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「レース向け自転車ヘルメット」おすすめブランド3選 普段使いでも圧倒的な快適性【2023年4月版】

2023年4月1日から、自転車利用者のヘルメット着用が年齢を問わず努力義務化されました。自転車ヘルメットは万が一の際に頭部を守ってくれる重要な安全装備です。自転車ヘルメットにもさまざまなブランドがありますが、レースでも使用されるようなしっかりとしたブランドのものを選べば安心です。

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 2023年4月1日から、自転車利用者のヘルメット着用が年齢を問わず努力義務化されました。自転車ヘルメットは万が一の際に頭部を守ってくれる重要な安全装備です。自転車ヘルメットにもさまざまなブランドがありますが、レースでも使用されるようなしっかりとしたブランドのものを選べば安心です。

自転車ヘルメット
OGK KABUTO「IZANAGI」(出典:Amazon

 ここでは、レースシーンでも採用される信頼性の高いブランドとそのおすすめモデルを紹介します。製品選びの参考にしてみてください。

福山忠秀

福山忠秀

Fav-Log編集部員。学生時代はモノ系ブログを運営し、大学卒業後はモノ系媒体の企画営業としてスマートフォンやオーディオ製品のプロモーションに携わる。その後もコンシューマー向け媒体で、企画・進行として6年の経験を積んだのちFav-Log編集部へ。趣味のモノはカメラやオーディオをはじめとした家電・ガジェットや、自転車、ファッションなどデジタルからアナログまで多岐にわたり、気になった製品ジャンルはとことん調べるデータ収集タイプのオタク。

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レース向けヘルメットがおすすめな理由

 自転車ヘルメット選びではサイズ、フィット感、安全性、軽さ、通気性が重要です。レースで使われるヘルメットは、長時間かつ高速走行での使用を想定しており、これらの要素を高いレベルで備えています

 ハイエンドモデルであれば、これに加えて空気抵抗なども徹底的に考慮されているので、長時間の走行でもより疲労を抑えられます。レース向けの本格的なモデルは一般的なヘルメットより値段が高い傾向にありますが、少しでも快適なヘルメットが欲しい人にはおすすめです

自転車ヘルメット
GIRO「SYNTAX MIPS AF」(出典:Amazon

 今回紹介するヘルメットはいずれも日本自転車競技連盟(JCF)公認となっており、JCFと加盟団体が主管する自転車競技で使用できます。JCF公認ヘルメットになるためにはJCFの競技規則や試験基準に適合している必要があり、安全性の担保にもなっています。

 またレース向けのモデルでは、二層設けられたライナーが衝撃の瞬間ずれることで、ねじれ方向の衝撃を緩和する「MIPS(ミップス)」と呼ばれる機構かそれに準じた安全機能を搭載しており、より安全性が高いモデルが多くなっています。

おすすめブランドと商品|Giro(ジロ)

 GIROは1985年創業のアメリカ カリフォルニア州サンタクルーズに本拠を置くサイクリングアクセサリーブランド。自転車ヘルメットのリーディングブランドの1つで、幅広いラインアップを持ちつつ、レース向けの高品質なヘルメットも提供しています。

 レースシーンではCanyon SRAM RacingなどのUCIワールドチーム(世界的な自転車ロードレースの年間シリーズ戦の最高カテゴリー)への供給も行っています。

GIRO ECLIPSE SPHERICAL AF

自転車ヘルメット
GIRO「ECLIPSE SPHERICAL AF」(出典:楽天

 ECLIPSE SPHERICAL AFは高次元のエアロ効果と、通常エアロヘルメットでは弱点となる冷却効果を兼ね備えたいい所取りのヘルメットです

 外からの空気を頭部全体へ効率良く通すようにデザインされており、ヘルメット内に空気を滞留させることなく後部へ排出・通気させることで、高い冷却効果を発揮します。

 安全面でも2層構造のシェルが独立してスライドするように動き、衝撃を緩和するMIPS SPHERICALを搭載しています。

 重量もMサイズで278gと軽量。自転車ヘルメットに求められる性能を高いレベルで兼ね備えたモデルです。

GIRO SYNTAX MIPS AF

自転車ヘルメット
GIRO「SYNTAX MIPS AF」(出典:Amazon

 SYNTAX MIPS AF はRoc Loc 5 Air MIPSという機構を搭載していることが特徴です。

 Roc Loc 5 Air MIPSは高さや幅など上下左右への調整可動域の広いRoc Loc 5 Airシステムと、頭部への衝撃保護システムであるMIPSを融合させた新しいフィットシステムです。従来のMIPSであった2つの内部層を一体化させることで簡素化し、かさばらない快適な付け心地とクーリング性能を両立しています

