使い勝手が良い27インチクラスの「パソコンディスプレイ」おすすめ3選 FPSでカクつかない快適モデルも【2024年2月版】
今回は、ニーズが広がるパソコンディスプレイの中でも、大き目ながら普段使いに便利な27インチサイズモデルのおすすめを紹介します。
デスクトップパソコンに必須のパソコンディスプレイ。リモートワークの普及により、より快適な作業環境を求めるノートパソコンユーザーにも、そのニーズは広がっています。
また、2台以上のディスプレイをマルチディスプレイで使用するユーザーも増えています。今回は、ニーズが広がるパソコンディスプレイの中でも、大き目ながら普段使いに便利な27インチサイズモデルのおすすめを紹介します。
森坂光郎
古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。
→著者のプロフィールと記事一覧
一般的な仕事には24〜27インチ程度がおすすめ
パソコンディスプレイを選ぶ際に最も重要となるのは画面のサイズです。一般的な事務作業などを行う場合には24インチ程度がおすすめです。少し大きめのサイズのものが欲しいと感じるのであれば27インチ程度のものを選ぶのが良いでしょう。それ以上のサイズは画面から離れなければ画面の端のほうが見にくくなります。なお、もっぱら動画鑑賞にしか使用しないのであれば、それ以上の大画面でも画面から距離を取れば良いので問題ありません。
ゲームにおいてはFPSやアクションゲームであれば全体が見渡せる24インチ、MMORPGなどは迫力ある映像を楽しめる大き目サイズが良いでしょう。
解像度は1920×1080ピクセル表示の「フルHD」が主流。27インチのものには2560×1440ピクセルの「WQHD」といった解像度のものも多く発売されています。24インチサイズでもより高精細な4K(3840×2160ピクセル)のものも販売されていますが、仕事で使用するには、等倍表示では文字が小さく表示されてしまうなど、オーバースペックと言えます。画像などをより鮮明に表示したいなどの都合で4Kのものを使用する場合には、文字サイズの調整などが必要となります。また、高精細ディスプレイはマウスポインターの移動距離が長くなるといった不便もあります。ゲームにおいては、解像度が高いディスプレイほどパソコンのグラフィック性能が要求されるので、パソコン性能に合ったものを選びましょう。
ちなみに筆者は31.5インチの4Kモニターを使用していますが、これはゲームをプレイする際に、攻略法を確認しながら、Discordなどのチャットソフトで仲間と連携し、さらにゲーム画面を表示するためです。このようにウインドウを多く開き、多数の情報を同時に確認したい場合には、より大画面・高精細のものを選ぶのも良いでしょう。しかし、仕事で使用する際には24インチ程度のスペースしか使っていませんので、一般的な仕事用であればやはり24〜27インチクラスをおすすめしたいところです。
サステナビリティに配慮したディスプレイ
「B277UEbmiiprzxv」は、再生プラスチックやリサイクル素材を90%使用した、Acer「Vero」シリーズの2023年発売モデルです。画面サイズは27インチワイド、解像度は2560×1440ピクセルのWQHDと高解像度となっています。
最大150mmまでの高さ調整に加え、左右45度まで向きを変えられるスイベル機能、縦表示も可能な時計/反時計回り90度まで回転できるピボット機能など、自在に調整できるスタンドにより、好みに合ったポジションでの使用が可能です。
また、ディスプレイを囲むベゼル幅を狭く抑えたフレームレスデザインを採用しているので、マルチディスプレイ環境にも適しています。VESA規格(100×100mm)に対応し、ヘッドフォン端子、2W+2Wステレオスピーカーを搭載しています。Amazonでの販売価格は3万2800円(税込、以下同)となっています。
180Hzの高速駆動に対応したゲーミングディスプレイ
「GH-ELCG27WB-BK」は180Hzの高速駆動に対応したWQHD表示の27インチゲーミングディスプレイです。最高180Hzの高速リフレッシュレートと応答速度1msの高速表示に対応。画像の乱れや不規則な変化を排除する「Adaptive-Sync」を有効にすることで、動きの激しいゲームや映像でも遅延することなく滑らかに表示できます。
