10万円で買える「MacBook Neo」のメリット・デメリットは? 7つのポイントでチェック(1/2 ページ)
MacBookファミリーに加わったエントリーモデル「MacBook Neo」を7つのポイントでチェックします。
Appleは2026年3月、MacBookシリーズの新モデル「MacBook Neo(A18 Pro)」を発売しました。13インチサイズの画面を備え、9万9800円(税込、以下同)〜という安さが最大の魅力です。一方で、上位のMacBook Airシリーズなどと比べてどんなところを気をつければよいのかは、しっかりチェックしておきたいところ。
本稿では、7つのポイントを追いながら、MacBook Neoの概要をおさらいしていきましょう。
井上晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
13型でMacBook Airと同じ重さ
MacBook Neoは対角13.0インチのディスプレイを搭載するノートパソコンです。本体サイズは29.75(幅)×20.64(奥行き)×1.27(高さ)cm。重量は“構成と製造工程によって変わる”とされつつ、仕様上は1.23kgとされています。
この1.23kgというのは「13インチMacBook Air」と同じ重さです。一方、サイズは13インチMacBook Airが30.41(幅)×21.5(奥行き)×1.13(高さ)cmなので、MacBook Neoの方がひとまわり小さいくらい。1kg切りの選択肢も多いWindowsと比べると、少々ズッシリ感じる方もいるかもしれません。
なお、本体の素材はアルミニウム。カラーバリエーションは「ブラッシュ」「インディゴ」「シルバー」「シトラス」の4色が用意されています。
色域と輝度は劣る
ディスプレイは「Liquid Retinaディスプレイ」で、解像度は2408×1506ピクセル。色表示は10億色に対応しますが、色域の仕様表記はP3ではなくsRGB。輝度も最大500ニトです。
それぞれ上位モデルと比べれば見劣りするものの、単体かつ屋内で使う想定で、想定用途がメールチェックやブラウジングなどに限定される場合には、必要十分な仕様だと言えます。
搭載チップは「iPhone 16 Pro」と同じ
チップに「iPhone 16 Pro/16 Pro Max」と同じ「A18 Pro」を搭載しています。そのコア数はCPUが6コア、GPUが5コアで、メモリ帯域幅(≒プロセッサとメインメモリ間のデータ通信速度)は60Gbpsです。
同社の生成AI活用機能群である「Apple Intelligence」に対応。ゲーミングに関しても、3D空間の光源をリアルに再現するための「ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシング」を一応サポートしています。また、メディアエンジンもAV1デコードを含めて基本的なものには広く対応している印象です。
性能について、Appleは「Intel Core Ultra 5を搭載したWindowsと比べて最大50%高速」とうたっていることもあり、廉価モデルではありながらも、事務作業などを主用途として想定している場合には、コストパフォーマンスも十分期待できるでしょう。
なお、バッテリー持ちは最大16時間で、Wi-Fi経由でインターネットを使用した場合は最大11時間とさほど長くありません(Airの場合はそれぞtれ最大18時間と最大15時間)。外出時の携行をメインに想定する場合、充電器は欠かせませんね。
通信規格はWi-Fi 6E、Bluetooth 6に対応しています。
トラックパッドが少し違う
トラックパッドは、物理的にカチッと押し込める機構を採用しています(※仕様表での表記は「カーソルを正確にコントロールでき、ジェスチャーに対応するMulti-Touchトラックパッド」)。
ハプティクスで押した感触を再現するほかのMacBookシリーズの感圧式のトラックパッド(※仕様表での表記は「カーソルを正確にコントロールできる、圧力感知機能を搭載した感圧タッチトラックパッド」)とは、操作感が異なるでしょう。
初めてMacBookを使う分には気にならないかもしれませんが、既存のMacBookシリーズのトラックパッドの軽やかな操作感に慣れている人は少々違和感があるかもしれません。該当する場合には、なるべく実機に触れられる店頭等で確認しておくことをおすすめします。
Web会議には十分なカメラ・マイク
Webカメラとして「1080p FaceTime HDカメラ」を搭載します。マイクは「デュアルマイクアレイ」を搭載していて、指向性ビームフォーミングにも対応。周囲の雑音を低減しつつ、ユーザーの声を分離する機能もサポートしています。単にWeb会議やビデオ通話をするには十分でしょう。
ただし、ビデオ通話中にユーザーを画角中央に捉えるよう擬似的に追尾する「センターフレーム」や、手元の俯瞰視点の映像を再現する「デスクビュー」など、先進的な機能には対応していません。もしこうした機能が必用な場合には、Air以上のモデルを選びましょう。
内蔵スピーカーは、空間オーディオやドルビーアトモスはサポートしていますが、「デュアルサイドファイアリングスピーカー」であることには注意。Airの「4スピーカーサウンドシステム」や、Proの「6スピーカーシステム」と比べると低音の表現や臨場感で劣ります。動画視聴やゲーミングの際のサウンドの迫力に関しては、あまり期待できません。
外部モニター出力もOK
インタフェースは、左側面にUSB Type-Cポートを2基搭載します。ひとつがUSB 3で、充電、映像出力、最大10Gbpsのデータ転送に対応。もうひとつがUSB 2で充電と最大480Mbpsでのデータ転送に対応しています。右側面には3.5mmのヘッドフォンジャックも搭載しています。
そのため、外部ディスプレイに画面を拡張したい場合には、DisplayPort 1.4に対応した奥側のUSB 3のポートを使う必要があります。最大4K・60Hzの外部ディスプレイ1台までをサポートし、同時にMacBook Neoの本体でも画面表示が可能です。
生体認証はTouch IDだけど、最小構成では非搭載
MacBookシリーズといえば、搭載するチップや、メモリ、ストレージのバリエーションを選択できることが多いですが、MacBook Neo(A18 Pro)でのカスタマイズはかなり限定的です。
具体的に選択できるのは、「256GB Magic Keyboard」(9万9800円)と、「512GB Touch ID搭載Magic Keyboard」(11万4800円)の2モデルのみ。Touch IDを使いたい場合には、後者を選ぶ必要があります。そのほか、メモリやストレージのカスタマイズはありません。ユニファイドメモリは8GBのみです。
こうした特徴から、MacBook Neoは人を選ぶ製品ではありつつも、初めてノートパソコンを手にするエントリー層や、自宅にパイパワーの据え置きMacがありつつ持ち出し用にライトなノートパソコンを追加したいような方にとって、魅力的な候補となるでしょう。
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