汗をかいても快適な「高コスパ登山用インナー」おすすめ4選 日常使いもできる機能性に優れたウエア【2024年7月版】
暑い夏の登山で快適に過ごしたいなら、汗をかいてもサラサラ感をキープできる「登山用インナー」が必須です。そこで本記事では、機能性とコスパに優れた登山用インナーを紹介します。
暑い夏の登山で快適に過ごしたいなら、汗をかいてもサラサラ感をキープできる「登山用インナー」が必須です。そこで本記事では、機能性とコスパに優れた登山用インナーを紹介します。
登山だけでなく、キャンプや野外フェスのほか、日常使いもできるアイテムなので、ぜひチェックしてみてください。
おかだあきほ
フリーランスのライター・編集者。元アウトドアショップ店員。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。自身の山体験や、店員時代の接客経験を生かし、リアルで深い内容を発信!リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。
高コスパ登山用インナー:ファイントラック ドライレイヤーベーシックT
ファイントラックの「ドライレイヤーベーシックT」は、公式サイトでの販売価格が4950円(税込、以下同)と手頃ながらも高い機能性を誇る逸品。薄手の生地に小さな穴が空いており、汗を効率的に逃がすように設計されています。
肌に直接着用することで、汗が撥水加工された生地を通り抜け、上に着たベースレイヤーに吸い上げられます。汗冷えやベタつきをおさえ、低体温症や不快感を防ぐことができるのです。
150回洗濯しても高い撥水性を維持するため、長く使えるのもうれしいポイント。抗菌防臭性も備えているため、長時間の使用でも快適です。柔らかいメッシュ生地が身体の動きに追従するため、ストレスフリーな着心地。肌に直接触れるものだからこそ、優しい着心地が魅力です。
高コスパ登山用インナー:ミレー ドライナミック メッシュ アンダーウェア
登山用インナーの名品として知られるミレーの「ドライナミック メッシュ アンダーウェア」。価格はメンズのショートスリーブ(半袖)タイプで6600円(公式サイトの表示価格)。粗いメッシュが特徴で個性的なデザインが目を引きますが、このメッシュ構造こそが快適さの秘密です。
「究極のドライ感を実現する」とうたう同品。かさの高いメッシュで編み上げることで、肌に触れる汗を素早く吸収し、それを上に重ねたベースレイヤーが吸い上げます。この機能により、汗が肌から遠ざかり、冷えを防ぎつつドライな状態に保ちます。風もよく通すため、気温の高い日でも快適です。
柔らかく伸びる素材で体にフィットし、脇に縫い目がないのもポイント。運動時の不快なスレ感やゴロつき感を防ぐため、網目が素肌に当たるストレスもありません。
高コスパ登山用インナー:モンベル ジオライン L.W. Tシャツ
モンベルの「ジオライン L.W. Tシャツ」は、特に夏の登山におすすめのモデル。公式オンラインショップでの販売価格は3080円です。約96gと軽くて速乾性に優れており、登山だけでなく、キャンプやウォータースポーツなど、あらゆるフィールドで活躍します。
モンベル独自の「ジオライン」生地を使用しており、極細繊維が抜群の吸水拡散性を発揮します。繊維の表面に親水加工が施されているため、汗を肌から素早く吸い上げることができるのです。さらに、繊維の内部は保水しない性質を持っているため、繊維に水分が留まらず、体を冷やすこともありません。
繊維には銀イオンを発生させる成分が練り込まれており、臭いの原因となる細菌を減少させる抗菌防臭効果もあります。
高コスパ登山用インナー:おたふく手袋 3Dファーストレイヤー
作業用手袋や安全靴、インナーなどを製造する老舗企業・おたふく手袋。同社は高機能インナーウェアブランド「BODY TOUGHNESS」も手がけており、「3Dファーストレイヤー」はその代表的なアイテム。半袖タイプのAmazonでの販売価格は2024年7月時点で1255円と、登山用インナーとしては超リーズナブルです。
大きな特徴は、ファイントラックやミレーのアイテムのように、メッシュ状になっていること。肌に触れる面は、保水しないポリプロピレンを使用した大きめのメッシュ、外側は吸汗性に優れたポリエステル生地を使用した2層構造になっています。
汗が素早く外側の生地に移ることで、肌がベタつく不快感や汗冷えを防ぐ仕様。こういった構造のインナーは4000〜6000円ほどすることが多いですが、こちらはかなりリーズナブルなので、はじめての登山用インナーにもおすすめです。
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