コンパクトタブレットの新たな選択肢 「Xiaomi Pad Mini」を5つのポイントでチェック(1/2 ページ)
Xiaomiシリーズ初のコンパクトタブレットが日本で発売されました。その概要を5つのポイントでチェックします。
シャオミ・ジャパンは2025年9月に3種類のタブレット製品を発売しました。中でも同ブランド初となるコンパクトなハイエンドタブレット「Xiaomi Pad Mini」は注目の一台。本稿では同タブレットの概要について、5つのポイントを追いながらチェックしていきましょう。
井上晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
8.8インチのコンパクトサイズ
Xiaomi Pad Miniは、「Xiaomi Pad」シリーズ初となる8.8インチのコンパクトタブレットです。本体サイズは132.03(幅)×205.13(高さ)×6.46(厚さ)mmで、重量は326g。ディスプレイは、3008×1880ピクセルの3K解像度で、最大リフレッシュレート165Hzをサポートするなど、ハイエンドらしい仕様を備えます。
既存の競合他社製品でいえば、Appleの「iPad mini(A17 Pro)」が8.3インチ、134.8(幅)×195.4(高さ)×6.3(厚さ)mm、重量293g〜ですので、おおむね似たようなサイズ感です。
AI機能もカバーするハイエンドな処理性能
チップセットには、MediaTekのフラッグシップ「Dimensity D9400+」を搭載。OSはAndroid 15をベースにしたXiaomi HyperOS2を採用しています。
Webブラウジングやビューワーだけでなく、写真のレタッチやイラスト制作、ちょっとした動画編集など、クリエイティブな使い方なども十分カバーできる性能レベルです。また、同社のAI活用機能群である「Xiaomi HyperAI」もサポートしており、生成AIを絡めた使い方ができることも魅力です。
なお、同機はメモリ・ストレージのバリエーションが2つ用意されており、メーカーの公式オンラインサイトでは、メモリ8GB・ストレージ256GBモデルが7万4980円(税込、以下同)。メモリ12GB・ストレージ512GBモデルが9万3980円です。
シャオミ製スマホとの連携機能が面白い
シャオミ製のスマートフォンと連携できる機能が豊富なことも押さえておきたいポイントです。例えば、スマートフォンの画面をタブレット上に同時に表示する「Home Screen+」機能を使えば、両デバイス上のデータをドラッグ&ドロップでコピーするような使い方も可能。また、スマートフォンでコピーしたテキストや画像を、そのままタブレット側でのペースト操作に繋げられる「Shared Clipboard」なども利用できます。
すでにシャオミ製のスマートフォンを使っている場合には、こうした機能が使えることもメリットになるかもしれません。
USB Type-Cポートを2つ搭載
Xiaomi Pad Miniは、USB Type-Cポートを2つ備えているのがユニーク。長辺に1つ、短辺に1つあるので、縦位置・横位置を問わずに充電ケーブルを装着したまま使いやすかったり、充電ケーブルを装着したまま有線イヤホンのような周辺機器を使えたりするのがメリットです。
USB Type-Cポートから67Wの急速充電(Xiaomiハイパーチャージ)が可能です。バッテリー容量は7500mAhです。
ペンやハンドストラップ付きカバーも用意
周辺機器としては、「Xiaomi フォーカスペン」(1万4980円)が用意されているので、手書きメモや、イラスト制作、画像編集などをする機会がある場合には、併せて検討してみるとよいでしょう。
また、純正アクセサリとして「ハンドストラップ付きカバー」が用意されています。製品名の通り、保護カバーにPU素材のハンドストラップが備わった構造で、持ち歩きの際にも安心。卓上に置く場合にはスタンドとしても使用できます。カラーはホワイトのみです。
「SIMフリースマートフォン」最新ランキング
【Amazonブラックフライデー2025】
Amazonブラックフライデー開催中! 開催期間は2025年12月1日23時59分まで。欲しかったあのアイテムがお得に買えるチャンスかも? さっそく対象アイテムをチェックしましょう。
Amazonプライム会員を無料体験!
お急ぎ便送料無料、Prime Videoの対象動画見放題などさまざまな特典!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.






