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飛行機移動での便利な使い方も 「まもサーチTag」「AirTag」で財布や鍵をすぐ探せるようになった【2024年2月版】

大事なものの紛失を防ぐために、取り入れたのが「AirTag」と「まもサーチTag」です。ここでは、筆者がこれらを使用した実体験をもとに、その便利さについて紹介します。

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 最近、年を取ったせいか、大事なものを置き忘れたり落としたりするようになりました

+Style まもサーチ3
+Style まもサーチ3(出典:Amazon

 若い頃は「大事なお財布を(鍵を)なくすはずがない」と思っていましたが、ここ数年の間に、海外でお財布を、近所のスーパーマーケットで自宅の鍵を落とす始末。お財布を紛失したときは、警察署で書類を作ってもらわないと保険が下りないと聞き、展示会取材中の貴重な半日を書類待ちのために警察で過ごしたのでした。そこで、大事なものの紛失を防ぐために、取り入れたのが「AirTag」と「まもサーチTag」です。ここでは、筆者がこれらを使用した実体験をもとに、その便利さについて紹介します。

房野麻子

房野麻子

徳間書店にて携帯電話雑誌の編集に携わった後、2002年からフリーランスライターとして独立。業界で数少ない女性ライターで、スマートフォンなどのモバイル端末紹介を中心に、Web媒体や雑誌で執筆活動を行う。


Twitter:@fusano

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「UWB」で探し物が見つかる! AirTag

 大事なものを紛失しても場所を把握できるように、今はトラッカーをお財布と鍵に付けています。iPhoneユーザーなので、1つはAppleの「AirTag」で、専用キーホルダーも購入して自宅の鍵に装着しています。

「探す」アプリでAirTagを装着した鍵の位置を確認
「探す」アプリでAirTagを装着した鍵の位置を確認

 「探す」アプリを起動したらだいたいの位置が分かります。近くにあることがわかっても見あたらないときは、「UWB(Ultra-Wide Band)」という超広帯域無線通信技術を使ってトラッカーのある方向がアプリで確認できます。それでも見つからないときは、トラッカーの音を鳴らして探します。

近くにあって見あたらないときは、アプリ内の「探す」メニューを使えば場所の方向がわかります
近くにあって見あたらないときは、アプリ内の「探す」メニューを使えば場所の方向がわかります

飛行機移動の際に荷物に入れて使える まもサーチTag

 もう1つ、お財布に入れているのは、IoT製品を開発・販売する+Styleが2023年2月上旬に発売した「まもサーチTag」です。

右がAppleのAirTag、左が+StyleのまもサーチTag。お財布に入れています。もう少し薄いと嬉しいサイズ感。
右がAppleのAirTag、左が+StyleのまもサーチTag。お財布に入れています。もう少し薄いと嬉しいサイズ感。

 まもサーチTagは、AppleのAirTagとほぼ同じように使えるのが魅力で、「探す」アプリで位置を確認できます。いつもはお財布に入れていますが、海外出張などで飛行機移動する際は、預け入れ荷物の中に入れて、荷物がちゃんと自分の乗った飛行機に積み込まれているかをチェックしていました。

 到着して荷物がベルトコンベアで運ばれてくるのを待っている際には、「探す」アプリを見ているとサッとアイコンが動いて近くに来たことが分かります。それまでは椅子に座ってゆっくり待っていればよいのです。

 AirTag同様、トラッカーが手元から離れるとiPhoneに通知が届きますし、音を鳴らすこともできます。なお、UWBには対応していないので、近くで方向を示してくれることはありません。それでもAirTagより価格が抑えめなので納得しています。

 また、電池を交換すると「探す」アプリで位置情報が更新されなくなり、初期化が必要になりました。とはいえ、ボタンを2回押して8秒間長押しすれば初期化は完了し、またちゃんと使えるようになりました。

 ECサイトによっては、すでに値下げして売っているところもあります。大事なものにはまもサーチTagを1つ忍ばせておくと、ちょっと安心できるかもしれません

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