「フリマアプリ」おすすめ6選 主要アプリを徹底比較 手数料や支払方法、特徴が一目で分かる!【2023年最新版】
不用品を売ったり、副業のツールとして使われたりする「フリマアプリ」。すでに利用している人がたくさんいる一方で、最初の一歩を踏み出せない人もいるでしょう。その理由は、フリマアプリの種類が多い、特徴が分からない、そもそもメリットが見出せないなどがあるのではないでしょうか。そこでこの記事では、具体的なフリマアプリの特徴と、選ぶ基準などを解説します。
不用品を売ったり、副業のツールとして使われたりする「フリマアプリ」。すでに利用している人がたくさんいる一方で、最初の一歩を踏み出せない人もいるでしょう。
その理由は、フリマアプリの種類が多い、特徴が分からない、そもそもメリットが見出せないなどがあるのではないでしょうか。そこでこの記事では、具体的なフリマアプリの特徴と、選ぶ基準などを解説します。
川崎 さちえ
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
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フリマアプリのメリットとは?
まずはフリマアプリを使うメリットをおさらいしておきましょう。
登録がスムーズで、始めるハードルが低い
何か新しいことを始めようと思っても、登録に手こずってしまうと、途中で諦めてしまうこともあります。
でもフリマアプリなら、登録が比較的簡単に行えるので、途中でやめたくなることはほぼありません。しかも友人から招待されると(招待コードなどを使用)、フリマアプリ内で使えるポイントがもらえるなど、お得な仕組みもあります。
初めてでも手軽に利用できる
フリマアプリって難しいのでは? との声もあります。写真撮影や商品説明の記入はありますが、例えばSNSへの投稿と大きな違いはないでしょう。もし抵抗があるなら、最初は購入者として利用して、慣れてきたら出品者になるのも方法の1つです。
利用者が多いため、売れやすくて探しやすい
日本最大のフリマアプリ「メルカリ」では、月間ユーザーが2000万人を超えています。とても大きな市場なので、自分が欲しいものが見つかりやすいのです。逆に出品者として不用品を出品しても、買ってくれる人がたくさんいます。すでにユーザーが集まった状態なので、自分で集客をする必要がないのも大きなメリットです。
トラブル防止の仕組みが整っている
フリマアプリに二の足を踏む理由の1つは、トラブルへの警戒心です。商品が届かない、思っていたようなものと違うなど、トラブルが起きているのは事実です。でもフリマアプリにはトララブルが起きた際に問い合わせる窓口があります。
また金銭に関するトラブルについては、商品が到着してから出品者にお金が入る仕組みなので、購入者の安全もしっかりと守られています。トラブルが起きないとは言い切れませんが、万が一のときの対処法は整っているので安心です。
フリマアプリの選び方
たくさんのフリマアプリがある中で、何を使って良いのか悩んでしまうこともあります。ここでは選ぶときの基準を紹介します。
売りたいもの・買いたいものから選ぶ
フリマアプリにはそれぞれ得意とする分野があります。例えば「メルカリ」や「PayPayフリマ」は多様な商品がある総合的なフリマアプリです。でも中には、トレーディングカードを得意とするフリマアプリや、スニーカーを専門とするフリマアプリもあります。
自分が何を売買したいのかを考えて選ぶこともできます。
販売手数料
フリマアプリでは、販売した金額に対して販売手数料がかかります。その割合はフリマアプリにより異なるので、できるだけ販売手数料が低いフリマアプリを選ぶとコスト削減につながります。
出品アイテムが売れやすいか
出品したものが全然売れないと、フリマアプリも長続きしなくなってしまいます。ある程度の市場規模があり商品に動きがあって、出品したら売れやすいというのも選ぶポイントになってきます。
欲しいものを探しやすいか
これも市場規模に関連してきますが、欲しい商品を探してもなかなか見つからないと、フリマアプリで探そうとは思わなくなってしまいます。検索をすれば欲しい商品がヒットする程度に、出品物がそろっていると使いやすいでしょう。
支払いがスムーズか
支払いのシステムが整っていて、決済方法も豊富にそろっていると、支払いがスムーズです。購入後すぐにスマートフォンで決済できるか、などがポイントになってきます。
個人情報がしっかり守られているか
フリマアプリを利用したことで、名前や住所、電話番号などの個人情報が流出してしまった……なんてことは避けたいところです。取引相手に個人情報を提示することなく取引ができるかどうかも、フリマアプリ選びでは重要なポイントです。
売上金を使いやすいか
商品を販売後は売上金が入ってきますが、その使い方も考えておきたいところです。銀行口座へ出金する場合には手数料がかかるため、電子マネーや二次元バーコード決済、よく使うポイントなどに使えると便利です。