昇降やピボットに対応した多機能スタンドを搭載。ブルーライト軽減モードとフリッカーフリー技術と組み合わせることで、目と体への負担を軽減します。
入力インターフェースは、HDMI×2、DisplayPort×2の合計4つのポートを搭載。PIP/PBP機能を使えば画面に2つの映像を同時に表示することも可能です。カラーはスタンダードなブラックに加えて、ホワイトモデルもラインアップ。Amazonでの価格は2万6980円となっています。
ダイナミックな映像表現を実現したディスプレイ
「EX-GDQ271JA」は、アイ・オー・データ機器のゲーミングモニター「GigaCrysta」ブランドの27インチモデルです。WQHD表示で、フルHDと比べて約1.8倍の情報を表示できます。最大180Hzの高速リフレッシュレートに対応。FPSなどにおいては敵の視認性向上、追従性向上に役立ちます。
可変リフレッシュレート技術に対応しているため、ゲーム内FPS値が変動することによって発生するティアリング(画面のずれ)、スタッタリング(カクつき)に対してモニターも合わせて変動(可変)させることができ、画面のずれやカクつきの発生を抑制。快適なゲームプレイを体験できます。
映像入力はHDMI×2、DisplayPort×1を搭載。ゲーミングスタンドを採用しており、見やすい位置に高さや角度を調整することが可能。スタンドには目盛りがついているので、場所を移動させたり、他の人が使った後でも、簡単に好みの高さに再度合わせることができます。Amazonでの価格は4万3800円となっています。
最新「ディスプレイ」人気ランキングをチェック!
こちらの記事も要チェック!
関連記事
- 仕事用に“ちょうどいい”24インチサイズの「パソコンディスプレイ」おすすめ3選 用途別の選び方も解説【2024年1月版】
今回は、ニーズが広がるパソコンディスプレイの中でも、コンパクトで扱いやすい24インチサイズモデルのおすすめを紹介します。 - 話題のパソコンゲームがどこでも遊べる! 「ハンドヘルド型ゲーミングPC」最新機種おすすめ3選【2024年1月版】
ここ数年、ゲーム市場で存在感を発揮してきた「ハンドヘルド型ゲーミングPC」。その代表的な機種として、前編では「Lenovo Legion Go」を紹介しましたが、他にも魅力的な選択肢は多く存在します。ここでは、最近発売された主要な3機種を紹介。それぞれのモデルの概要と抑えておくべきポイントをチェックしていきます。 - 話題のパソコンゲームがどこでも遊べる! 「ハンドヘルド型ゲーミングPC」とは? メリットやデメリット、注目の最新機種を紹介
気になるゲームタイトルがパソコン向けにしか発売されず、家庭用のゲーム機ではプレイできない――そんな悩みを持つ人は少なくないのではないでしょうか?しかしスペースなどの問題からゲーミングPCを買うのも難しい――そんな人におすすめなのが「ハンドヘルド型ゲーミングPC」です。ここでは、ハンドヘルド型ゲーミングPCとはどういうものなのか、そして代表的な機種の特徴や価格感をチェックしていきます。 - レトロかわいい「タイプライター風キーボード」3選 心地よい打鍵音で、仕事がはかどる!【2024年1月版】
今回は、自宅でのパソコン作業用として密かに人気を集めている「タイプライター風キーボード」の中から、おすすめ商品を紹介します。 - 今売れている「ゲーミングキーボード」トップ10&おすすめ ラピッドトリガーや磁気スイッチなど流行り機能“全部入り”でU2万円のモデルは要チェック!【2024年1月版】
ゲーミングキーボードは、ゲーム操作のしやすさにこだわって作られたキーボードです。打鍵感や操作感に優れているほか、ゲームで有利になる機能を備えたモデルもあります。ここでは、今売れている人気の「ゲーミングキーボード」をAmazonの売れ筋ランキングからピックアップ。ランキングトップ10とともにゲーミングキーボードのおすすめ製品を紹介します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.