2025年発売の注目「スマートウォッチ」3選 自分へのご褒美にしたい新作モデルをガジェットライターが厳選【2025年版】(1/4 ページ)
今回は、2025年に発売されたスマートウォッチの中から、特に印象に残った6モデルを厳選! 前後編にて3モデルずつ紹介します。前編ではオールマイティに使える定番の“王道モデル”3台をピックアップし、それぞれの特徴とおすすめポイントを解説します。
2025年もたくさんのスマートウォッチが登場しました。
2025年のトレンドとしては、廉価モデルのシリーズがこれまで以上に洗練され、例年以上にコストパフォーマンスの高さが感じられたこと、そして新しい機能やコンセプトにチャレンジしたスマートウォッチも多く登場していたことが印象的でした。
今回は、2025年に発売されたスマートウォッチの中から、特に印象に残った6モデルを厳選! 前後編にて3モデルずつ紹介します。前編ではオールマイティに使える定番の“王道モデル”3台をピックアップし、それぞれの特徴とおすすめポイントを解説します。
2025年も頑張った自分へのご褒美に、スマートウォッチの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
井上晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
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2025年の注目スマートウォッチ1:Apple Watch SE 3
1つ目は、Appleが9月に発売したApple Watchシリーズの廉価モデル「Apple Watch SE 3」です。直球かつ王道な選択肢ですが、やはりiPhoneユーザーがスマートウォッチを検討するならば、まず検討すべきおすすめの候補だと言えます。
Apple Watch SE 3の魅力は、廉価モデルでありながら性能や機能が過去のスタンダードモデルと比べてもさほど遜色ないレベルに仕上がっているところです。
例えば、「常時表示ディスプレイ」や前世代よりも2倍速い「高速充電」、「ダブルタップジェスチャーでの操作」といった仕様・機能を搭載。また、モバイル通信が行えるGPS + Cellularモデルに関しては、auが展開する衛星通信サービス「au Starlink Direct」にも対応しています。
こうした進化によって、SEシリーズではありながらも、ただ安いだけのモデルではなくなっており、過去のSEシリーズではないApple Watchを使ってきた人にとっても、機種変更で検討しやすいスマートウォッチになったと感じます。
新機能やデザインなどに派手さはあまりないものの、3万7800円(税込、以下同)からという価格は、Apple Watchシリーズの中ではコストパフォーマンスが際立った選択肢でしょう。
2025年の注目スマートウォッチ2:HUAWEI WATCH FIT 4 Pro
2つ目は、6月に発売された「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」。同ウォッチは「HUAWEI WATCH FIT」シリーズで初めて「Pro」を冠したモデルです。
HUAWEI WATCH FIT 4 Proは、3万円台という価格帯ながらも、素材には丈夫なサファイアガラス、チタン合金ベゼル、航空機グレードのアルミボディを採用しています。
さらに、ディスプレイの輝度が最大3000ニトあったり、気圧計を備えていたり、従来の5ATM(50m防水)に加えて、EN13319規格に準拠した水深40mまでのフリーダイビングにも対応していたりと、アウトドア用途にもしっかり対応した上位モデルらしい仕様が特徴です。
例えば、カジュアルな登山やトレイルランニングなどにも使えるでしょうし、同社の上位モデルのスマートウォッチと同様、ゴルフ関連機能も備えていますので、ゴルフを嗜む方にも良い選択肢となるでしょう。
バッテリー持ちは通常使用で最大10日間、ワークアウトでGPSを連続使用する場合でも約18時間の使用が可能です。関連して、FITシリーズとしては初となるワイヤレスの急速充電に対応したこともうれしいポイントです。
価格は、フルオロエラストマーベルト(ブルー・ブラック)で3万7180円、ナイロンベルト(グリーン)で3万9380円。上述したような仕様を考えると、コストパフォーマンスの高さを感じます。
2025年の注目スマートウォッチ3:Amazfit Balance 2
3つ目は、Zepp Health Corporationが展開するAmazfitブランドから、6月に発売された「Amazfit Balance 2」です。
こちらは4万3890円で、上述した2モデルよりは一回り高額ですが、米国国防総省が定めるMIL規格(MIL-STD-810G)の6項目に準拠した耐衝撃や低音耐性などを備えたうえ、10ATM(100m防水)に対応し、最大水深45mまでのダイビングにも使える(※)というタフネスさが魅力です。
そのほか、ゴルフ機能が使えたり、Googleの生成AIサービスである「NotebookLM(ノートブックLM)」と連動した音声メモの文字起こしが行えたり、と機能面も多彩。そもそも、スマートウォッチのアウトドアモデルといえば10万円を超えることも珍しくないので、4万円台前半という価格で入手できるのはうれしいポイントです。
10万円をかけて元が取れるほど頻度は高くないけれど、たまにカジュアルなアウトドアアクティビティを楽しむ機会がある方は、検討してみるとよいかもしれません。
残りの3製品については、後編へ続きます。
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