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Chapter 8:Microsoft DNS 〜Windows 2000のみでの構成〜

見出し 8.2 Microsoft DNSのインストールと構成

 Microsoft DNSをインストールするまえに,DNSサーバーとなるコンピュータに正しくTCP/IP関連パラメータが設定されているかどうかを確認する必要がある。なぜなら,Microsoft DNSをインストールするときには,その時点のTCP/IP関連パラメータに基づいて,0.0.127.in-addr.arpaゾーンなどが自動構成されるためである。DNSサーバーを設定したあとでTCP/IP関連パラメータを変更しても,最初に自動構成されたゾーンの設定には反映されない。もし,TCP/IPのパラメーターを設定せずにインストールしてしまった場合には,手作業で設定し直す必要があるので注意してほしい。

 Microsoft DNSをインストールするまえに,あらかじめ正しく設定しておかなければならないTCP/IP関連パラメータとは,次の3つである。

  • IPアドレス
  • ホスト名
  • DNSサフィックス(Primary DNS Suffix)
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