【車DIY】車中泊仕様にDIYした「我が家のバン」を紹介 DIYのコツとおすすめアイテム IKEAの木製ボックスが大活躍
筆者は中古で商用バンを購入し、車中泊仕様にDIYカスタマイズをして車中泊を日常的に楽しんでいます。今回は、筆者が夫とともにデザイン・DIYして作り上げた、「車中泊仕様のバン」について、DIYのコツやお気に入りポイントを紹介します。
筆者は中古で商用バンを購入し、車中泊仕様にDIYカスタマイズをして車中泊を日常的に楽しんでいます。自分の好みに合わせてデザインした車内はとても居心地が良く、車中泊以外でも利用しています。休日を車内で過ごしたり、車内で記事を執筆することもあります。
今回は、筆者が夫とともにデザインして作り上げた、「車中泊仕様のバン」について、DIYのコツやお気に入りポイントを紹介します。これから車中泊仕様に車内をDIYする人は、ぜひチェックしてみてください。
haru.
フリーランスライター・編集者。車中泊・バンライフ・キャンピングカー関連、生活・料理関連の記事を複数メディアで執筆中。夫婦でDIYしたバンで「休日バンライフ」として日常的に車中泊をしています。車中泊では車内でパソコン仕事をする他、料理・読書・ゲームをして楽しむ、完全なる「インドア派」。インテリア・ガジェット・ゲームも大好き。
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木材をたっぷり使用! 我が家のバンを紹介
我が家のバンの内装は、木の温もりを感じられるように、天井・壁・床全てを木材で覆っています。狭さを感じないように、明るい色の木材をふんだんに使用し、車内の居心地が良くなるように工夫しています。
木材をたっぷり使ったことで、車体がかなり重くなってしまいましたが、今のところ構造変更の必要もなく、毎年問題なく車検を通すことができています。木材を内装に取り入れているからか、どんなインテリアアイテムをプラスしても、自然になじんでいます。
好みのアイテムをたくさん取り入れることができるのが、うれしい点です。自分の好きなものに囲まれたナチュラルテイストの車内は、長時間過ごしていても居心地がとても良いです。
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もっともこだわったところは……「ベッド」
車中泊仕様にDIYカスタマイズをした我が家のバン。DIYする際のレイアウトで1番こだわったポイントは、車両後方にある広いベッドです。
就寝時にベッド展開が必要な仕様にしてしまうと、眠くなったときにすぐに寝ることができないと考えたのが理由です。ベッドを常設したいという思いがあったため、車内スペースの半分以上をベッドにし、残りのスペースを居住スペースにしました。
キッチンなどを制作しなかったため、意外とスムーズに完成することができました。広いベッド下は全て収納スペースにすることで、収納力もアップしました。
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車をDIYするときの4つのポイント
ここでは、筆者が車中泊仕様にベッドをDIYしインテリアを整えた際のポイントや、おすすめのアイテムなどを紹介します。
「マットレス」は、手作りベッドに合わせてカット
車内のベッドは夫がDIYしたのですが、車内スペースの関係上、通常のサイズよりも少し長さを短めに作っています。そのためベッドに載せているマットレスは、簡単にカットできるタイプのものを選びました。
簡単にカットできるタイプのマットレスなら、DIYしたベッドや車内の就寝スペースに合わせて、好みの大きさで使うことができます(ただ、カットについては自己責任でお願いします)。
IKEAの「木製ボックス」がベンチチェストや収納に便利
ベッド下収納やベンチチェストには、IKEAで購入した木製のボックス「KNAGGLIG(クナッグリグ)」を活用しています。「KNAGGLIG(クナッグリグ)」は、パイン材の組み立て式木製ボックス。持ち手が付いているので、引き出しにも最適です。
ベッド下の収納にはボックス2つを結束バンドでつなぎ、同時に引き出せるようにしています。
使用している木製ボックスのサイズは、約46(幅)×25(高さ)×31(奥行)cmとかなり大きめ。ベッド下に合計4つ、ベンチチェストに2つ使用しているため、調理器具や食器、着替え、洗面用具など、多くの車中泊アイテムを収納しています。
他に、約31(幅)×15(高さ)×23(奥行)cmと小さめサイズもあり、こちらは小物入れなどに便利な大きさです。公式オンラインストアでの販売価格は、大きめサイズが2499円(税込、以下同)。小さめサイズが1499円です。
ナチュラルテイストなアイテムを取り入れる
前述したIKEAの木製ボックスだけでなく、車内のインテリアは全てナチュラルテイストで統一しています。カーテンやシーツ、枕、クッションなどのファブリック類も、白やベージュなどのカラーをベースに、差し色として赤を加えています。
壁掛けフックやランタンなど細かいアイテムも、ごちゃごちゃとした印象にならないように色を統一しています。壁に取り付けたフックには、赤いリボンが目を引くカゴバッグを掛けて、インテリアのポイントに。収納力をアップしながら、統一感が出るようにしています。
フックを多用して、吊り下げ収納を増やす
車内の収納アップには「フック」がおすすめです。フックを上手に使うことで、シート背面や壁面などを隙間収納として役立てることができます。
おすすめは、シートのヘッドレストに引っ掛けるタイプのフックです。壁に穴をあける必要がないため、DIYをせずとも収納力をアップすることが可能です。
筆者はダイソーで購入したフックと、Napolex(ナポレックス)の「Fizz シートフック ベルトタイプ」の2つのフックを取り付けています。
フックにはシンプルで清潔感のあるデザインの収納バッグや、ランタンなどを掛けています。ドアのすぐ近くに配置できるので、頻繁に出し入れするアイテムの収納に最適です。
「Fizz シートフック ベルトタイプ」は、フック部分とループ部分のどちらにも荷物を掛けることができるので、収納力はバツグン。耐荷重は5kgなので、重さのあるアイテムも安定して掛けておくことができます。
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