【2023年最新版】ダウンジャケットのおすすめ人気ブランド17選
寒い季節に欠かせない「ダウンジャケット」は、デイリー使いはもちろん、アウトドアでも活躍する防寒着の定番アイテム。今回は人気ブランドやおすすめ商品を紹介します。
寒い季節に欠かせない「ダウンジャケット」は、デイリー使いはもちろん、アウトドアでも活躍する防寒着の定番アイテム。今回は人気ブランドやおすすめ商品を紹介します。
ダウンジャケットの「ダウン」はどういう意味?
「ダウン」とは、アヒルやガチョウといった水鳥の羽根と羽根の間にある、羽根軸のない綿毛を指します。別名ダウンボールとも呼ばれ、タンポポの綿毛のような丸い形状が特徴。羽根軸のないダウンはとても柔らかく軽量で、保温性に優れています。
一方で、ダウンと一緒に使われることの多い「フェザー」は、水鳥の翼部分などに生えている、羽根軸を持つ羽根を指します。弾力性が高いため、ボリュームのあるシルエットづくりに生かされています。
ダウンジャケットの選び方
暖かさを重視するか、コスパの良さを重視するかなど、求めるものによって最適なダウンジャケットの選び方は異なります。ここでは、暖かさ・品質を決めるダウンの素材や、品質の基準となる指標、最適なサイズ感について紹介します。
ダウンとフェザーの割合をチェック
ダウンジャケットの多くは、「ダウン○%・フェザー○%」というように、含有量の割合が表示されています。保温性の高いダウンと、ボリュームのあるシルエットが作れるフェザーの割合によって、品質や価格などに違いが生まれます。
保温性が高く軽いダウンジャケットが欲しい人には、ダウン含有量が約70〜90%程度のモデルがおすすめ。一方でダウン含有量が高いモデルは値段が高い傾向にあるので、手頃なものが欲しい人や、高度な暖かさを求めない人は、フェザーの割合が高いモデルを選択肢に入れるとよいでしょう。
品質を表す単位、フィルパワー
ダウンジャケットの品質を表す単位に、フィルパワー(FP)があります。フィルパワーとは、羽毛の膨らみ具合を表す単位のことで、数値が大きいほど保温性に優れ、暖かく良質なダウンであるとされています。
一般的に、600〜700フィルパワーが良質なダウン、700フィルパワー以上は高品質なダウンとされています。街で着るのか、極寒地で着るのかによっても必要な暖かさは変わりますので、環境に合ったモデルを選ぶようにしましょう。
保温性を左右するサイズ感
快適な着心地を実現するためには、サイズ感もチェックしたいポイントです。ダウンジャケットは、体温で温められた空気をため込むことで保温性が高くなるので、体との間に隙間ができてしまうと、保温効果が下がってしまいます。そのため、高い保温力を求めるなら、体にジャストフィットするサイズを選ぶのがおすすめです。
また、大きすぎるサイズを選ぶと着膨れしてしまったり、動きにくくなってしまったりするというデメリットもあります。購入前に、自分に合うサイズを確認しておきましょう。
ダウンジャケットの人気ブランド17選
デサント(DESCENTE)
日本のスポーツウェア専門メーカー。流行に流されない、真のものづくりに主軸を置いたコレクションライン「デサント オルテライン」が展開する「水沢ダウン」は、防水性と保温性に優れた高機能ダウンジャケットとして人気を集めています。
デサントオルテライン 水沢ダウンジャケット オーバーサイズジャケット マウンテニア
水沢ダウンのハイスペックモデル「マウンテニア」のオーバーサイズ仕様。フードへの水・雪だまりを防ぐ「パラフード」システムを搭載しているのが特徴で、悪天候下でも快適な着心地を保てるように工夫されています。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)
米国の人気アウトドアブランド。あらゆるアクティブシーンに適したアイテムを展開しています。ダウンジャケットは、代表的なモデル「ヌプシジャケット」をはじめ、多種多様な機能・デザイン性を持つラインアップとなっています。
ヌプシジャケット
ノースフェイスの代表的なモデル。本商品は、1990年代に発売されたダウンジャケットを、当時の仕様はそのままに、サイズ感を現代版にアップデートしています。シンプルで使いやすいデザインで、アウトドアからタウンユースまで幅広く着用できます。
カナダグース(CANADA GOOSE)
カナダの高級ダウンブランド。創業当初から、極寒地での作業に適したウェアを製造しています。緻密な作業と職人の確かな手仕事によって生み出されるジャケットは、北極圏の厳しい環境にも耐えうる高品質な仕上がりです。
ラングフォード パーカ 2062MA
長めの着丈にすることで、防寒性を高めているモデル。素材には、過酷な環境や悪天候にも対応できる、保温性の高いアークティックテック生地を使用しています。耐久性と防寒性を両立しつつ、モダンなデザインに仕上げた一着です。
ナンガ(NANGA)
日本のアウトドア用寝具メーカー。寝具メーカーとして培ったノウハウを生かした衣料の展開も行っています。特に人気なのが、ナンガ独自の防水透湿素材「オーロラテックス」を使用した「オーロラダウンジャケット」。着心地の良さに定評があります。
