どっちを選ぶ? 折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold7」と「Pixel 10 Pro Fold」を8つのポイントで比較【前編】(1/2 ページ)
本記事では8つのポイントで、両機種の特徴を比較。どちらを選ぶべきかの判断材料を前後編に分けて整理していきます。
横折り型(フォールド型)のフォルダブルスマートフォンのハイエンドモデルとして、主要な選択肢なのが「Samsung Galaxy Z Fold7」と「Google Pixel 10 Pro Fold」です。
ただし、どちらも一括25万円を超える高級機種ゆえに購入後の後悔はしたくないもの。そこで本記事では8つのポイントで、両機種の特徴を比較。どちらを選ぶべきかの判断材料を前後編に分けて整理していきます。
井上晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
サイズ・外観
Galaxy Z Fold7は、折りたたんで6.5インチ、開いて8.0インチの画面を備えています。寸法は折りたたんだ状態で約158(縦)×73(横)×8.9(厚さ)mm、開いた状態で約158(縦)×143 (横)×4.2(厚さ)mm。重さは約215gです。
閉じた状態でも一般的なスマホと遜色ない約8.9mmという薄さを実現しているのがポイント。フォルダブルスマートフォンとしてのデメリットを感じづらい端末といえるでしょう。
カラーバリエーションは、「ブルーシャドウ」「シルバーシャドウ」「ジェットブラック」「ミント(Samsung.com限定)」の4色が展開されています。
一方、Pixel 10 Pro Foldは、折りたたんで6.4インチ、開いて8.0インチの画面が使えます。寸法は折りたたんだ状態で約155.2(縦)×76.3(横)×10.8(厚さ)mm、開いた状態で約155.2(縦)×150.4(横)×5.2(厚さ)mm。重さは約258gです。わずかな差ではありますが、Galaxy Z Fold7と比べると厚みと重さは気になりやすいかもしれません。
カラーバリエーションは、「Moonstone」「Jade」の2色です。
やはり端末の寸法に関しては、薄型のGalaxy Z Fold7に魅力を感じることが多いでしょう。
ディスプレイ
ディスプレイはメーカーによってさまざまな呼び方があるので、本記事では、開いたときに使う正方形に近い状態の画面を「メイン画面」、折りたたんだときに使う縦長状態の画面を「サブ画面」と表記します。
Galaxy Z Fold7のメイン画面は、先述した通り約8.0インチ。リフレッシュレートは1〜120Hzの可変式で、滑らかな表示に対応しています。輝度もピーク輝度で2600ニトあり、HDRコンテンツの視聴にも適しています。
Galaxy Z Fold7のサブ画面は、約6.5インチ。こちらもリフレッシュレートやピーク輝度の数値は共通しており、どちらの画面も快適に使えるようになっています。また、特徴としては、アスペクト比が21:9の縦長な比率になっており、折りたたんだ状態で普通のスマートフォンと同じ感覚で使えます。
Pixel 10 Pro Foldのメインは、約8.0インチ。リフレッシュレートは1〜120Hzの可変式で、ピーク輝度3000ニト(HDR 1800ニト)に対応しています。開いたときのアスペクト比が、比較的正方形に近いので、動画視聴等で縦横の向きを気にせずに見やすいのはメリットといえそうです。
Pixel 10 Pro Foldのサブ画面は、約6.4インチ。こちらのリフレッシュレートは60〜120Hz、ピーク輝度3000ニト(HDR 2000ニト)で、メイン画面と若干の差があります。なお、アスペクト比は、Galaxy Z Fold7のそれよりもやや縦が短い20:9です。
ディスプレイの仕様そのものについては、両機で大きな差はないように思えます。一方、アスペクト比の違いについては、理解しておきたいところ。折りたたんだときに縦長で使いやすいGalaxy Z Fold7か、開いたときに正方形に近くなるPixel 10 Pro Foldか……。ご自身の運用スタイルにとって、どちらが向いているか検討してみましょう。
防水・防じん
Galaxy Z Fold7の防水・防じん性能はIP48です。防水性能はIPX8(水没しても大丈夫)ですが、防じん性能がIP4X(直径1mm以上の固形物が内部に浸入しない)に限られているので、基本的にはタウンユースを想定しておき、砂の多いビーチや粉じんのある場所での利用は避けた方がよいでしょう。
一方、Pixel 10 Pro Foldの防水・防じん性能はIP68です。こちらは防じん性能に限ればIP6X(粉じんが侵入しない)に準拠しているので、アウトドアシーンでもある程度は安心して使えるといえるでしょう。
こうして比べてみると、評価の高いGalaxy Z Fold7にも意外な落とし穴が……。アウトドアでガシガシ使いたい人にとっては、Pixel 10 Pro Foldの方が安心して使えることもあるわけですね。
基本仕様
続いて、SoC(システム・オン・チップ)やメモリ、ストレージなどの基本仕様を比べてみましょう。
Galaxy Z Fold7は、SoCにSnapdragon 8 Elite for Galaxyを搭載。メモリのバリエーションは、12GBと16GBの2容量があります。ストレージはメモリ12GBモデルの場合だと256GBと512GB、メモリ16GBモデルの場合だと1TBが選択可能です
Pixel 10 Pro Foldは、SoCにGoogle Tensor G5を搭載。メモリは16GBのみで、ストレージのバリエーションは256GBと512GBの2サイズです。
最小構成同士を比べると、Pixel 10 Pro Foldの方がメモリの容量が大きいのがメリットとなるでしょう。一方、ストレージのオプションに関しては、Galaxy Z Fold7で1TBを選択できるのもロマンがありますね(高いですけれど)。
AnTuTuベンチマークの総合スコアについては、Galaxy Z Fold7が概ね250万〜300万程度だといわれており、Pixel 10 Pro Foldのそれよりもかなり高く出ると分かっています(ひょっとするとベンチマークアプリの測定基準との相性などもあるので実際の性能差はそこまで大きいかどうかわかりませんが……)。
ただし、もしゲーミングやクリエイティブな使い方を主用途として想定する場合には、Galaxy Z Fold7の方が快適さを担保しやすいといえるでしょう。
ちなみに、バッテリー持ちや充電時間に関しては、公称値がそろっていないので、両機での比較がしづらいところです。ただ、数値をしっかり公表しているGalaxy Z Fold7の方が信頼感があります。
残りの5〜8つ目のポイントについては、後編に続きます。
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