「ポータブル外付けHDD」おすすめ3選 携帯しやすいコンパクトモデルや、夜間や静かな場所でも音が気にならない静音モデルなど【2024年11月版】
パソコン用の外付けストレージには主にHDDとSSDがありますが、より大きな容量を保存できるハードディスク(HDD)は、機器の性能向上に伴い静止画などのデータサイズが増加している現代に便利なものです。また、持ち運びに適したポータブルモデルもそろえています。そこで本記事では、「ポータブル外付けHDD」のおすすめを紹介します。
パソコン用の外付けストレージには主にHDDとSSDがあります。より大きな容量を保存できるハードディスク(HDD)は、機器の性能向上に伴い静止画などのデータサイズが増加している現代に便利なものです。また、持ち運びに適したポータブルモデルもそろえています。
そこで本記事では、「ポータブル外付けHDD」のおすすめを紹介します。
森坂光郎
古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。
大容量が望めるHDDと、高速なSSD
スマートフォンやデジタルカメラの高性能化により、動画や静止画のサイズが大きくなり、ストレージを圧迫することが多くなってきました。
普段からよく利用する音楽データなどはスマホやパソコン本体に保存しておきたいものですが、頻繁に閲覧することのない写真や動画などをスマホからパソコンに移動するときは、外付けストレージを接続して保存するのがおすすめです。
今回紹介するHDDのメリットは、より大きい容量を保存できることです。動画や静止画を大量に保存するのであればHDDがベターでしょう。一方読み書き速度に関しては、SSDが優れているため、動画や静止画を頻繁に編集するのであれば、SSDを使用したいところです。
「USBメモリ」と「HDD」の違い
パソコンに接続するストレージとしておなじみの「USBメモリ」と、「HDD」の違いについても見てみましょう。この2つの最大の違いは、USBメモリがOSから「リムーバブルメディア」として認識されるのに対して、HDDはSSDと同じく一般的な「ローカルディスク(内蔵ストレージ)」として認識されることです。
使う上での違いは、一時的なデータのやりとりなど頻繁な抜き差しを行うのであればUSBメモリが向いています。HDDやSSDは内蔵ストレージを拡張する領域であり、パーティションを分けるなど応用的な使い方が可能です。用途に応じて使い分けるのがいいでしょう。
USB Type-CとType-Aのケーブル2種類付き:バッファロー HD-PGAC-Aシリーズ
「HD-PGAC-A」は、バッファローのポータブルHDD。USB Type-Aケーブルに加え、Type-Cケーブルも付いており、USB Type-Cケーブルを買わなくても対応パソコンで使い始められます。
ボディーは衝撃吸収と滑り止め設計で、衝撃から本体やデータを保護。HDDの容量に合わせた厚みで、無駄のないデザインも特徴です。大容量でも狭いスペースにすっきり設置できます。
カラーはブラックとホワイトの2色を用意。公式オンラインショップでの販売価格は、1TBモデルが1万5510円(税込、以下同)、2TBモデルが2万20円となっています。
ファイルのバックアップを簡単にスケジュール:ウエスタンデジタル My Passportシリーズ
「My Passport」は、ウエスタンデジタルのポータブルHDD。USB Type-AとType-Cに対応し、Windows PC、Mac、Chromebook、ゲームコンソール、スマホ、タブレットなど幅広いデバイスで利用できます。
付属ソフト「Acronis True Image for Western Digital」で、ファイルのバックアップを簡単にスケジュール可能。また、付属ソフトによるパスワードロックと組み込み256ビットAES暗号化などセキュリティ面も充実しています。
amazonでの販売価格は、4TBモデルが2万2980円、5TBモデルが2万4980円、6TBモデルが3万1480円となっています。
寝室で使っても音が気にならない静音モデル:アイ・オー・データ機器 HDPH-UTRシリーズ
「HDPH-UTR」は、アイ・オー・データ機器のポータブルHDD。手のひらサイズのコンパクトボディーで持ち運びに適しています。写真・動画データの保存や、データのバックアップにおすすめです。
iTunesデータの保存先の変更やデータのバックアップをワンクリックでできるソフト「iPhantom」に対応。また、寝室で使っても音が気にならない静音設計となっており、就寝中の大量データ移行などに便利です。
WindowsとMacの両方の環境でファイルの書き込み制限なくフルに使用できるソフト「NTFS-3G for Mac I-O DATA」も利用可能。公式オンラインショップでの販売価格は、500GBが9130円、1TBが1万3200円、2TBが1万6940円、3TBが1万9360円、4TBが2万8050円、5TBが4万1580円となっています。
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