【ファーウェイ】新製品オーディオグラス「HUAWEI Eyewear 2」って何がすごいの? 製品概要と注目ポイントを分かりやすく解説
ファーウェイ・ジャパン(華為技術日本)は11月24日、オーディオグラスの新モデル「HUAWEI Eyewear 2」を発売します。この記事では、新製品「HUAWEI Eyewear 2」の製品概要やポイントを分かりやすく解説します。
ファーウェイ・ジャパン(華為技術日本)は11月24日、オーディオグラスの新モデル「HUAWEI Eyewear 2」を発売します。
「オーディオグラス」という製品は、あまりなじみがないかもしれませんが、簡単に表現すると眼鏡の“テンプル”(こめかみに触れる棒状の部分)にスピーカーを搭載した製品のことです。スマートフォンなどと接続して音楽を楽しめるだけではなく、通話の応答・終了や音声アシスタントなどに対応した“スマートな眼鏡”というと分かりやすいかもしれません。
この記事では、新製品「HUAWEI Eyewear 2」の製品概要やポイントを分かりやすく解説します。
井上晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
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ファーウェイ製品とブランドコラボ製品について
ファーウェイのオーディオグラスについて予備知識なしだと、ラインアップの全体像が分かりづらいので、まずブランドコラボモデルの存在を認識しておきましょう。
元々、同社のオーディオグラスで日本市場向けに展開された主な製品としては、モール型クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」上で先行販売され、2021年7月から一般販売が開始された「HUAWEI×GENTLE MONSTER Eyewear II」などがありました。
こちらは製品名にもある通り、韓国発祥のアイウェアブランド「GENTLE MONSTER(ジェントル モンスター)」とコラボレーションした製品でした。
これに続き、同年12月に第1世代の「HUAWEI Eyewear(ファーウェイ アイウェア)」が発表されました。日本国内では、2022年5月に発売。なお、こちらのモデルは、ファーウェイが全てのフレームを担当している製品でした。
また同製品に関しては、同年6月から「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear」として、メガネチェーンであるOWNDAYSがフロントフレーム部分を担当したバージョンも登場しました。こちらはOWNDAYSの一部店舗や、オンラインストアにて取り扱われていました。
HUAWEI Eyewear 2は、この「HUAWEI Eyewear」シリーズの第2世代モデルです。同製品は11月24日に発売予定。家電量販店やECサイトなどで取り扱われます。
また今回も、OWNDAYSとコラボしたバージョン「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear 2」が用意されています。なお、コラボモデルの方が発売時期が早く設定されており、10月17日からOWNDAYSのオンラインストアで先行予約がスタートしており、11月3日にOWNDAYSの一部店舗やオンラインストアで一般販売されています。
「HUAWEI Eyewear 2」の注目したい3つの進化点
HUAWEI Eyewear 2では、第1世代モデルと比べてさまざまな要素が変更されていますが、ここでは主な進化ポイントとして、(1)軽さ、(2)スピーカー、(3)バッテリー、の3つをチェックしておきましょう。
1つ目は「軽さ」です。HUAWEI Eyewear 2のテンプルは幅約9.7mmで、第1世代モデルと比べると約20%スリムになりました。同様に、テンプルの先端部分も約28%スリムになりました。特に「チタニウムシルバー」モデルでは、テンプル部分の重量がシリーズ最軽量である約4.7g(レンズ含まず)まで下がっています。
2つ目は「スピーカー」です。前提としてHUAWEI Eyewearシリーズでは、メガネのテンプルにセミオープンスピーカーとマイクが搭載されており、耳をふさがずに楽曲を楽しんだり、通話をしたりできるようになっています。
スピーカーは、第1世代でも指向性の音響システムを採用して、音漏れを最小限に抑える仕組みになっていました。またマイクは、第1世代でも風切り音防止設計が採用され、通話時にユーザーの声を通話相手へクリアに届けられるようになっていました。
一方、新モデルでは、スピーカーの音量が約30%向上したほか、低音域も強化されています。また、スピーカーの音漏れもより少なく改良されています。
3つ目は、バッテリー持ちの強化と急速充電の対応です。まずHUAWEI Eyewear 2は、第1世代モデルと比べて、バッテリー容量が約30%増えました。これにより、フル充電状態で最大11時間の音楽再生、または最大9時間の音声通話が可能になっています。
また急速充電に対応したことで、満充電時間が第1世代では約85分かかったのに対し、新モデルでは約50分で済むようになりました。ちなみに、電源ランプがテンプルの側面に移動したことで、充電状況を確認しやすくなったこともポイントです。
ラインアップを確認
ファーウェイ・ジャパンが展開するHUAWEI Eyewear 2としては、ブラックとチタニウムシルバーの2色が用意されています。市場想定価格は、ブラックが3万7800円(税込、レンズ代込み、以下同)で、チタニウムシルバーが4万7800円です。
一方、OWNDAYSとコラボした「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear 2」としては、「スクエア型」「ブロウスクエア型」「ウェリントン型」「ボストンウェリントン型」の4種類のフレームデザインがあり、それぞれ「ブラック」と「グレー」の2色のカラーが展開されています。価格は、各3万7800円です。
なお、こちらのコラボモデルでは、マグネットでサングラスのレンズ(SNAP LENS)を脱着できる機構が備わっていることも注目したいポイントです。SNAP LENSの価格は1650円です。
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