組み込み&エレクトロニクス

ウェアラブル機器開発やロボット開発についての話題が盛んである。そこではどのような技術的な工夫がなされているのか、そしてどのような将来像を描くのか。最前線で活動するエンジニアに聞く。また、そうした開発によってあらゆる機器に搭載されていく組み込み&エレクトロニクス技術・製品について、各社の展示ブースもぜひご覧いただきたい。


講演一覧

5G最新動向とIoT

エリクソン・ジャパン株式会社
チーフ・テクノロジー・オフィサー(CTO)
藤岡 雅宣 氏

2020年の商用サービス開始が期待される5G(第5世代移動通信)。現在、世界中で標準規格化に向けた議論が進んでいる真っただ中で、その全貌はまだまだ明らかではない。そこで、仕様策定や5G実現に向けた実証実験に関わるEicsson(エリクソン)の日本法人CTOを務める藤岡氏が、5Gの最新動向を紹介する。さらに、今後、普及が見込まれるIoT(モノのインターネット)に5Gがどのような影響を及ぼすのかを技術的視点を交えて解説する。


講演者プロフィール


1998年に日本エリクソン社(現エリクソン・ジャパン)に入社。IMT2000プロダクト・マネージメント部長、マーケットサポート・先端技術部長を歴任、その後事業開発本部長として新規事業の開拓、新技術分野に関わる研究開発を総括。2005年2月より現職。1978年KDDに入社し、研究所において、ISDN、インテリジェント・ネットワーク、プロトコル等の研究を担当。1988年からは、主任研究員としてネットワーク関連の研究・開発のリーダー、実験システムの開発等を担当。1993年からは、KDD交換部担当部長として、新規サービス用システムの開発、国際電話用インテリジェント・ネットワークの開発を担当。1985年電子通信学会学術奨励賞、1991年TTC表彰、1996年新ITU協会賞、1997年大阪大学工学博士。


この講演の見どころ


2.5Gから3G、LTEへと進化してきた移動通信。世代を経るごとに高速/大容量化を果たしてきた。しかし、次世代「5G」では高速/大容量化だけでなく、IoTを見据えたさまざまな新機能が盛り込まれる見込みだ。5Gに向けた技術開発をリードするエリクソンの日本法人CTOを務める藤岡雅宣氏が、見過ごされがちな5Gの可能性に言及する。



システムズエンジニアリングをモノづくりに活かす

慶應義塾大学大学院
システムデザイン・マネジメント研究科 准教授
白坂 成功 氏

「システムズエンジニアリング」とは、複数の要素から構成されるモノを効率的に作る手法のことだ。IoT(モノのインターネット)のように、システム同士が複雑に入り組んで行くこれからのモノづくりでは重要になってくるといわれている。


講演者プロフィール


1994年東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学修士課程修了。同年三菱電機株式会社入社。宇宙開発に携わる。2010年慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科後期博士課程修了。博士(システムエンジニアリング学)。2008年 4月より慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科非常勤。2010 年より同准教授。現在に至る。「こうのとり」の開発では、システム安全を担当し、世界で初めて無人宇宙機についてNASAの安全審査を通過した。



この講演の見どころ


難しそうなイメージのあるシステムズエンジニアリングだが、日本のモノづくりに適用するにはどうすればいいのだろうか。本講演では、システムズエンジニアリングの活用で先行する宇宙機開発に15年以上携わり、先日5号機を打ち上げた宇宙ステーション補給機「こうのとり」の開発も担当した慶應義塾大学大学院准教授の白坂成功氏が、システムズエンジニアリングの基礎や、日本のモノづくりへの適用法などについて解説する。





出展企業

ゴールドスポンサー

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オン・セミコンダクター

オン・セミコンダクターのブースでは、「車載」、「ワイヤレス&ウェアラブル」、「産業用モノのインターネット」、「高性能パワーコンバージョン&モータコントロール」設計をサポートをするための最新情報や技術をご紹介しております。



このブースの見どころ
ALT エンジニアに遅れをとる前に要必見!業界初「スマートセンサーIC」

今回は、オン・セミコンダクターが誇る、業界初の「スマートパッシブセンサ」をご紹介します。旧来のRFIDタグの中に、温度/湿度/圧力/近接センサを搭載したスマートセンサーIC Magnus搭載の 極超短波RFIDセンサ タグは、 自動車、医療 、IoT など、 多種多様な用途に適しています。



ALT ”次世代”リチウムイオン 電池保護ソリューション

ポータブル機器の急速な進歩により、電源の役割を果たすリチウムイオン電池への要求が厳しくなっています。ユーザーの ニーズを受けて、エンジニアは、パワーシステム設計全体において、非常に幅広い温度と負荷がかかる状況で、シングルセル・リチウムイオン電池からより高いパフォーマンスを引き出さなければなりません。その結果、電池保護技術のさらなる向上が求められています。本ウェッブキャストでは、充放電保護回路への画期的なアプローチをご紹介します。



