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Chapter 6:ビジネスロジックの設計
6.3 製品管理処理
次に,製品を管理するためにはどのような機能が必要なのかを考える。製品の情報は「3.2.2 製品情報テーブル」で作成した製品情報テーブルに含まれる(Table 6-10)。
Table 6-10 製品情報テーブル
型 | NULL | 解説 | ||
---|---|---|---|---|
ID | 数値型(オートナンバー) | − | 不可 | 製品番号。レコードに対して唯一無二の値を割り当てる |
PRODUCTNAME | 文字型 | 64 | 不可 | 製品名 |
YOMIGANA | 文字型 | 80 | 可 | 製品名のよみがな |
PRICE | 金銭型 | − | 不可 | 製品の価格 |
STOCK | 数値型 | − | 不可 | 現在の在庫数 |
MEMO | 文字型 | 80 | 可 | 摘要 |
BACKORDER | 数値型 | − | 不可 | 在庫のうちすでに予約されている数 |
MADEUSER | 文字型 | 256 | 不可 | この製品情報を登録したユーザーのアカウント名 |
MADEDATE | 日付型 | − | 不可 | この製品情報を登録した日時 |
LASTUSER | 文字型 | 256 | 不可 | 最終更新者のアカウント名 |
LASTDATE | 日付型 | − | 不可 | 最終更新日 |
DELETEDFLAG | Boolean型 | − | − | 削除されたかどうかのフラグ。Trueで削除されたことを,Falseで削除されていないことを示す |
製品管理では,(1) 製品の新規登録,(2) 情報取得,(3) 更新,(4) 削除,(5) 全製品の一覧取得,(6) 在庫管理,という6つの処理が必要となる。これらの処理を順に実装してゆく。
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