「電動サンダー」おすすめ5選 木材や金属を素早く研磨! 集じん機能付きだからお掃除もカンタン【2022年最新版】
DIY等で木材を切断したときに、断面がささくれてしまうことがあると思います。そんなときに便利なのが「電動サンダー」です。電動サンダーを使えば、毎分およそ1万回以上の高速回転で、木材や金属、プラスチックなどの素材を楽に、かつスピーディーに研磨することができます。今回は、そんな電動サンダーの選び方とおすすめの製品を紹介します。
DIY等で木材を切断したときに、断面がささくれてしまうことがあると思います。とはいえ、サンドペーパーを使って磨こうとしても、素材が大きい場合、手が疲れてしまいますし、時間も掛かってしまいます。そんなときに便利なのが「電動サンダー」です。
電動サンダーを使えば、毎分およそ1万回以上の高速回転で、木材や金属、プラスチックなどの素材を楽に、かつスピーディーに研磨することができます。仕上がりを滑らかにしたり、金属のさびを取ったりするのに役立つアイテムです。
今回は、そんな電動サンダーの選び方とおすすめの製品を紹介します。
電動サンダー:オービタルサンダーか、ランダムサンダーか、デルタサンダー
家庭向けの電動サンダーには、主に「オービタルサンダー」「ランダムサンダー」「デルタサンダー」の3種類が存在します。なるべくコストを抑えたいという場合は、オービタルサンダーがおすすめです。
底面の四角い形状が特徴で、研磨力はそこまで高くありませんが、木材の研磨などは問題なく行えます。比較的安い市販のサンドペーパーをセットするタイプなので、ランニングコストが抑えられるという利点もあります。
平面だけでなく曲面も研磨したいという場合は、丸い形の「ランダムサンダー」が便利です。研磨力に優れており、多くの場合、木材や金属などさまざまな素材に対応しています。ただし、専用のペーパーが必要になるため、ランニングコストが掛かります。
デルタサンダーは、アイロンのような形状が特徴的なタイプ。先端が尖っているため、角や狭い場所の研磨が可能です。こちらも専用のペーパーを用意する必要があるため、頻繁に使うとなるとペーパー代がかさむこともあります。
電動サンダー:長時間作業するならコード式のモデルがおすすめ
大きい素材を研磨するなど、長時間の作業を想定しているなら「コード式」がおすすめです。コンセントにつないで給電するため、バッテリー切れの心配がなく、時間を掛けてゆっくり作業できます。
充電時間を待たずにすぐ使えますし、パワーが安定しやすいのもメリットと言えます。ただし、作業中にコードが煩わしく感じることはあるかもしれません。
一方、取り回しの良さを重視するという場合は「充電式」が良いでしょう。コードレスなので、コンセントの位置やコードの存在を気にせずに使用できます。コンパクトで軽量なモデルも多いので、コード式よりも手軽に使えるでしょう。
ただし、20分や30分など一度の充電で稼働できる時間は限られているので、比較的短時間で作業が終わるという場合におすすめのタイプとなります。
電動サンダー:集じん機能付きなら、粉じんの飛散を防げる
電動サンダーで素材を削ると粉じんが発生するため、基本的に使用時はマスクやゴーグル等を装着する必要があります。その上で「集じん機能」が搭載されていると、より安心して作業できます。
集じん機能が使えれば、底部の穴からダストを吸引し、作業中に生まれる粉じんの飛び散りを軽減することが可能です。粉じんが減るので、研磨後の掃除も楽になります。使用後は吸じんパックにたまったダストを捨てるだけなので、後処理も簡単です。
その他、サンドペーパーの取り付け方法も確認しておきましょう。クランプでペーパーを固定する方式がスタンダードですが、最近ではマジックテープ式のものも出ています。底面にペタッと貼り付けるだけなので、クランプ式よりも手軽にペーパーを交換できます。
電動サンダー:おすすめモデルはコレ!
高儀「吸じんオービタルサンダー SD-100SC」
高儀の「吸じんオービタルサンダー SD-100SC」は、コード式の電動サンダー。変速ダイヤルが付いており、回転スピードを調整しながら作業できます。回転数は毎分約5000〜約1万1000回の間で調整でき、主に木材の表面仕上げや素材の角を削る際に便利です。
重さは約1.7kgですが、製品上部には滑りにくいグリップが採用されているため、安定した状態で操作できます。吸じん機能を搭載しており、粉じんの飛び散りを減らすことが可能です。
3種類のサンドペーパーが1枚ずつ付属。販売価格は3600円前後です。
アイリスオーヤマ「充電式サンダー 10.8V JSD919」
アイリスオーヤマの「充電式サンダー 10.8V JSD919」は、コードレスタイプの電動サンダー。配線を気にする必要がなく、取り回しに優れています。バッテリーに充電してから使用するモデルで、連続運転時間は約15分です。
サンドペーパーの取り付け方法は、クリップ式を採用しています。市販のサンドペーパーが使える製品です。集じん機能が付いており、粉じんを吸い取ることができます。
3種類のサンドペーパーが1枚ずつ付属します。販売価格は1万2980円(税込み、以下同)です。
ボッシュ「GEX 125-1 AE PROFESSIONAL」
ボッシュの「GEX 125-1 AE PROFESSIONAL」は、無段変速ダイヤルを搭載した電動サンダー。底面の丸い形が特徴的なモデル。重さは約1.3kgと比較的軽めで、持ち上げてもそこまで重たく感じることはないでしょう。
マジックテープ式を採用しているので、ペーパーの取り付けが簡単。また、粉じんをろ過するマイクロフィルターシステムが、ダストの飛散を防止してくれます。
材料に本体が押し付けられるまで研磨を開始しないという「アイドリング機構」を搭載しており、安全面においても優れている製品です。販売価格は9000円前後です。
京セラ「サンダポリッシャー RSE-1250F」
京セラの「サンダポリッシャー RSE-1250F」は、木材や金属の研磨、塗装はがしをはじめ、さまざまな用途で使える電動サンダー。付属のポリッシングスポンジを装着すれば、自動車のワックスがけを行うことも可能です。
回転数調整ダイヤルが付いており、研磨対象に応じて自由に回転速度を調整できます。集じん機能によって、作業中のほこりの発生をある程度抑えることも可能です。
マジックテープ式でペタッと貼り付けるだけなので、ペーパーの交換が楽にできます。メーカー希望小売価格は1万7380円です。
ブラックアンドデッカー「18V コードレスマウスサンダー」
ブラックアンドデッカーの「18V コードレスマウスサンダー」は、アイロンのような形状が特徴的な電動サンダー。重さが約0.8kgと軽量で、コードレスということもあり、取り回しに優れています。
軽いので女性でも問題なく扱えます。平面はもちろん、尖った先端で狭い場所を研磨することもできます。集じん機能付きの製品です。
3種類のサンドペーパーが1枚ずつ付属。バッテリーは別売りとなっています。販売価格は8000円前後です。
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