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日本ナショナルインスツルメンツ株式会社

IoT時代を見据えたテスト・計測の技術動向や、5Gの動向と最新の実証実験事例、ワイヤレス規格やRF/通信の基本を学べる学習資料、テスト・制御システム開発のヒントなどを紹介します。



このブースの見どころ
ALT IoT/5G時代のワイヤレステストーいかにテスト効率を向上させるかー

IoTの実現へ向けて、ますます複雑化するワイヤレスデバイスのテストコストを確実に抑えつつ、製造ラインのスループット向上を実現するプラットフォームベースアプローチについて紹介します。



ALT IoT時代の鍵を握る、第5世代移動通信(5G)の動向

5Gの基礎や技術課題、4つの構成技術(新しい波形、ネットワークの高度化、Massive(大規模) MIMO、ミリ波通信)について最新の実証実験の事例などを交えて解説した資料です。



シルバースポンサー

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アイエーアール・システムズ株式会社

IoT 時代の必需品!国内トップシェアの組込み開発ツールなぜIAR が選ばれるのか?ARMやルネサス等の幅広いデバイスサポート/日本語対応/コード効率の高さ/解析機能によるソフト品質向上/産業ethernet/Bluetooth/wi-fiで幅広く活用



このブースの見どころ
ALT 静的解析ツール無料お試しモニターキャンペーン実施中!

ソフトウェア品質向上に興味のある方必見!簡単に高品質な開発を実現するIARの静的解析ツールC-STAT。興味はあるけど購入前に試してみたいという方へ、無料モニターキャンペーンを実施いたします。



ALT 導入事例でまるわかり!IARの開発環境が国内トップを占める理由

業界標準の開発環境IAR Embedded Workbench。実際に導入された事例で詳しくご説明した資料で、具体的にどんな開発で使用されているのか、使用するメリット等をご覧いただけます。



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日本アルテラ株式会社

FPGAのリーディング・サプライヤー「アルテラ」が、今注目のFPGAの最新情報について、初めての方にもわかりやすくご紹介します。



このブースの見どころ
ALT 組込みシステム設計者の夢のプラットフォーム

カスタムマイコン設計に新たな解を。「Terasic スパイダー・ロボット」を用いたデモを交えながら、32 ビット Nios II ソフト・プロセッサを使用した次世代 Nios II エンベデッド評価キット「MAX 10 NEEK」についてご紹介します。マルチタッチ・ディスプレイによるタッチパネル操作をはじめとする多様な機能をご確認ください。



ALT マイコンからFPGA置き換え体験談

「今使っているマイコンは、いつまで調達できるか」「マイコンの性能が足りない。でも上位品を採用するとコストと消費電力の面で要求を満たせない」「ボード上に散在するデバイスの機能を、1チップに集積できないのか」。こうした不安や不満を解消する可能性を秘めているのが、アルテラのFPGAです。本ドキュメントでは、マイコンをFPGAに置き換えることによって成功を収めた開発事例を紹介します。



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一般社団法人日本エレクトロニクスショー協会

2015年10月7日(水)から10月10日(土)までの4日間、幕張メッセで、開催する最先端IT・エレクトロニクス総合展『CEATEC JAPAN 2015』のPRブースです。事前情報や見どころを随時ご案内いたします。



このブースの見どころ
ALT 「2つのステージ」と「NEXTイノベーションエリア

新しいライフスタイルを体現できるライフ&ソサエティ ステージと世界最先端の電子部品・デバイスが集約したキーテクノロジ ステージ、近未来や、トレンドにスポットを当てたNEXTイノベーションエリアで構成しています。



ALT 2020年のビジネス、生活シーンの展望や期待を発信するコンファレンス

2020年に向けて注目が集まる日本。2020年に向けてビジョン骨子で掲げられている世界最高水準のテクノロジによって実現する未来のビジネスシーンや生活シーンの展望や期待をCEATEC JAPAN コンファレンスより発信します



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The MathWorks, Inc.

FPGA/ASIC 設計におけるモデルベースデザインや、画像処理に向けた製品だけでなく、センサーデータ解析やデ ータアナリティクス、機械学習などのソリューションを提供する MATLAB/Simulink



このブースの見どころ
ALT IoT/M2M における MATLABソリューション事例紹介

MATLABでのデータアナリティクスフローの実現や、自動車や重工機器、プラントモデル制御、航空宇宙などのものづくり現場で適用されるIoT/ビッグデータ時代のセンサーデータ解析についてご紹介します



ALT アクティブセーフティシステムの開発と検証

開発環境としてのMATLABを利用することにより画像処理開発の生産性を向上するだけでなく、並列計算、機械学習、デジタルフィルター設計、計測機器との連携など各種機能とのシームレスな連携が可能です



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菱洋エレクトロ株式会社

菱洋エレクトロは、IoT/M2Mソリューションでお客様のワークスタイルに沿った新たな価値を創造、提案いたします。製造業や流通業などの事例や最新のWindows 10情報をご確認ください。