おすすめブランドと商品|BELL(ベル)

 約70年前に創業したBELLは、1975年に世界初の自転車専用ヘルメットを発表した老舗です。オートレーシング、モーターサイクル向けのヘルメットも手がけ、さまざまなレースシーンで培った技術と安全性が特徴です。

 レースシーンでは、UCIワールドチームのBMCレーシング(CCCチームの前身)に供給していました。

BELL XR SPHERICAL

自転車ヘルメット
BELL「XR SPHERICAL」(出典:楽天

 XR SPHERICALはBELLのフラッグシップモデルです

 「DEEP ROAD」というコンセプトに基づき、アスファルトはもちろん、グラベルやトレイルまでカバーするマルチプレイヤーとして設計されており、クロスカントリー用ヘルメット並みの頭部保護範囲とロードレースで使えるエアロダイナミクス、軽量性(Mサイズで285g)を兼ね備えたモデルとなっています。

 安全面でもMIPS SPHERICALや、外しやすいにもかかわらず耐荷重性に優れたフィドロックバックルなどの最新機能を備えています。

BELL FORMULA MIPS

自転車ヘルメット
BELL「FORMULA MIPS」(出典:楽天

 FORMULA MIPSはミドルグレードながら上位グレードが有するさまざまな機能を搭載したモデルです。

 安全機能であるMIPSにそれと連動したフロートフィットシステム、額の汗が顔に垂れてこないように誘導するスウェットガイドに加えて、エアロダイナミクスを考慮したデザイン、広々としたベンチレーションなどレースに求められる機能・デザインを備えたモデルです。

おすすめブランドと商品|OGK KABUTO(オージーケーカブト)

 OGK KABUTOは日本発のヘルメットブランドです。1982年からオートバイ用、サイクル用ヘルメットの本格的な製造販売を手がけ、自転車ヘルメットでは国内トップシェアを獲得しています。

 レースシーンでも全日本実業団自転車競技連盟の日本最高峰カテゴリー「Jプロツアー」に参戦中の「チームブリヂストンサイクリング」、「チームマトリックスパワータグ」の2チームにヘルメットを供給しています。

OGK KABUTO IZANAGI

自転車ヘルメット
OGK KABUTO「IZANAGI」(出典:Amazon

 IZANAGIはOGK KABUTOのフラッグシップモデルです。

 最大の特徴は、高温多湿な日本の夏に対応した高い冷却性能です。ヘルメット内部に熱気が滞留しないよう徹底したエアインレットの配置とエアルートを確保し、空冷効率を高めています。エアインレットの大型化に伴う強度不足を補う「レインフォースメント・ブリッジ」を採用し、剛性も確保しています。

 フィット感の良さなどさまざまな快適性能を備えつつ、重量もS/Mサイズで225gと、フラッグシップの名に恥じない高性能モデルです。

OGK KABUTO VOLZZA

自転車ヘルメット
OGK KABUTO「VOLZZA」(出典:Amazon

 VOLZZAは上位モデルの最新機能を搭載し、空冷機能とかぶり心地を重視したミドルクラスのレーシングモデルです。

 きめ細かな調整と均一な締め付けを実現するBOAアジャスター、優れた通気性を実現する効率のよいエアホール配置、汗を素早く蒸散しサラッと快適に保つCOOLMAXの採用──など、快適性能を多数搭載しています。重量もS/Mサイズで235gと他社フラッグシップモデル並みの軽さです。

フィッティングやサイズ選びも重要

 ヘルメットを選ぶ際には、サイズやフィット感、デザイン、機能を考慮して自分に合ったものを選びましょう。

 特に海外ブランドの場合、日本人にあまりフィットしないモデルもあります、アジア人向けのフィットモデルがある場合は、それを選ぶと失敗が少ないでしょう。正しいサイズとフィッティングを選んで安全、快適なサイクリングを楽しんでください。

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