この特集のトップページへ
Chapter 6:Dynamic DNS 〜DNSとDHCP〜

Dynamic DNS 〜DNSとDHCP〜

 従来,DNSのゾーン情報は,DNSサーバーに保存されているファイルから読み込むか(Windows NTのDNSサーバーの場合はレジストリから読み込むこともある),セカンダリサーバーであれば,プライマリサーバーからネットワーク経由で受け取っていた。どちらの場合でも,ゾーン情報に含まれているホスト情報であるAレコードやPTRレコードを更新するためには,プライマリサーバーに保存されているファイルを変更する必要があった。つまり,DNSのゾーン情報は「静的」であったといえる。

 これに対してDynamic DNSは,ホスト情報であるAレコードやPTRレコード,サービスロケータとして機能するSRVレコードを,DNSクライアントが自分で登録できるようにする。つまり,ゾーン情報を動的に書き換えることが可能になるのである。Windows 2000でActive Directoryを使用する場合には,Dynamic DNSをサポートしていることが推奨されている。Dynamic DNSをサポートしていないDNSサーバーであっても,SRVレコードをサポートしていれば運用自体は可能であり,Dynamic DNSは必ずしも必須機能ではない。しかし,各クライアントをDNSに登録するための管理コストを考えると,Dynamic DNSを使用したほうがよいだろう。また,DHCPを使用している場合には,クライアントのFQDNを正しく登録するために,Dynamic DNSによる登録が必須となる。

 そこでここでは,Dynamic DNSの必要性とその技術詳細について解説する。

1/13 NEXT


Special

- PR -

Special

- PR -