車中泊ユーザーが「冬の車中泊に必ず持っていくもの」5選 車中泊歴7年超の筆者が実践する「冬の車中泊を快適にするためのコツ」も紹介【2025年冬版】(1/4 ページ)
この記事では車中泊歴7年超の筆者が、真冬に車中泊をする際に押さえておきたいポイントや、おすすめのアイテムをご紹介します。
日中は暖かく過ごせても、朝晩は気温がグッと下がる日が増えてきました。秋冬に車中泊を予定している方は、すでに寒さ対策などの準備を進めていると思います。
この記事では車中泊歴7年超の筆者が、真冬に車中泊をする際に押さえておきたいポイントや、おすすめのアイテムをご紹介します。
主に雪や寒さ対策について、最適なアイテムをピックアップ! 実際に使用しているものもあるので、効果などもお伝えします。
haru.
フリーランスライター・編集者。車中泊・バンライフ・キャンピングカー関連、生活・料理関連の記事を複数メディアで執筆中。夫婦でDIYしたバンで「休日バンライフ」として日常的に車中泊をしています。車中泊では車内でパソコン仕事をする他、料理・読書・ゲームをして楽しむ、完全なる「インドア派」。インテリア・ガジェット・ゲームも大好き。
冬の車中泊のポイント1:足回りの準備
冬の車中泊でまず準備してほしいのが、スタッドレスタイヤへの交換やタイヤチェーンの購入など、車の足回りの準備です。
足回りの準備をしっかりしておくと、ウインタースポーツを想定した車中泊はもちろん、突然の雪や路面の凍結に対応できます。
路面凍結や積雪の可能性が低く「年に1度使うかどうか分からない」という場合でも、とりあえず車にタイヤチェーンを積んでおくのがおすすめです。
「イッセ・スノーソックス クラシック タイプ2」のような布製のタイヤチェーンなら、場所を取らずコンパクトに収納可能。ジャッキアップ不要で取り付けも簡単です。
お守り代わりに積んでおけば、いざという時に役立ちます。価格は1万4000円前後からとなっています(サイズにより異なります)。
冬の車中泊のポイント2:寒さ対策
車内で過ごす際の寒さ対策アイテムや、防寒着なども準備が必要です。
防寒着は、暖かいインナーや厚手の靴下、肌寒い時に羽織るカーディガンやストール、ダウンジャケットなど、行く場所やその時の気温に適したものを用意しましょう。雪の降る地域で車中泊をする場合、雪でぬれることも考慮し、着替えやタオル類も少し多めに持参しましょう。
車内で暖かく過ごすためには、暖房器具も持参したいところ。車内で使用する際の安全性を考えると、電気製の暖房器具の使用がおすすめですが、電気製品の使用にはポータブル電源が必要になります。
「EcoFlow DELTA 3 Plus」のような、容量1000Wh超のポータブル電源があれば、車内で使用できる暖房器具の選択肢が増えます。容量が1000Whほどあると、暖房器具をストレスなく使えるのでとても便利。小型・軽量設計なので、狭い車内でも問題なく設置可能です。実売価格は8万円前後です。
容量多めのポータブル電源が1つあれば、ストーブやセラミックファンヒーターなど、ガスや灯油を使用する暖房器具に頼る必要がなくなり、安心・安全に暖まることができます。
ポータブル電源と一緒に用意して欲しいのが、電気毛布や電気膝掛けです。このどちらかがあれば就寝時はもちろん、車内で過ごす際も体を温めることができます。
「BougeRV 12V電気毛布」は12V専用の電気毛布で、シガーソケットやDC出力ポートのあるポータブル電源から給電するタイプです。アウトドアシーンでの使用を想定した製品なので、耐久性が高く、省電力でしっかりと暖まることができます。特に、車中泊専用の電気毛布を探している方にぴったりの製品です。
電気毛布を車中泊だけでなく自宅でも使用したい方には、自宅でも使いやすいAC給電の製品(家庭用の電気毛布)がおすすめです。
車中泊の頻度やどの程度の暖かさを求めるかによって、自身の車中泊スタイルにぴったりの製品を選んでください。
冬の車中泊のポイント3:断熱・底冷え対策
車内で暖かく過ごすためには、車外の冷気をどれだけ遮断できるかも重要なポイントです。
最も効果的なのは、窓やドアの隙間から入り込む冷気を遮断すること。この点を押さえるだけで、車内の快適さが格段に上がります。
窓の断熱は「XALER 車用サンシェード ハイエース200系リア用」のような、車種専用のサンシェードを使用するのがおすすめです。
ぴったりサイズで厚みがあり、断熱効果のあるサンシェードで全ての窓を覆うことで、車外からの冷気を遮断することができます。
さらにサンシェードに加えて、断熱効果のあるカーテンを併用するのがおすすめ。カーテンを併用すれば、ドアの隙間からの冷気も遮断することができます。
車内の底冷え対策としておすすめなのが、車中泊用のマット。厚手のマットを敷いて、その上に横になったり座ったりすることで、底冷えを防ぐことができます。
スペースに余裕があれば、車中泊の人数に関わらず、セミダブルやダブルサイズなどの大きめマットを敷くのがよいでしょう。大きめマットなら、床からの冷気をしっかり遮断することができます。車内のどこにいても、ひんやりとした冷たさを感じません。
加えて、マット上に電気毛布を敷いたり、冬用の寝袋やダウンブランケットを使ったりすれば万全です。
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