「Apple Pencil」のラインアップを整理 どれを選ぶか迷ったら対応iPadと機能を比較表でチェック!【2024年5月版】
Appleは5月に「Apple Pencil Pro」を発表しました。「iPad」シリーズで手書き入力を実現するApple Pencilも今や複数のモデルがあるため、それぞれの違いを把握しておくことが重要です。ここでは、Apple Pencilシリーズのラインアップを整理し、機能の違いや対応モデルなどをチェックしていきます。
Appleは5月に「Apple Pencil Pro」を発表しました。「iPad」シリーズで手書き入力を実現するApple Pencilも今や複数のモデルがあるため、それぞれの違いを把握しておくことが重要です。
ここでは、Apple Pencilシリーズのラインアップを整理し、機能の違いや対応モデルなどをチェックしていきます。
井上晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
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Apple Pencil Pro
「Apple Pencil Pro」は、Apple Pencilシリーズの最上位モデルとして登場した製品です。指でぎゅっとペン軸を握ってツールパレットを表示する「スクイーズ」機能のほか、ペンの回転によってブラシツールなどをコントロールできる「バレルロール」機能、「探す」アプリでの位置確認などの新機能に対応していることがポイント。
また「ホバー」や「ダブルタップ」、端末側面に磁力で固定した状態でのワイヤレス充電など、後述する「Apple Pencil(第2世代)」が対応している機能もしっかりサポートしています。
公式ストア(オンラインのApple Store)における価格は、2万1800円(税込、以下同)。対応するiPadのモデルは、13インチiPad Pro(M4)、11インチiPad Pro(M4)、13インチiPad Air(M2)、11インチiPad Air(M2)の4機種に限られています。
Apple Pencil(第2世代)
「Apple Pencil(第2世代)」は、端末の側面に磁力で固定してワイヤレス充電が行えるモデル。公式ストア価格は2万1800円で、Apple Pencil Proとの差はありません。
対応する製品は、現行の「iPad mini(第6世代)」と、従来世代のiPad ProやiPad Airの一部モデルです。具体的には「12.9インチiPad Pro(第3〜6世代)」「11インチiPad Pro(第1〜4世代)」「iPad Air(第4〜5世代)」が挙げられます。
機能としては、対応するiPadにペン先を近づけた際に触れる場所をプレビューできる「ホバー」や、ペン軸をトントンッと指先で叩くことでツールの切り替え操作などが行える「ダブルタップ」などが挙げられます。
Apple Pencil(USB-C)
「Apple Pencil(USB-C)」は、広い機種に対応しているかつ、価格が抑えられたモデルです。公式ストア価格は1万3800円で、現行ラインアップのiPadシリーズには全て対応しているほか「12.9インチiPad Pro(第3〜6世代)」「11インチiPad Pro(第1〜4世代)」「iPad Air(第4〜5世代)」にも対応します。
一方で、機能はやや限られている点に注意。端末側面にマグネットでの固定はできますが、ワイヤレスペアリングやワイヤレス充電には対応しておらず、ペアリングと充電にはUSBケーブルを使う必要があります。また「ホバー」には対応しているものの、筆圧検知やダブルタップ操作には非対応のため、緻密なイラストを描画するような用途には不向きと言えるでしょう。
Apple Pencil(第1世代)
「Apple Pencil(第1世代)」は現行のラインアップだと「iPad(第10世代)」のみが対応している製品です。そのほか過去モデルでも使うことができ「12.9インチiPad Pro(第1〜2世代)」「10.5インチiPad Pro」「9.7インチiPad Pro」「iPad Air(第3世代)」「iPad(第6〜9世代)」「iPad mini(第5世代)」に互換性があります。価格は1万6800円です。
ペン軸のキャップを外すとLightning端子が現れます。端末とのペアリングや充電には直接iPadのLightning端子に接続するか、変換ケーブルを介して接続するなどの手間が必要になります。
Apple Pencilごとの対応機能一覧
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