「バイク洗車用品」おすすめ6選&洗い方を紹介 愛車を長持ちさせる洗車習慣を身につけよう【2023年5月版】
「洗車」をすることで外観を美しく保てるのはもちろん、海水や路面凍結防止剤に含まれる塩分、空気中のホコリに含まれる酸化物を除去することができます。また、隅々まで掃除することにより、異常箇所や摩耗の早期発見にもつながります。
「洗車」をすることで外観を美しく保てるのはもちろん、海水や路面凍結防止剤に含まれる塩分、空気中のホコリに含まれる酸化物を除去することができます。また、隅々まで掃除することにより、異常箇所や摩耗の早期発見にもつながります。
ここではバイクの洗車におすすめのアイテムと洗い方について紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
大屋雄一
モーターサイクル&自転車ジャーナリスト。短大卒業後、好きが高じて二輪雑誌の編集プロダクションに就職し、6年の経験を積んだのちフリーランスへ。ニューモデルの試乗記事だけでもこれまでに1500本以上執筆し、現在進行形で増加中だ。また、中学〜工高時代はロードバイクにものめりこんでいたことから、10年前から自転車雑誌にも寄稿している。キャンプツーリングも古くからの趣味の一つであり、アウトドア系ギアにも明るい。
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基本は水を使った手洗い。表面に付着した汚れをさっぱりきれいに
美観を保ち愛車を長持ちさせるために、また売却時の査定額を落とさないためにも洗車は必要です。マンションなどの集合住宅では水を潤沢に使えないこともあり、水なし洗車をうたうケミカル剤も販売されていますが、基本的にはどのバイクメーカーもホコリによる傷付きを防ぐために、多量の水を使用した洗車を推奨しています。
さて、4輪の場合は洗車機という便利な機械がありますが、バイクにはそうしたものがないので、基本的には手洗いとなります。一部のコイン洗車場ではバイク専用コースを設けているところもあるので、マンション住まいの方は利用してみてはいかがでしょうか。
車両全体に水をかけて汚れを浮かせ、シャンプーで洗い流そう
洗車の手順は、まずバイク全体に水をかけて表面に付着した汚れを浮かせ、泡立てた洗剤で各部を洗浄。その洗剤を汚れとともに水で洗い流したら、最後にクロスで拭き上げます。手順は4輪の手洗いと全く同じなのですが、バイクの場合はぬれてほしくない、浸水してほしくない場所を養生しておくと、トラブルを未然に防ぐことができます。
具体的には、キーシリンダーやサイレンサーの排気口などです。適切なサイズにカットした養生テープを貼って浸水を防ぎましょう。そのほか、ホースで水をかける際は車体の前方から、かつ上方からが基本です。その際、エアクリーナーや電装品に水が入り込まないように注意してください。
ドライブチェーンなどへの注油やワックスがけもセットで行おう
クロスで車体表面の水分を拭き上げたら、腐食を防ぐためのワックスがけや、可動部への注油を行いましょう。近年はシャンプーだけでは落ちない汚れをきれいにする界面活性剤入りのワックスや、ガラス系コーティングが簡単に行えるスプレーなどが販売されており、いずれも効果は非常に高いのでおすすめです。
ドライブチェーンへの注油は、チェーンメーカーが走行1000kmごとに行うよう推奨しているほど重要ですし、特に洗車後はチェーン表面の油分が落ちてしまうので、サビ予防のためにもチェーンルブを塗布しましょう。
おすすめの「バイク洗車用品」はこれ!
デイトナ 中性シャンプー
バイクメーカーが推奨しているのは中性洗剤です。台所用洗剤でも代用できますが、バイク専用品は泡立ちと泡切れが良く、防錆剤入りの製品もあるのでおすすめです。デイトナの中性シャンプーは、希釈率が水1Lに対して本品キャップ1杯(約20ml)なので非常に経済的ですし、ボディだけでなくタイヤの表面まで使用できます。なお、エンジン停止直後や炎天下など、塗装面が熱い状態での使用はシミや色ムラの原因となるので避けてください。
AZ 洗車用スポンジ(二重構造タイプ)
カウリングやスクリーン、タンクなど、面積の広い場所を洗うのに便利なのがスポンジです。AZの洗車用スポンジは裏側がEPDMゴムとなっており、虫などのこびりついた汚れが落としやすいという特徴があります。スポンジはボリュームがあるので泡立ちが良いほか、手にフィットする形状なので作業性に優れます。
ピットギア ハイドロブラシ PG-278
エンジンや足周りなど、スポンジでは届かないような入り組んだ場所は毛足の長いブラシの出番です。タナックスのクリーニング用品ブランドであるピットギアでは、さまざまな形状の洗車用ブラシをラインアップしており、中でも万能的に使えるのがこのハイドロブラシです。大量の水分を含むことができるので、広範囲を一度で洗えるのもポイントです。
Amazonベーシック マイクロファイバークリーニングクロス
洗車後の水分の拭き上げやクリーナー系ケミカルを使用する際など、幅広く使えるのがマクロファイバークロスです。極細の化学繊維で織られた布なので吸水性が高く、使い古しのタオルなどよりも塗装面に優しいという特徴があります。水拭き用、ケミカル用、乾拭き用など、用途に応じて複数枚を使い分けるようにしてください。
シュアラスター ゼロフィニッシュ
バイクはもちろん、4輪や自転車など、外装塗装、金属、プラスチック類に使える、洗浄・艶出し・コーティング剤。スプレーして拭き上げるだけで、含有されているHGSクリーナーが頑固な汚れを浮かせてしっかり落とし、ハイブリッドコートが深い艶と撥水コーティングを作り出します。バイクなら燃料タンクなどの塗装面だけでなく、スクリーンや灯火類、ヘルメットのシールドにも使用OK。さらに耐熱検査300度までクリアしているので、マフラーに塗布しても問題ありません。
RK 純正チェーンルブ
油分によってホコリや泥などが付着しやすいことから、どうしても汚れが目立ちやすいドライブチェーン。バイクメーカーでは中性洗剤、もしくはシールを傷めない専用のチェーンクリーナーで汚れを落としたあと、チェーンルブを塗布するように説明しています。RKの「純正チェーンルブ」は、大手チェーンメーカーであるRKが開発した製品で、細部まで浸透しやすく、塗布直後から薄くて強い被膜を形成してくれます。
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