コスパで選ぶなら パソコンゲームを始めたい人に最適「GeForce RTX 5050搭載ゲーミングノートPC」おすすめ5選【2025年7月版前編】(1/2 ページ)
予算20万円ほどで高コスパのゲーミングノートが欲しいと思ったら、エントリークラスの最新GPUを搭載した製品が狙い目です。今年は、NVIDIAが6月に発表した、RTX 50シリーズのエントリーGPU「GeForce RTX 5050 Laptop GPU」を搭載したゲーミングノートPCが続々と登場しています。予算を抑えつつ、カジュアルにゲームを楽しみたい人にとっての有力候補となるでしょう。ここでは、GeForce RTX 5050 Laptop GPU搭載のおすすめ「ゲーミングノートPC」ピックアップしてチェックしていきます。
予算20万円ほどで高コスパのゲーミングノートが欲しいと思ったら、エントリークラスの最新GPUを搭載した製品が狙い目です。
今年は、NVIDIAが6月に発表した、RTX 50シリーズのエントリーGPU「GeForce RTX 5050 Laptop GPU」を搭載したゲーミングノートPCが続々と登場しています。
予算を抑えつつ、カジュアルにゲームを楽しみたい人にとっての有力候補となるでしょう。
ここでは、GeForce RTX 5050 Laptop GPU搭載のおすすめ「ゲーミングノートPC」ピックアップしてチェックしていきます。
井上晃
スマートフォンやゲーミングPC、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
GeForce RTX 5050 Laptop GPUとは
「GeForce RTX 5050」は、NVIDIAが6月に発表し、7月から展開しているエントリーモデルのGPUです。
同世代では、AI処理にも適した「Blackwell」というGPUコアを採用したのがポイント。デスクトップ向けに「GeForce RTX 5050」を採用したグラフィックスカードが展開されているほか、ノートパソコン向けの「GeForce RTX 5050 Laptop GPU」を採用した製品も続々と市場に投入されています。
この記事で紹介するゲーミングノートPCが搭載しているのが、後者の「GeForce RTX 5050 Laptop GPU」です。こちらは2023年に発表された前世代の「GeForce RTX 4050 Laptop GPU」の後継に相当するものとなります。
その主な仕様としては、並列計算の指標となる「CUDAコア」が2560基、AI処理の指標となる「Tensorコア」のピーク処理性能が440 AI TOPSであることに注目です。
そのほか、動作クロック(定格)は1500MHz〜2662MHz、グラフィックスメモリは8GB(GDDR7/128bit)。実際の定格消費電力は製品によって異なりますが35〜100W程度とされています。またエンコーダー・デコーダーに関しては、第9世代の動画エンコーダーを1基、第6世代の動画デコーダーを1基備えています。
CUDAコアの数にフォーカスしてみると、中上位のGPUで6000〜8000基程度、上位モデルでは1万基を超えるので、2560基という規模は、あくまでエントリーモデルのそれであることを理解できます。
一方で、そんなエントリーモデルとは言いながらも、GeForce RTX 5050 Laptop GPUではAIを活用してフレームレートを向上させる「DLSS 4」機能に対応していることが見逃せないポイント。「描写の重いタイトルにもなんとか手を出せるかも……」という意味で、入門者に優しい構成だと言えます。
ここからは、以下GeForce RTX 5050 Laptop GPUを搭載するおすすめゲーミングノートPCを具体的にチェックしていきましょう。
ASUS Gaming V16 V3607VH
ASUS(エイスース)が7月に発売した「ASUS Gaming V16 V3607」シリーズのゲーミングノートPCです。
プロセッサーにIntel Core 7プロセッサー 240Hを搭載する「V3607VH-C7165R5050WP」(19万9800円、メーカー希望小売価格・税込、以下同)と、Core 5 プロセッサー 210Hを搭載する「V3607VH-C5161R5050W」(17万9800円)の2モデル展開で、どちらも20万円に収まる予算感で手が届きます。
サイズは357(幅)×250.7(奥行き)×18〜22(高さ)mm、重さは約1.95kgです。外観は、ゲーミングデバイス感のない落ち着いた印象で、カラーは「ブラック」の1色のみ。普段使いのノートPCとしても使いやすいでしょう。
搭載するディスプレイは16インチのTFTパネルで、表面はノングレア仕様。解像度1920×1200ドットでリフレッシュレートは144Hzに対応します。
インターフェースは、画面拡張に使えるHDMI×1とUSB Type-C×1のほか、USB Type-C(USB3.2 Gen1、Power Delivery対応)×1、USB Type-A(USB3.2 Gen1)×2、オーディオジャックを備えます。
メモリに関しては、どちらも16GBまたは32GBという構成ですが、SSDについてはCore 7モデルが512GB、Core 5モデルが1TBと逆転しています。バッテリー駆動時間は、動画再生時で約8.4時間、アイドル時で約16.4時間です。
その他の特徴については、通話時に双方向でノイズキャンセリングを適用できる「AIノイズキャンセリング」機能が使えること、MIL規格(MIL-STD 810H)に準拠した耐振動・耐衝撃性能などを備えていることを抑えておきましょう。
ASUS TUF Gaming A16 FA608UH
ASUSが6月から発売している「ASUS TUF Gaming」シリーズのモデルです。
サイズにバリエーションがあり、18インチの「ASUS TUF Gaming A18 FA808UH」(25万9800円)、16インチの「ASUS TUF Gaming A16 FA608UH」(20万9800円〜)、14.0インチの「ASUS TUF Gaming A14 FA401UH」(23万9800円)の3種類を選択できます。
コストを抑えるという意味では、16インチのASUS TUF Gaming A16 FA608UHにおける型番「FA608UH-R7R5050EC」(20万9800円)が狙い目となりそうです。
本モデルは、16インチのディスプレイを備えており、アスペクト比16:10、解像度1920×1200ドット、リフレッシュレートは165Hzに対応しています。
また先述の「ASUS Gaming V16 V3607」と比べると、応答速度が3msであったり、NVIDIA G-SYNCテクノロジー(ズレやカクツキを抑える機能)に対応していたりと、ディスプレイ関連の仕様が充実していることもポイントです。
プロセッサーには、NPU(16TOPS)を備えたAMD Ryzen 7 260を搭載。メモリは16GB、ストレージは1TB (PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2)を備えます。
また冷却性能を高めつつ、消費電力を抑えた冷却機構も備えており、より長時間のゲームプレイも安定して楽しみやすくなっています。
そのほか、インターフェースが充実していることも見逃せません。具体的には、HDMI×1、USB Type-C(USB4、映像出力対応)×1、USB Type-C(USB3.2 Gen2、PowerDelivery対応、映像出力対応)×1、USB Type-A(USB3.2、Gen2)×2、USB Type-A(USB2.00×1、オーディオジャック×1を搭載します。
残りの3選については、後編で紹介していきます。
ASUSおすすめゲーミングノートPCピックアップ
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