おすすめの「フリマアプリ」6選
ここからは具体的にフリマアプリを解説していきます。
メルカリ(mercari)
「メルカリ(mercari)」は月間ユーザーが2000万人を超える、日本最大のフリマアプリです。出品禁止物以外であれば出品できる総合的な市場なので、自分の欲しいものが見つかりやすいです。またユーザーが多いので、出品物が売れやすいという特徴もあります。
一方で、メルカリ特有の「ローカルルール」も存在します。例えば「専用出品」や「即購入禁止」などです。公式ルールではありませんが、ユーザー間では暗黙の了解となっています。また「値下げ交渉」も頻繁に行われています。売上金は現金で引き出せる他、メルペイ残高として使用することもできます。
- 販売手数料:販売価格の10%
- 匿名配送:可能
- 売上金を引き出すための振込手数料:200円
楽天ラクマ
「楽天ラクマ」は、楽天が運営するフリマアプリです。メルカリほど市場規模は大きくありませんが、総合的なフリマアプリといえます。楽天IDとの連携が可能で、もともと楽天サービスを使っている人なら、始めやすいでしょう。クーポンの発行頻度が高いので、購入者にとっても使い勝手が良いフリマアプリです。
売上金は商品の購入や現金として引き出すことが可能で、楽天キャッシュにチャージして電子マネーとして使用することもできます。
- 販売手数料:販売価格の6.0%+税
- 匿名配送:可能
- 売上金を引き出すための振込手数料:楽天銀行の場合は1万円以上が無料、1万円未満が210円。他銀行の場合、金額を問わず210円(売上残高が1000円以上の場合しか振込申請できない)
PayPayフリマ
「PayPayフリマ」も、メルカリや楽天ラクマと同様に総合的なフリマアプリです。販売手数料が5%と、フリマアプリの中でも安く設定されています。コストが抑えられるので、その分販売価格を安く設定できるメリットがあります。支払いや売上金の受け取りがPayPayアプリでできるので、お金の管理がしやすいのも使いやすいポイント。また、動画を使った「動画出品」ができる唯一のフリマアプリです。
- 販売手数料:販売価格の5%
- 匿名配送:可能
- 売上金を引き出すための振込手数料:PayPay銀行の場合は無料、他銀行は100円
ヤフオク!
「ヤフオク!」はオークション形式のサービスです。とはいえ定額で出品ができ、さらにPayPayフリマとの連携ができるのも特徴です。ヤフオク!はフリマアプリよりも歴史が長く、マニアやコレクター向けの商品もそろっています。売上金は現金で受け取るか、PayPay残高にチャージできます。
- 販売手数料:落札システム利用料としてYahoo!プレミアム会員は8.8%(税込)、それ以外は10%(税込)
- 匿名配送:可能
- 売上金を引き出すための振込手数料:PayPay銀行の場合は無料、他銀行は100円(税込)
magi(マギ)
「magi(マギ)」はトレーディングカード専門のフリマアプリです。現在はスニーカーやホビー系も扱っていますが、品ぞろえとしてはカードゲーム関連のものが多くなっています。
マニアが集まるフリマアプリなので、適切な価格での取引が行われています。また楽天ラクマと連携しているので、magiに出品した商品が、楽天ラクマにも同時掲載されるようになりました。売上金は指定の銀行口座への振り込みとなります。
- 販売手数料:6.6%(税込)※ただし取引手数料優遇サービスの対象になる場合は変動
- 匿名配送:可能
- 売上金を引き出すための振込手数料:一律200円
スニーカーダンク
「スニーカーダンク」はスニーカーを得意とするフリマアプリです。プロの鑑定士が鑑定していることもあり、本物補償が付いています。レアで高額なスニーカーの取引が可能となります。
取引方法は、商品が購入された出品者は、スニーカーダンク宛に商品を送ります。鑑定を受け、問題がなければ購入者に送られます。手数料は購入者と出品者の両方にかかります。またヤフオク!との連携もあるので、条件を満たした場合は同時出品も可能となります。
- 販売手数料:会員ランクに応じて手数料率が変動(レギュラーは9.5%、ブロンズは9.0%、シルバーは8.5%、ゴールドは8.0%、プラチナは7.0%)
- 匿名配送:可能
- 売上金を引き出すための振込手数料:3万円未満200円(税込)、3万円以上300円(税込)
複数のフリマアプリを使いこなしてみよう
現在複数のフリマアプリが混在している状況ですが、自分が取引したいものに合わせてフリマアプリを選ぶことが可能です。もちろん市場規模や販売手数料を選ぶ基準にしてもよいでしょう。複数のフリマアプリを使い分けることで、コストを抑えながら適切な場所での取引が可能になりそうです。
Amazonで購入できる「フリマアプリ出品時に役立つアイテム」
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