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【車中泊】車内の結露、放置してない? 車中泊歴7年超の筆者がいろいろ試して行きついた「結露対策&アイテム」を紹介【2025年冬版】(1/3 ページ)

今回の記事では、筆者が結露対策をいろいろと試した結果、特に効果があり、使いやすいと感じた結露対策アイテムをご紹介します。

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 秋冬の車中泊では、車内の「結露対策」が必須です。

 車中泊歴7年超の筆者も、毎年秋冬は結露対策アイテムを持参していますが、車中泊を始めたばかりの頃は何も対策をしておらず、車中泊の度に発生する結露に悩まされていました。

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秋冬の車中泊は結露対策が必須(筆者撮影)

 結露を完全に防ぐことは難しいと理解しながらも、「なんとか最小限にできないか」「結露をきれいに取り除くことはできないのか」と、試行錯誤を続けてきました。

 今回の記事では、筆者が結露対策をいろいろと試した結果、特に効果があり、使いやすいと感じた結露対策アイテムをご紹介します。

 車内と外気の気温差が激しくなる秋冬の車中泊。絶対に発生してしまう結露だからこそ、しっかりと対策をしておきましょう。

haru.

haru.

フリーランスライター・編集者。車中泊・バンライフ・キャンピングカー関連、生活・料理関連の記事を複数メディアで執筆中。夫婦でDIYしたバンで「休日バンライフ」として日常的に車中泊をしています。車中泊では車内でパソコン仕事をする他、料理・読書・ゲームをして楽しむ、完全なる「インドア派」。インテリア・ガジェット・ゲームも大好き。


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「結露対策」が必須の秋冬車中泊

 車中泊をした翌朝、車内の窓ガラスがすべて結露していた……。そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。

 特に秋冬は朝晩に気温がぐっと下がり、車内と外気との気温差が大きくなるので、結露が発生しやすくなります。

 筆者も秋冬の車中泊には、毎回結露対策アイテムを用意して車中泊に出かけるようにしています。

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秋冬の車中泊は結露が発生しやすい(筆者撮影)

 しかし結露対策をしっかり行っても、完全に結露をなくすことは難しいのが現実です。結露の発生を最小限に抑えることを目指し、効果のあるアイテムをいくつか組み合わせて備える必要があります。

車内の結露対策、準備編

 まず、できるだけ結露が発生しないように、結露発生前にできる対策を紹介します。

空気の入れ替え

 最初に行って欲しいのが、こまめに窓を開けて車内の空気を入れ替えること。冬に窓を開けるのはとても寒いですが、窓を開閉して空気を入れ替えることは、結露対策としてとても有効です。

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BougeRV 多機能扇風機(出典:Amazon

 このとき、小型の扇風機やサーキュレーターを窓に向けて使用することで、短時間でもスムーズに空気を入れ替えることができます

 空気の入れ替えには、BougeRVの「多機能扇風機」のようなポータブル電源無しで使用できる充電式のものがおすすめ! 短時間の使用になるので電池残量をあまり気にせず、気軽に使うことができます。

ショッピングサイトで人気の「卓上扇風機」

除湿

 次に効果が高いのは、除湿機の使用です。

 除湿機を使えば、車内の余分な水分を簡単に取り除くことができます。車内のスペースには限りがあるので、自宅と同じような大型の除湿機を設置することはできませんが、dretec(ドリテック)の「LOWAMP 小型除湿機」のような小型タイプなら、車内にも設置可能です。

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dretec LOWAMP 小型除湿機(出典:Amazon

 LOWAMP 小型除湿機のサイズは約14.5(幅)×21.5(高さ)×14.5(奥行)cm、重さは約920g(アダプターは含まず)。狭い車内にも設置可能な小型・軽量タイプながら、タンク容量は800mlとたっぷり除湿できる点が魅力です。

 しっかりとした機能性と十分な容量を備えており、静音性も高く、就寝時の使用に最適です。実売価格は6000円前後です。

 ポータブル電源の容量に余裕がある方、アレルギーなどで結露をできるだけ避けたいという方は、ぜひ小型除湿機を導入してみてください。

車内の結露対策、除去編

 次に、結露発生後の除去方法とアイテムを紹介します。

 窓やドアについた結露は、そのまま放置するとカビやダニの発生、車両の劣化に繋がります。そのため結露に気づいたら、できるだけ早めに拭き取るなどして取り除くことがとても大切です。

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結露が発生したら、すぐに拭き取ろう(筆者撮影)

 拭き取るのはタオルでも雑巾でも良いのですが、“拭きムラ”ができてしまうことがあるのが欠点です。

 そこでおすすめなのが、吸水性・速乾性が高く、小さくても車内の窓をすべて拭き取ることが可能な「マイクロファイバークロス」です。

 マイクロファイバークロスは拭きムラが出づらく、窓についた結露をきれいに拭き取りやすいのが特徴。ゴシゴシと拭いても窓が傷つきにくく、クロス自体が丈夫なのもうれしいポイントです。

 おすすめは、カインズ(CAINZ)の「使い捨てマイクロファイバークロス 20枚入」のような、箱入りの使い捨てタイプです。

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カインズ 使い捨てマイクロファイバークロス 20枚入(出典:Amazon

 筆者も、毎回の車中泊に持参しています。箱入りタイプなのでボックスティッシュのように車内に置いておくことができ、使う時はサッと取り出すだけ。窓を拭いた後は、そのままごみ箱に捨てられる手軽さも魅力です。

 時間やスペースに余裕がある方には、マイクロファイバークロスにプラスして「結露取りワイパー」の使用もおすすめです。

 結露取りワイパーで窓の結露を取ってからクロスで拭き取れば、拭き残しもムラもなく、きれいに結露を拭き取ることができます。

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山崎産業 結露取りワイパー S(出典:Amazon

 持ち手部分がボトルになっているタイプなら、ワイパー本体で水分をしっかり取れるので、その後の拭き取りもラクチンです。

 少し手間ではありますが、結露対策をすれば秋冬の車中泊も快適になります。結露取りワイパーとマイクロファイバークロスはどちらも1000円以下なので、導入しやすいでしょう。

 次の車中泊に向けて、ぜひ購入を検討してみてください。

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