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USBカードリーダを使うための設定
 USBカードリーダを使うためには,[USB Mass Storate support]を使う。そこで,make menuconfigなどを利用してカーネル再構築オプションを表示させよう。

 そして,カーネル再構築のメニュー[USB support -->]の階層下にある[USB Mass Storage support]項目で[m]キーを選択し,モジュールとして組み込む(Fig.12)。

Fig.12■[USB Mass Storage Support]をモジュールとして組み込む
fig12

 ただし,USBカードリーダはSCSIデバイスとして認識されることに注意しよう。このため,トップ階層の[SCSI support --->]階層下の[SCSI support]ならびに[SCSI disk support]を有効にしなければならない(モジュールとして組み込んでも構わない)(Fig.13)。

Fig.13■[SCSI support]の設定
fig13

 これらの[USB Mass Storage support]と[SCSI support]、[SCSI disk support]の設定が終了したら,次のようにしてモジュールを再構築する。

# make dep ; make clean
# make modules
# make modules_install
# /sbin/depmod -a


ここでは具体的に解説はしていないが,ここでの方法とほぼ同等で,USB接続のフロッピーディスクドライブやCD-ROMドライブ,CD-Rドライブなども利用できる。

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