「Amazfit T-Rex 2」を初めてのスマートウォッチに選んだ結果……アウトドアで大活躍! を期待してまずは自宅で準備編
2022年6月に発売された「Amazfit T-Rex 2(アマズフィット ティーレックス ツー)」。アウトドアシーンにも活躍する多機能なスマートウォッチで、販売価格は4万3780円(税込、以下同)です。今回、この「Amazfit T-Rex 2」を入手したので、開封からセットアップまでをレポートしたいと思います!
2022年6月に発売された「Amazfit T-Rex 2(アマズフィット ティーレックス ツー)」。アウトドアシーンにも活躍する多機能なスマートウォッチで、販売価格は4万3780円(税込、以下同)です。
この「Amazfit T-Rex 2」が持つアウトドアなイメージにひかれた筆者ですが、スマートウォッチ初心者のためちょっとした不安も……。実際の使い勝手はどうなのか、今回は開封からセットアップまでの様子をまとめました。
屋内あき
Fav-Log編集部員として、主に調理家電やキッチンアイテム、初心者向けのアウトドアグッズなどの記事を担当しています。面倒くさがりなので、「時短」「ラクラク」アイテムが大好き。趣味はお酒、食べること、手軽なアウトドアです。
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まずは「Amazfit T-Rex 2」の概要をチェック!
そもそも「Amazfit T-Rex 2」とはどのようなスマートウォッチなのかを簡単に説明します。
「Amazfit」シリーズは、中国のウェアラブルデバイスメーカー「Zepp Health Corporation」の独自ブランドです。同社の製品の中でも、今回紹介する「Amazfit T-Rex 2」はアウトドアに特化したスマートウォッチ。デュアルバンドと5つの衛星により、アウトドア環境下でも高精度な測位が可能。最大24日間のパワフルバッテリー(※標準使用の場合)に、耐衝撃性と耐水性を備えています。
「Amazfit」の大きな魅力として、ナビゲーション機能があります。移動してきた道のりをリアルタイムに表示する「リアルタイムトラッキング」機能や、たどってきたルートを迷わず引き返せる「ルートリターンナビゲーション」機能、そして、Zeppアプリからルートファイルをインポートすることで、知人のコースなどを辿ることができる「ルートインポート」機能、それをナビゲートする「リアルタイムルートナビゲーション」機能などを搭載しています。
また、スポーツモードや、心拍数・血中酸素・ストレスレベルの測定、睡眠モニターなど、スマートウォッチとしての基本的な機能も備えています。
「Amazfit T-Rex 2」を開封! ディスプレイが大きい&全体的にゴツい
それでは、「Amazfit T-Rex 2」を開封していきます。
時計の本体が見えたとき、その大きさに驚きました。ケースサイズは約47mmです。全体的にゴツゴツしており、側面にはボタンが4つ付いています。
同梱されていたのは、時計本体と充電ケーブル、取扱説明書2冊です。取扱説明書は、説明書きが各国の言語に訳されて掲載されており、日本語のページもあります。しかし説明が少ないため、初心者の私は少し不安に感じました。
ただ、実際にセットアップしてみると、時計やスマホアプリがやるべきことを指示してくれますし、公式サイトにしっかり取扱説明書があるので安心です。
ひとまず、時計の充電をしました。
セットアップをしようとすると……日本語対応していない!?
フル充電が完了したところで、早速セットアップをしていきます。本体の画面を触ってみると、言語選択画面が出てきました。しかし、日本語の選択肢がありません……。
ネットで調べてみると、公式サイトの「よくある質問」に参考になりそうなページを発見。どうやらスマホアプリから言語を変更できるようです。
とりあえず、いったん英語表記を選択しておいて、スマホとの連携に進もうと思います。「English」を選択すると、QRコードが表示されました。今度は自分のスマホに、「Zepp」アプリをインストールします。アプリを起動するとログイン画面が表示されますが、筆者はアカウントを持っていないので、新規登録から始めました。
メールアドレスとパスワードを入力すると、すぐに登録が完了します。登録後、アプリから先ほどの時計本体のQRコードを読み取って、同期が完了しました。ここで自動的に、時計とアプリが同時にアップデートを開始しました。
スマホアプリ画面に「アプリをフォアグラウンドで実行し続けてください」と表示されるので、指示通りそのままにしてください。筆者はここで誤ってスマホのホームボタンを押してしまい、アップデートに失敗。そのせいか、少し面倒なことになりました……。
この後に起こったことですが、アプリを再度、起動して言語設定を変更しようと試みるも、言語設定にまた日本語の選択肢がありませんでした……。「スマートフォンの言語に合わせる」をタップしても反応なし。途方に暮れていたところ、また自動的にアップデートが開始されました。
今度はスマホと時計を触らず、アップデート完了を待ちます。15分くらい経ったころにアップデートが完了。自動的に時計の言語が日本語になっていました!
ネットのレビューなどを見ていると、この「日本語選択できない」状態は筆者だけではないようです。同じ状況になった人は、アップデートして試してみることをおすすめします。
ウォッチフェイスがかっこいい! メニューもたくさん!
言語選択の部分で少し焦りましたが、なんとかセットアップが完了し、使用できる状態になりました。デフォルトのフェイスがかっこいいです。ディスプレイが大きいため見やすく、操作もしやすいです。
時計を見るために腕を上げると画面が表示されます。画面がオフの時は、時針と分針だけが表示されます。この状態もかっこよく、また、視線だけでぱっと時間を確認できて便利です。
試しに本体をあれこれ操作してみましたが、メニューが非常に豊富です。地味な機能ですが、「ポモドーロ タイマー」(作業と休憩のバランスをとるため、25分間の作業時間と、5分間の休憩時間を繰り返し測って知らせるというもの。何分間ずつ割り当てるかは変更可能)が気になりました。
次回は「Amazfit T-Rex 2」を装着して外出し、アウトドアでどう便利なのかに迫ります。
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