この特集のトップページへ

head2.gif 6.4.2 リモート制御の許可
 リモート制御するユーザーは,適切な権限を備えている必要がある。Active Directoryドメイン環境であれば,[スタート]メニューから[プログラム]−[管理ツール]−[Active Directoryユーザーとコンピュータ]を選択して[Active Directoryユーザーとコンピュータ]管理ツールを起動し,リモート制御を担当させたいユーザーのプロパティを表示して,[リモート制御]パネルを開く。このパネルの[リモート制御を有効にする]がチェックされていれば,そのユーザーによるリモート制御が許可される。デフォルトでは,ユーザーを作成した段階でリモート制御が許可されているので注意してほしい。必要であれば,[リモート制御を有効にする]のチェックを解除し,管理担当者以外のユーザーが無闇にリモート制御を使用しないように設定すべきである。

 なお,[リモート制御を有効にする]がチェックされていれば,その制御レベル([セッションを監視する]または[セッションと対話する]のどちらか)も設定できる。

Fig.6-11 ユーザーのプロパティダイアログボックス([リモート制御]パネル)
fig6_11.gif
prevpg.gif Chapter 6 14/20 nextpg.gif