次世代DVDへの助走

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東芝「DVDの父」がホンネで語る次世代DVD論(後編)東芝が主張する、記録型HD DVDが32Gバイトで十分な理由
東芝が支持している次世代DVD規格「HD DVD」は、片面1層で20Gバイト、2層でも32Gバイト程度だ。しかし、東芝の主席技監、山田尚志氏は次世代DVDの容量は32Gバイトでも十分と話し、HD DVDのそれに代わるさまざまなメリットについて強調した。


東芝「DVDの父」がホンネで語る次世代DVD論(前編)次世代光ディスク規格は、かくして分裂した
東芝デジタルメディアネットワーク社主席技監の山田尚志氏は、DVD ForumでDVD規格の策定に深く関わった人物だ。その山田氏に、「Blu-ray Disc Founders」(BDF)への参加を拒否し、DVD Forum内での次世代光ディスク規格策定にこだわる理由を訊いた。


決め手はゼリー状シート? 2層BD-RO
歩留まりが悪く、製造ライン設備も高コスト、2層はさらに難しいといわれたBlu-ray Discの読み込み専用メディア(BD-RO)。果たして懸念は払拭できたのか? そもそもBD-ROの懸念材料として挙げられていた事柄は、どのような根拠から来ていたものなのか?


ソニー、Blu-ray2号機は全モデルハイブリッド、BD-RO製造装置も初公開
前回のインタビューからしばらくの時間を置いて、ソニー業務執行役員常務の西谷清氏と再会した。早速、「ソニーBD2号機のスケジュールは?」と前回と同じ質問をしてみた。すると……


InterviewBlu-rayに関するいくつかの疑問(後編)
どうやら、ソニーの“Blu-ray Discレコーダー第2弾”は、ハイブリッド、低価格化、そして2層記録がキーワードになりそうだ。さらにゲーム機への搭載計画も……? 先週に引き続き、ソニーのBlu-ray Discに対する取り組みについて、ソニー業務執行役員常務の西谷清氏に話を聞いた。


InterviewBlu-rayに関するいくつかの疑問(前編)
次世代光ディスクと呼ばれるメディアを扱える唯一の製品を出荷しているソニー。その中でBlu-ray Disc事業を担当するソニー業務執行役員常務の西谷清氏に、Blu-rayとBlu-ray Disc Foundersに関するいくつかの疑問をぶつけてみた。


Column次世代DVDは“理想論”と“現実論”の対決
Sony Pictures Entertainmentは、BD(Blu-ray Disc)への支持を明確に口にしている映画スタジオだ。もちろんソニー・グループの一員であることが判断の主因だが、それだけではないという。「もっとも大きな理由は、BDの容量だ」。


BD支持は“ソニーグループだから”だけではない〜Sony Pictures
Sony Pictures Entertainmentは、BD(Blu-ray Disc)への支持を明確に口にしている映画スタジオだ。もちろんソニー・グループの一員であることが判断の主因だが、それだけではないという。「もっとも大きな理由は、BDの容量だ」。


ハリウッド、“ウィッシュリスト”の真実
この連載の中で繰り返し話題になっている“ウィッシュリスト”は、次世代光ディスクに対してハリウッドの映画スタジオ7社が提出した要望書だ。ここでは、ウィッシュリストについてアップデートした情報を記しておきたい。


「単一フォーマットでなければ参入できない」とWarner
DVD誕生前夜から東芝の盟友であるWarner Brothers。今回も同社はDVDからの移行がスムーズに行えるAODを支持するだろう、と推測する人は多い。しかし、実際にはどうなのだろうか? Warner Brothersの家庭向けコンテンツ制作・販売子会社であるWarner Home Videoに聞いた。


「大容量こそが次世代光ディスクに必要」〜パナソニック ハリウッド研究所
Blu-ray Disc Foundersと映画スタジオとのインタフェース役を務める「パナソニック ハリウッド研究所(PHL)に、次世代DVDに対する取り組みを聞いた。彼らが、実際に映画スタジオと協業する中で、純粋に技術者として必要だと感じているもの。それは絶対的な大容量と、将来に向けた拡張性。つまり“余裕”だという。


ハリウッドがDVDの高解像化を望む理由
AOD陣営とBlu-ray Disc Foundersの対決が激化し始めた1月上旬、ハリウッドの映画スタジオや、DVD制作を行うポストプロダクションスタジオを巡る機会に恵まれた。彼らは次世代DVDをどのように捉え、使おうとしているのか。Warner Brothers、Sony Pictures、パナソニック・ハリウッド研究所などへの取材を交えつつ、次世代光ディスクに向けて助走に入った両陣営の動きを探る。


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HD DVDは“ハリウッドの9カ条”に完全対応する──東芝とNEC、新コーデックの効果を披露
次世代光ディスクの規格争いの行方は、ハリウッドという“玉”を誰が握るかにかかっているとも言える。HD DVD陣営は米国で「ハリウッドの要求に完全対応する」と宣言。採用予定コーデックの効果を大々的にアピールした。


2004 International CESBlu-ray Disc Founders、ROM規格を発表。HP、DELLも採用へ
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「必要なのはシームレスな互換性」――NEC、現行DVDも再生可能なHD DVD
NECが、現行DVDも再生できる次世代光ディスク規格「HD DVD」(AOD)ドライブを開発。対物レンズ1個で現行DVDとHD DVDの両方式の再生を可能にした。発表会で強調されたのは「現行DVDとのシームレスな互換性」だ。


「HD DVD」規格が一部承認へ
承認が見送られていた次世代光ディスク規格「HD DVD」(AOD)の再生専用規格「HD DVD-ROM(仮称)」が、DVDフォーラムの幹事会でようやく認められた。今後は、書き換え型規格の承認を目指すことになるが、その道は険しそうだ。


Blu-ray DiscとAOD――本格普及の鍵は“ROM”が握る
「ポストDVDの本格普及にはROMが重要。鍵を握るのはハリウッド」。Blu-ray DiscやAODなどの次世代光ディスクの本格普及は、2006年以降になるかもしれない……。


「H.264」のパワーと不透明要素
MPEG-4の一部として、低リソースでDVD並のインターネット放送を実現できるという触れこみの高度なビデオ圧縮形式が年内に承認される見通し。だが重要なのは圧縮率だけではない


「マルチオブジェクトコンテンツ」と「H.264」に活路を見出すMPEG-4
画質の悪さで敬遠されてきたMPEG-4。だが、今年の後半から実用化されるH.264のおかげでMPEG-2並みの画質に。長いこと夢物語だった映像配信ビジネスだが、FTTHを待たずして現実のものになるかもしれない。


松下,ブロードバンド時代の映像配信に向けハリウッドに新しい開発拠点
松下電器産業は,ハリウッドのユニバーサルスタジオ内に次世代の圧縮技術および配信事業の研究開発拠点を置く。コンテンツプロバイダと密接に連携し,新しいサービスの事業化にいち早く対応するのが目的だ。


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