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/etc/rcスクリプトの処理内容を理解しよう
PATH の設定 内 容
/etc/rc.diskless1 の実行 ディスクレスブートの際の設定
/etc/rc.conf の読み込み 設定項目の読み込み
ファイルシステムのマウント fstab の内容にそってディスクをマウント
adjkerntz の実行  
/var の中を削除 一時ファイルを削除
/etc/rc.sysctl を実行  
/etc/rc.serial を実行 シリアルの設定を行う
/etc/rc.pccard を実行 PCカードサービスを起動する
/etc/rc.network を実行 ネットワークサービスを開始する
/tmp の中を削除 一時ファイルを削除
syslogd を実行 syslog を起動する
quota の有効化 quota を有効にする
inetd の実行 inetd を起動する
cron の実行 cron を起動する
lpd の実行 lpd を起動する
sendmail の実行 sendmail を起動する
usbd の実行 usbd を起動する
/etc/rc.i386 の実行 アーキテクチャ依存(APMなど)の設定を行う
/etc/rc.devfs の実行 devfs の設定を行う
rc.d の実行 /usr/local/etc/rc.d
/usr/X11R6/etc/rc.d の中にある *.sh スクリプトを実行
/etc/rc.local の実行 独自の設定を行う

rc.confのオプションを理解しよう

rc スクリプトでは、各種の外部スクリプトを呼ぶことによって rc スクリプトそのものを編集する必要を極力減らしている。

 rc.confは,/etc/または/etc/default/ディレクトリに置かれている。ただし,/etc/default/の方が先に読み込まれる。ファイル内容を変更する場合には,変更するものだけ,もしくは標準のrc.confを/etcディレクトリにコピーしてから編集するようにしたい。

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