「加湿器ってなんでこんなに価格差があるの?」FPが教える“失敗しない”加湿器の選び方【2026年最新版】(1/2 ページ)
本記事では、加湿方式や性能、メンテナンス性に注目した加湿器の選び方とタイプ別のおすすめ加湿器を紹介します
乾燥対策として欠かせない「加湿器」。家電量販店などで見てみると、たくさんの種類があり、価格も数千円から数万円するものまであるため、どれを選んだらいいのか悩むと思います。「安い加湿器と高い加湿器の差はなんだろう」と思った人は、ぜひこの記事を読んでみてください。
本記事では、加湿方式や性能、メンテナンス性に注目した加湿器の選び方とタイプ別のおすすめ加湿器を紹介します。
石倉博子
ファイナンシャルプランナー(1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP認定者)。
“お金について無知であることはリスクとなる”という私自身の経験と信念から、子育て期間中にFP資格を取得。実生活における“お金の教養”の重要性を感じ、生活者目線で、分かりやすく伝えることを目的として記事を執筆中。大学では美学美術史と油絵を学び、文学と造形の学士を取得。しかし今は芸術とは程遠いお金の計算に情熱を燃やす人間になっている。伏線がきれいに回収された小説を読むのが好き。
値段の違いは加湿方式の違い
加湿器を大きく分けると次の4種類に分けられます。
- 超音波式加湿器
- 気化式加湿器
- スチーム式加湿器
- ハイブリット式加湿器
それぞれ加湿方式が異なり、本体価格も安い順に、超音波式→気化式→スチーム式→ハイブリット式となる傾向があります。
それぞれの特徴を見てみましょう。
超音波式加湿器
超音波式は、水を振動でミスト(微粒子)にして放出する仕組みの加湿器です。水を加熱しないため、静音性が高く、電気代も比較的かかりません。
また、構造がシンプルであるため、コンパクトでデザイン性に優れたものが多く、本体価格も安めです。
デメリットは、加湿能力が低いことと、加熱処理がないため雑菌が繁殖しやすいこと。こまめに手入れをしないと雑菌やカビを部屋に吐き散らす可能性もあります。またカルキを含んだままの水分が空中に放出されるため、パソコンや家電がある環境で使うと悪影響を与える可能性もあります。
気化式加湿器
気化式は、フィルターに風を当てて自然蒸発させる方式の加湿器です。加熱をしないため、電気代は安めです。ファンで風を送るため、超音波式よりも広範囲を加湿できますが、加湿能力はそれほど高くありません。
デメリットは、フィルターを使うため、定期的なお手入れが必要になってきます。また、製品によってはファンの作動音が気になる場合もあります。
スチーム式加湿器
スチーム式は、水を加熱して蒸気を出すタイプの加湿器です。加熱するため、雑菌が繁殖しにくく衛生的です。また、他の加湿方式と比較して加湿能力が高いのも特徴です。
デメリットは、ヒーターを使うため電気代が高くなります。また、吹き出し口が熱くなるためやけどのリスクがあります。
ハイブリット式加湿器
複数の方式を組み合わせた高性能の加湿器です。スチーム式と超音波式を組み合わせたもの(加熱超音波式)、スチーム式と気化式を組み合わせたもの(加熱気化式)などがあります。加湿力、省エネ、衛生面でバランスが良いのが特徴です。
デメリットは本体価格が高めで、製品によっては場所を取る場合があります。
加湿器の選び方
加湿方式による特徴が分かれば、「何を重視するか」で適した加湿器を選ぶことができます。
手軽さ・値段の安さを重視
デスクの脇などに置いて、自分1人だけで使うようなケースは、コンパクトな「超音波式加湿器」が適しています。値段も安く、雑貨店などでも手に入れられます。
衛生的に使うためにも、掃除しやすいタイプのものを選ぶといいでしょう。
ランニングコストを重視
加湿方式による電気代の比較では、電気代が安い順に、気化式→超音波式→ハイブリット式→スチーム式となる傾向があります。そのため、ランニングコストを重視したいなら「気化式加湿器」が最も電気代を節約できます。
気化式はファンの音が気になる人もいるので、静音設計がされているものを選ぶといいでしょう。
衛生面とお手入れの手軽さを重視
衛生面が気になる人は、沸騰させた清潔な蒸気が出る「スチーム式加湿器」が適しています。スチーム式は雑菌が繁殖しにくいため、お手入れも簡単です。
ただし、沸騰音がある程度することと、電気代がかかる点は許容する必要があります。
加湿力・省エネ・衛生面などバランスを重視
リビングなど広い部屋を加湿でき、省エネ・衛生面にも配慮した総合力の高い加湿器を求めるなら「ハイブリット式加湿器」がいいでしょう。湿度を自動でコントロールするタイプのものなら、加湿のしすぎがなく適度な湿度をキープできます。
価格は高めですが、その分広い部屋をしっかり加湿できる能力があります。
タイプ別おすすめ加湿器
ここでは、4つのタイプ別おすすめ加湿器をご紹介します。
超音波式加湿器:Levoit Dual 150 3L 超音波式加湿器
コンパクトなのに大容量で、最大25時間の連続運転が可能です。給水はタンクの上から直接入れられるので簡単です。アロマオイルも入れられます。夜はナイトライトがついて間接照明の代わりにもなります。
公式サイトでの価格は5980円(税込、以下同)です。
気化式加湿器:パナソニック ヒーターレス気化式加湿器 FE-KX07C
気化式のため、消費電力は強モードでも14Wと省エネです。最大19畳まで対応でき、リビングでも加湿力を発揮できます。パナソニック独自のナノイーが加湿にプラスされることで、お肌の水分量をアップさせる効果が期待できます。
ショッピングサイトでは2万円台から購入可能です。
スチーム式加湿器:象印マホービン スチーム式加湿器EE-DF35/50
沸騰させた清潔な蒸気を、約65度まで冷まして加湿します。フィルターがないポット型の加湿器なので、お手入れが簡単です。電気代は気になりますが、加湿能力が高いので、体感温度を上げてエアコンの設定温度を下げる効果が期待できます。
加湿能力350ml/hと480ml/hの2種類があります。公式サイトでの価格は、350ml/hが2万1780円、480ml/hが2万5080円です。
ハイブリット式加湿器:ダイニチ工業 ハイブリッド式加湿器 HD-RXC500C
パワフルさと省エネを兼ね備えたハイブリット式加湿器。面倒なフィルター掃除も、汚れたら捨てられる「カンタン取り換えフィルター」によってお手入れを不要にできます。
ダイニチ工業の加湿器は品質面での評価が高く、累計生産台数400万台を達成しています(2025年6月9日時点)。
まとめ
加湿器の種類と特徴が分かると、部屋やシーンごとに使い分けができるようになります。1人でデスクワークをするときや控えめに使いたい寝室などでは超音波式や気化式を使い、しっかり加湿したいリビングなどではスチーム式やハイブリット式を使うと、快適さと省エネの両方を実現できます。
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