N1AJ オーロラ ダウンジャケット
アウターシェルに「オーロラテックス」を採用したナンガの代表的なモデル。保温力と防水防風性を備えた高機能なジャケットです。少し大きめのシルエットとラグランスリーブを採用することで、厚い衣服の上から着用しても窮屈さを感じにくいです。
タトラス(TATRAS)
イタリアのミラノを拠点に持つファッションブランド。上質な素材として知られる、ポーランドのホワイトグースダウンを使用しており、保温力が高いのが特徴です。また、洗練された美しいシルエットも人気を集めています。
FEERON ダウンコート
ダウンステッチが表に出ていない、すっきりとしたシルエットが特徴的な、オーバーサイズのダウンジャケット。スタイリッシュなダウンが欲しい人におすすめです。中綿の素材は、ダウン90%・フェザー10%で、保温性が高いです。
スノーピーク(Snow Peak)
新潟県三条市に本社を置く日本のアウトドア総合メーカー。優れた機能性とデザイン性を兼ね備えた、テントやタープ、マグカップなどのキャンプ用品が有名ですが、高機能でセンスの良いウェアも人気を集めています。
FR2Lダウンジャケット
たき火スペックのアウターシリーズ「FR 2Layer Down」のダウンジャケット。800フィルパワーのハイスペックダウンを採用しており、極寒地にも対応できる仕様です。気温や天候に合わせてフードを取り外し、スタンドネックにすることも可能です。
モンベル(mont-bell)
著名な登山家・辰野勇氏が創業した日本のアウトドア総合メーカー。機能的でありながらリーズナブルな価格帯の商品が多く、コストパフォーマンスが高いことで知られています。
アルパイン ダウンパーカ
究極の暖かさと軽さを備えた、800フィルパワー「EXダウン」を採用したダウンジャケット。表地に撥水加工を施しているため雨や雪にも対応可能で、厳冬期登山の防寒着としても高いパフォーマンスを発揮します。
デュベティカ(DUVETICA)
イタリアのダウン専業ブランド。モンクレールでデザイナーを務めていた、ジャンピエロ・バリアーノが創業しました。フランス産の上質なダウンを使用。縫製は主に、ヨーロッパで最高レベルの技術を持つ、ブルガリアのダウン専業工場で行っています。
ダウンジャケット GERAINT
ロング丈の定番ダウンジャケット。ブランドのアイコンともいえる、フードトップまで続くフルジップと、N3-Bのようなシルエットが特徴的。最上級フォアグラ用に飼育されている原羽毛からしか生産できない、ガチョウの胸元の産毛「グレイグース」を使用しています。
ピレネックス(PYRENEX)
フランスの老舗ダウンメーカーが展開するアパレルブランド。ピレネー山脈の麓という厳しい気象条件で育ったダックから採取した、保温性の高いダウンを使用した質の高いウェアを生み出しています。
アヌシー ファー付きダウンジャケット
街着にぴったりな、細身シルエットのミドルレングスダウンジャケット。高い撥水性を持つ生地や、風の侵入を防ぐダブルジップフロントを採用しています。毛足が長くボリュームのあるラクーンファーは、取り外しが可能です。
ウールリッチ(WOOLRICH)
米国の老舗アウトドアアパレルブランド。創業以来、数多くの高品質なウェアを生み出しています。中でも1972年に誕生した代表的なモデル「アークティックパーカ」は、機能性とデザイン性を備えたダウンウェアとして、世界的な人気を誇っています。
アークティックダウンパーカーバイプロダクトラムファー
厳冬環境下での長時間使用を想定したモデル。防水透湿性を持つゴアテックス(GORE-TEX)素材を採用しており、縫い目には独自のシームテープ加工を施した完全防水仕様となっています。グローブ着用での使用を前提とした、大きめのポケットやジッパー設計など、細部までこだわりが感じられます。
ダントン(DANTON)
フランスの老舗ワークウェアブランド。シンプルで洗練されたデザインやディテールが特徴です。ビームス(BEAMS)などのセレクトショップの別注アイテムも展開しており、特別感のあるラインアップが魅力です。
ホワイトグース フードダウンジャケット
1970年代後半から80年代前半のレトロなダウンジャケットをモチーフにした、シンプルで機能的なデザイン。ポケットの内側には起毛素材を使用しており、ハンドウォーマーとしても活躍します。袖口は二重構造で、保温性を高めています。
ショット(Schott)
米国の老舗レザーウェアブランド。世界初の、フロントジッパー採用のライダースジャケットを生み出したことで知られています。革製品のみならず、さまざまなスタイルのアパレル製品を展開しています。
クラシック2トーン ダウンジャケット
ショットの定番ダウンジャケットをリニューアルし、クラシカルなスタイルとして再構築したモデル。中綿素材はダウン80%・フェザー20%で、600フィルパワーです。素材の切り替えやステッチによってボリュームを出すなど、メリハリのあるデザインに仕上げています。
ヘルノ(HERNO)
