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  COLUMN   そのほかのコマンドラインユーティリティ

 ターミナルサービス用の管理ユーティリティだけではなく,Windows 2000 Serverをリモート管理するときに便利なコマンドラインユーティリティが存在する。ここでは,それらを一覧表にまとめておく。詳しくは,Windows 2000のヘルプファイルなどを参照していただきたい。

Table 6-5 そのほかのコマンドラインユーティリティ
コマンド名 用途
BACKUP ファイルをフロッピーディスクへとバックアップする
CACLS NTFSのACL(Access Controle List)を参照または設定する
NBTSTAT NBT(NetBIOS over TCP/IP)接続の情報を表示する
NETSTAT TCP/IP接続の情報を表示する
NET accounts ユーザーの原則を設定する
NET computer ディレクトリにコンピュータオブジェクトを登録・削除する
NET config WorkstationサービスまたはServerサービスの構成情報を表示する
NET continue NET pauseコマンドによって一時停止されているサービスまたは共有リソースを再開する
NET file 共有ファイルを閉じ,ファイルのロックを解除する。あるいは,サーバー上で開かれているファイルを表示する
NET group サーバー上のグローバルグループを表示・登録・変更・削除する
NET localgroup コンピュータ上のローカルグループを表示・登録・変更・削除する
NET name コンピュータのエイリアス名を表示・登録・削除する
NET pause サービスまたは共有リソースを一時停止する
NET print 印刷ジョブを表示・削除する
NET send メッセージを送信する
NET session 接続情報を表示する
NET share 共有リソースを表示・登録・変更・削除する
NET start サービスまたは共有リソースを開始する
NET statistics コンピュータの統計情報を表示する
NET stop サービスまたは共有リソースを停止する
NET time コンピュータの時刻情報をほかのコンピュータまたはドメインの時刻情報と同期させる。あるいは,そのコンピュータまたはドメインの時刻情報を表示する
NET use ドライブやプリンタに接続する
NET view リソースの共有状態を表示する
NTBACKUP ファイルをテープへとバックアップする
PING TCP/IP接続を検証する
REGEDIT レジストリエディタを起動する
TRACERT TCP/IP接続における経路情報を表示する
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