WD320S」
安価でシンプルなドライブレコーダーを探しているなら、ユピテルの「ドライブレコーダー WD320S」がおすすめです。1万1000円前後という販売価格ながら、日本メーカーの製品なので安心感があります。電源確保はシガーソケットから可能なので、カメラの位置さえ決まればDIY取り付けも十分可能です。
16GBのmicroSDカードが付属しているので、長時間の録画もすぐにできます。コストパフォーマンスに優れたモデルといえるでしょう。
ユピテル「ドライブレコーダー WDT510c」
あおり運転対策で2カメラモデルを探しているなら、候補の1つとなるのがユピテルの「ドライブレコーダー WDT510c」です。販売価格が1万5000円程度と、2カメラモデルの中でも比較的手が届きやすい価格帯となります。
エントリーモデルという位置付けにはなりますが、衝撃検知機能など基本的な機能は網羅されています。取り付け方法はシガーソケット接続にも対応していますし、オプションのケーブルを購入すれば常時録画にも対応しています。
コムテック「ドライブレコーダー ZDR035」
ちょっとグレードの高いドライブレコーダーを探しているなら、コムテックの「ドライブレコーダー ZDR035」もおすすめです。販売価格は2万1000円前後と、エントリーモデルと比較すると高価な部類にはなりますが、前後フルHDのカメラを搭載しているので高画質で録画可能です。
さらに後続車両が接近してくると知らせてくれる機能も搭載しているので、より安心感が持てます。
コムテック「ドライブレコーダー HDR361GS」
コムテックの「ドライブレコーダー HDR361GS」は、全方位録画モデルを探している方におすすめの商品です。全方位モデルはドライブレコーダー本体のサイズが大きくなりがちですが、「HDR361GS」はフロントガラスに取り付けても運転手の視界を妨げない取り付けができます。
機能面も充実しており、オプションのケーブルを利用すれば駐車監視モードも利用可能です。全方位モデルだと録画容量が大きくなるので大容量のメモリーカードが必要になりますが、32GBのmicroSDカードが付属しているのもうれしいポイントです。
パイオニア「NP1」
ドライブレコーダーやカーナビなど、あれもこれも取り付けたいとなるとかなりの費用がかかります。車を購入した直後であればなおさらカー用品にかける費用を抑えたいところです。パイオニアの「NP1」は、カーナビとドライブレコーダーが一体となった商品です。
案内画面は表示されませんが、音声入力をすれば音声案内をしてくれます。もちろんドライブレコーダーとしての機能も有していて、録画したデータはクラウド保存されます。そのため録り逃しの心配もありません。販売価格は約6万円とドライブレコーダーの中では高額な部類となりますが、カーナビの機能も付いているのでトータルコストは抑えられるでしょう。
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