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JCC、2.25TバイトHDD搭載の「Big Channel」第2弾

日本電算機は、地上波6チャンネルを一週間分丸ごと録画できるホームサーバ「Big Channel」の第2弾を発表した。HDD容量の拡大とBSアナログチューナーの追加などが主な変更点。価格も99万8000円と、さらに“ビック”になった。

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 日本電算機(JCC)は2月24日、地上波6チャンネルを一週間分丸ごと録画できるホームサーバ「Big Channel 2」を発表した。昨年12月に発売した「Big Channel」の第2弾。HDD容量の拡大とBSアナログチューナーの追加などが主な変更点となる。価格はオープン(直販価格は99万8000円)。

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「Big Channnel 2」。外観は従来通り。木目調ケースも選択できる。光学ドライブにはDVD-RW/+RWを採用

 Big Channelは、3つのCPUとそれぞれ独立したマザーボードを持つLinuxベースの録画機だ。各マザーボードは内部でLAN接続され、地上アナログチューナー×6とBSアナログチューナーを共有。ゴーストリデューサ付きのMPEG-2エンコーダーボードも3枚内蔵し(各2つずつのエンコーダーを搭載)、6チャンネルの同時録画を可能にしている。さらに新製品では、HDDが従来の200Gバイト×6台から250Gバイト×9台に増え、総容量は実に2.25Tバイトとなった。

 録画ビットレートは、前回と同じ13M/8M/4M/3M/2M/1Mbpsの6通り。ただし、HDDの強化により“6チャンネル一週間分丸ごと録画”時でも3Mbpsで記録できるようになった(従来は2Mbps)。録画した番組は1日ごとに書き換えられるが、あらかじめ保存しておきたい番組が分かっている場合は、USB2.0対応の外付けHDDなどを録画先に指定することもできる。

 また、「連結システム」を備えた点も新しい。これは、LANを介してBig Channel 2同士が連携し、チャンネルが重なることなく録画できるというもの。2台なら12チャンネル、3台なら18チャンネルを同時に録画可能になるが、管理画面は1つで済むという。

 インタフェース類も豊富だ。映像系はD1/D2出力×1、VGA(アナログRGB)×1のほか、S映像とコンポジットの入出力を2系統ずつ備えている。音声出力にはS/PDIFも用意。このほか、USB×2やPCカードスロット、10/100BASE-TXなどがあり、ブロードバンドルータ機能も内蔵している。

 本体サイズは約190(幅)×470(奥行き)×600(高さ)mm。

製品パッケージには、専用リモコン、ワイヤレスキーボードのほか、ホームページ作成ソフトや動画編集ソフトをバンドル。もちろん、オンラインサービス「ブロードメディアグローバルタワー」を利用できる(別記事を参照)

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背面のポート類

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