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Chapter 7:プレゼンテーション層の構築
●メニュー選択によって在庫管理用のフォームを開くようにする
次にユーザーがメニュー項目を選択したときに在庫管理用のフォームを開くようにする。
たいへん申し訳ないのだが,前回掲載分の「7.3.2 MDIの親フォームの作成とメニュー項目の設定」において,在庫管理用のフォームを開く項目を追加するのを忘れてしまった。ここで,メニュー項目の[表示]メニューをTable 7-27とFig.7-73のように変更し,「入出庫情報」という項目を加えてほしい。
Table 7-27 変更したメニュー項目
キャプション | オブジェクト名 |
---|---|
ファイル(&F) | Menu_File |
プリンタの設定(&U)... | Menu_Printer |
終了(&X) | Menu_Exit |
表示(&V) | Menu_View |
顧客情報(&C) | Menu_Customer |
製品情報(&P) | Menu_Product |
入出庫情報(&T) | Menu_Stock |
伝票情報(&S) | Menu_Slip |
請求書情報(&B) | Menu_Bill |
Fig.7-73 変更したメニューの階層構造(「製品情報」の項目の下に「入出庫情報」を加えた)
そして,ユーザーが[表示]メニューの[入出庫情報]を選択したとき,Fig.7-71で示したFormStockフォームを開くことにする。その実装は,List 7-86のようになる。
●フォームのサイズに部品を揃える次に,フォームの大きさがユーザーによって調整されたときに,そのフォームの大きさに合わせてコンポーネントの位置やサイズを調整する処理を実装しておく。それには,FormStockフォームのForm_ResizeプロシージャをList 7-87のように実装すればよい。
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