登山好きライターが「2023年に買ってよかった登山ウェア」3選 タウンユースしやすい多機能ウェアも
登山好きライターが「2023年に買ってよかった登山ウェア」を紹介。よかった点はもちろん、気になったポイントも紹介するので、ウェア選びの参考にしてみてください。
2023年ももうすぐ終わり。山が好きなあなたは、今年どんな登山アイテムを購入しましたか?
今回は、登山好きライターが「2023年に買ってよかった登山ウェア」を紹介。よかった点はもちろん、気になったポイントも紹介するので、ウェア選びの参考にしてみてください。2024年も良いアイテムに巡り会えますように!
おかだあきほ
フリーランスのライター・編集者。元アウトドアショップ店員。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。自身の山体験や、店員時代の接客経験を生かし、リアルで深い内容を発信!リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。
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2023年に買ってよかった登山ウェア:ティートンブロス サブ ジャケット
ティートンブロスの人気保温着「サブ ジャケット」は、冬の登山やふもとでのダウン代わりとして使っています。同商品の最大の特徴は「Octa(オクタ)」と呼ばれる特殊素材が使われていること。
軽量で保温性が高い上に、吸湿速乾性にも優れている素材です。寒い環境下での運動中に体を暖かく保ちつつ適度に熱を逃すため、オーバーヒートを防げるメリットがあります。
筆者は1〜2月の低山ハイキングや、寒冷地でのふもと歩き(外気温2度ほど)などに着用しましたが、ほとんど寒さを感じることはありませんでした。また、ダウンやフリースを着て動くとムレることがありますが、それもほとんどありません。
行動中も休憩中も脱ぎ着をせずに着続けられたため、体温調整の手間がなく、目の前の景色に集中して楽しむことができました。
一方で多少通気性があるため、風の強い日には少し肌寒いと感じることもあるかもしれません。上にハードシェルやレインジャケットを重ねるとより暖かく過ごせるでしょう。
2023年に買ってよかった登山ウェア:パタゴニア レトロX・ベスト
パタゴニアの「レトロX・ベスト」はメンズ・レディース・キッズサイズがありますが、筆者はキッズのXXLサイズを着用しています。身長155cm・標準体型ですがXXLはゆったりで、大きめのパーカーの上からも重ね着しやすいサイズ感です。
キッズサイズを選んだ理由は価格。大人サイズの定価は2万4200円(税込、以下同)なのに対して、キッズサイズは1万5400円とリーズナブル。細かな使用や素材の差はあれど、この価格差は大きいため、サイズが合えばキッズの大きいものを選ぶのもおすすめです。
肉厚のパイル・フリース素材のため、肌寒い日も暖かく過ごせるレトロX・ベスト。「分厚いコートやダウンを着るまでではないが寒い」という状況で活躍しています。また、電車やバスで登山に出かける時に起こりがちな「山は寒いけれど乗り物の中は暑い」というときでも、体温調整がしやすく快適です。
一方、キッズサイズはサイドポケットにファスナーがないのが気になるポイント。ポケットに入れた小物をうっかり落としてしまうこともしばしば。ポケットをたっぷりと活用したい人は、ファスナー付きの大人サイズを選びましょう。
2023年に買ってよかった登山ウェア:アークテリクス ティーマ クルー SS
最後に紹介したいのは、アークテリクスから販売されているポリエステル100%の半袖Tシャツ「ティーマ クルー SS」。トレランと普段のランニング用に購入しましたが、暑い時期の登山でも活躍しました。
着てみた感想は、とにかく涼しい! 汗や湿気の抜けが良く、風が程よく通り抜けるため暑い日にもベタつかず、快適に着続けることができます。薄く適度に伸びるため、ぴったりサイズを着用しても脱ぎ着がしやすく、肌にベッタリとくっつく感触もありません。
ブランドロゴが大きく印字されているわけではないため、スポーティーさが抑えられているのも気に入っているポイント。チノパンやジーンズなどとも合わせられるため、日常でも着ていました。
気になるのは耐久性。まだ半年ほどしか使っていませんが、生地が薄いため、ギアが引っかかったり、洗濯を繰り返したりすると破れてしまう可能性があるのではないかと心配しています。耐久性はどれほどなのか、来年も使って観察してみたいと思います。
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