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縦折りスマホの大本命モデル! 「Galaxy Z Flip7」を4つのポイントでチェック【2025年8月版】(1/2 ページ)

サムスン電子が8月に発売した「Galaxy Z Flip7」は、縦に折りたたむフリップスマートフォンの有力候補となりそうな端末です。前モデルと比べて、外観や使い勝手が堅実にアップデートされ、より魅力が増しています。ここでは「Galaxy Z Flip7」について、4つのポイントをチェックしていきます。

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 サムスン電子が8月に発売した「Galaxy Z Flip7」は、縦に折りたたむフリップスマートフォンの有力候補となりそうな端末です。

 前モデルと比べて、外観や使い勝手が堅実にアップデートされ、より魅力が増しています。

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Galaxy Z Flip7(出典:サムスン

 ここでは「Galaxy Z Flip7」について、4つのポイントをチェックしていきます

井上晃

井上晃

スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway


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厚みは若干スリムになった程度

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Galaxy Z Flip7(出典:Amazon

 「Galaxy Z Flip7」は、フリップ型(縦折り)のフォルダブルスマートフォンです。

 同時期に発売された横折りのフォルダブルスマホである「Galaxy Z Fold7」では、ヒンジの刷新に伴い、折りたたん時の厚さが普通のスマホと同程度にスリムになったことがトピックでした。

 Galaxy Z Flip7では、ヒンジこそ刷新されたものの、前モデルより折りたたんだ時の厚みがちょっとだけ薄くなった程度。具体的には、前モデル「Galaxy Z Flip6」が14.9mmだったのに対して、新モデルでは13.7mmに。一応、1.2mmほど薄くなっていますが、ユーザーの体感としてはそこまで大きな差はないでしょう。

 サイズは、開いた状態で75.2(幅)×166.7(高さ)×6.5(厚さ)mm、閉じた状態で75.2(幅)×85.5(高さ)×13.7(厚さ)mm。重さは188gです。先代のGalaxy Z Flip6と比べて1gだけ重くなっています。

折りたたみ時の画面が大きくなった

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本世代ではカバー画面が縁ギリギリまで拡大した(出典:サムスン

 Galaxy Z Flip7の重要なトピックは、折りたたんだ状態で使う“カバー画面”がサイズアップしていることです。従来世代では3.4インチだったのに対して、新モデルでは4.1インチに大型化しました。

 これに伴い、カメラはカバー画面に囲まれるように変わりました。ベゼルも1.25mmの薄さになっており、全体がディスプレイのような雰囲気で、閉じたときの外観はかなりスマートになった印象です。

 ただし、カバー画面に表示できる内容が、一部アプリとウィジェットに限られている点は従来世代と変わらず。これまで通り、柔軟に運用するには「Good Lock」というカバー画面のカスタマイズアプリを活用する必要があります。

大きくなったサブ画面の使い道

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サブ画面でAI機能を活用(出典:Amazon

 搭載するプロセッサーは、サムスン電子製のフラグシップモデルである「Exynos 2500」。トレンドを押さえ、AIの処理を行うNPUが強化されています。メモリは12GBを備え、バッテリー容量は4300mAhです。

 AI処理性能が強化されたこともあり、大画面化したカバー画面の使い道として、GeminiやGalaxy AIと総称されるAI活用機能群を使いやすくなっていることがポイントです。また対応アプリの進行状況を示す「Now Bar」を表示できるようになっています。

 さらに、自撮りをする際などに、使用するカメラが分かるようにディスプレイ側が連動してカメラの周囲の色が変化する機能もあります。背面カメラの構成は、メインカメラ(約5000万画素)、超広角カメラ(1200万画素)の2眼。メインディスプレイ側に備わっている前面カメラは1000万画素です。

価格と販路

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カラーバリエーション(出典:サムスン

 Galaxy Z Flip7は、Samsungオンラインショップでは、ストレージのサイズが異なる2種類を選べます。16万4800円(税込、以下同)の256GBモデルと18万2900円の512GBモデルの2モデルです。

 カラーバリエーションは「ブルー シャドウ」「ジェットブラック」「コーラルレッド」とSamsungオンラインショップ限定の「ミント」の4種類が用意されています。

 大手キャリアでは、NTTドコモ、au、ソフトバンクが取り扱っており、各社の返却を前提とした端末購入補助プログラムを使った場合には、2年間での実質負担金額が合計7万円台〜9万円台といったところです。ハイエンドのフリップスマホに挑戦するのに魅力的な選択肢となりそうです。

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