イタリアのラグジュアリーファッションブランド。上下で素材が異なる“切り替えダウン”などが人気です。エレガントなデザインが特徴の、ダウンジャケットやコートなどのアウターを中心に展開しています。
ポーラテック 撥水ナイロン フーデッド ダウンジャケット
強撥水・防寒・軽量で、高機能素材を使用したダウンライン「POLAR-TECH」のモデル。ヘルノを代表する強撥水のナイロン生地を使用しており、水を弾くのはもちろん、程よい光沢感で高級感も演出します。
西川ダウン
日本の寝具メーカー「西川」とセレクトショップ「ナノ・ユニバース(nano universe)」のコラボブランド。羽毛布団を手掛けている西川と、デザイン性の高いアイテムを展開するナノ・ユニバースの技術を融合し、高い機能性とデザイン性を備えたウェアを生み出しています。
SOLOTEX MATSUMIダウン
カシミヤを上回るともいわれる滑らかな肌触りと、シワになりにくいのが特徴的なSOLOTEX(ソロテックス)を使用したモデル。体格が大きく良質な羽毛が採れる、フレンチダックのダウンを採用しており、軽量性・保温性を高めています。
シエラデザインズ(SIERRA DESIGNS)
米国のアウトドアブランド。1968年に発売された、透湿撥水素材を先取りした代表作「オリジナル60/40マウンテンパーカー」が有名です。長年の技術や経験を生かし、ダウンジャケットやバッグ、キャンプ用品など幅広いアイテムを展開しています。
7951K Down Sierra ジャケット
マウンテンパーカーと並ぶ、シエラデザインズの代表的なモデル。550フィルパワーのダウンを85%、偏りを防ぐためのフェザーを15%組み合わせており、軽量で保温力の高いジャケットに仕上げています。
マムート(MAMMUT)
スイスで設立された、長い歴史と伝統のある登山用品製造ブランド。製品ラインアップは、フットウェア、バックパック、クライミングハードウェアなど多岐にわたります。シンプルなデザインと質の高さで人気を集めています。
Roseg IN Hooded Jacket AF Men
タウンユースに適した、フード付きのきれいめダウンジャケット。700フィルパワーで、中綿素材はグレーグースダウン90%・グレーグースフェザー10%と保温力が高いです。また、防風性・防水性に優れた2レイヤーを採用しています。
ワイルドシングス((WILD THINGS)
米国のアウトドアブランド。ダウンよりも暖かいといわれている「プリマロフト(人工羽毛)」などの高機能素材を使用しており、陸軍や海兵に製品を提供するなど、機能性の高さに定評があります。
ハッピージャケット22
ビッグシルエットが特徴的な、ワイルドシングスの人気モデル「モンスターパーカー」と並ぶ代表作。デイリーユースを想定し、中綿量を調整して軽めの仕上がりに。裏面にポリウレタンコーティングを施すことで、防風性を高めています。また撥水加工もしており、自宅で水洗いが可能です。
ダウンジャケットの定番コーデ
カジュアルな印象の強いダウンジャケットですが、選ぶカラーや合わせるアイテムによって、さまざまなスタイリングが可能です。ここでは、ダウンジャケットを取り入れたコーデ例を紹介しますので、着こなしの参考にしてみてください。
ジョガーパンツ×ダウンのスポーツMIXスタイル
ややゆったりとしたサイズのダウンとジョガーパンツに、きれいめニットとシューズを合わせたスポーツMIXスタイル。カジュアル感の強いダウンと、リラックスパンツを合わせることで、程良く力の抜けたこなれた印象に仕上がります。
ボリュームを抑えたシルエットできれいめに
ボリュームを抑えたすっきりとしたシルエットのダウンと、無地の白ニットを合わせたきれいめコーデ。ダウンのハリ感とジャストサイズにより、洗練された雰囲気を演出しています。パンツはスラックスやスキニーを合わせると、バランスよくまとまります。
ホワイトカラーで清潔感あふれる抜け感コーデ
白のダウンに、オフホワイトのパンツを合わせた清潔感あふれるコーデ。ダウンジャケットはどうしてもブラックやネイビー、ブラウンなどのダークカラーを選びがちですが、あえて明るい色を取り入れることで、一気に抜け感のあるコーデに仕上がります。
ダウンジャケットのお手入れ方法について
皮脂などの汚れがダウンジャケットに付いてしまうと、空気をため込みにくくなり、保温力が低下してしまいます。そのため高い保温力を維持するには、定期的な洗濯などのお手入れが必要です。長く着用できるように、適切なケアを行いましょう。
ダウンジャケットの洗濯方法は、自宅で手洗いをするか、クリーニングに出すのが一般的です。まずは洗濯表示で、手洗いのマークや、水洗いができるかをチェックしましょう。水洗いができない場合は、クリーニングに出す必要があります。
手洗いができるダウンジャケットでも、羽毛のほぐし方や干し方に気を遣う必要があり、手間がかかることが多いです。また、上手くケアできないと型崩れしてしまうことも。お気に入りのダウンジャケットを長持ちさせるために、基本的にはクリーニングに出すことをおすすめします。
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