検索
連載

御三家とは一線を画すクオリティ――ソニー“シネザ”「VPL-HS50」レビュー:劇場がある暮らし――Theater Style (6/7 ページ)

ソニーが年末商戦に投入する家庭用プロジェクター“シネザ”「VPL-HS50」は、現在市場を牽引する松下、三洋電機、エプソンの20万円クラスの製品とは一線を画すクオリティを持つ。透過型液晶パネル搭載ホームシアタープロジェクター・トップエンドモデルの実力を探ってみた。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena

各モードの違い

 各プリセットモードの絵作りは基本的に共通。ソニー製プロジェクタの場合、プリセットモードのパラメータを変更するとそのまま記憶されるため、後からいくらでも変更できるので参考程度に。ダイナミック時にも、そのままランプ光を素通しするようなことはなく色バランスは崩れない。

車の写真

photo

ダイナミックではコントラストが伸長され、迫力はあるがギトギトとした絵に。ランプモードも高で絞り開放となる。ある程度の明るさが部屋にある場合に選択するモード。

photo
スタンダードは絞り開放、ランプモード低。青空、車の色なども濃く、鮮やかに描写される。黒も十分に沈んでいる
photo
シネマではアイリスがオートとなる。この絵ではスタンダードとの違いは明確ではない。

人物

photo
ダイナミックモードはかなり派手に演出されているが、やはり色バランスはさほど崩れず、なかなか使えるモードであることがわかる。
photo
スタンダードもなかなか自然だ。黒沈みも液晶プロジェクタとしては十分なもの。
photo
しかしシネマにするとアドバンストアイリスのオートモードが有効に働き、背景のディテールはそのままに明るい顔の部分がより明るくなり、立体的な描写になる

風景

photo
車の写真とほぼ同じ印象。ダイナミックはかなり派手だが、明るい場所ではこのぐらい派手でなければ、色が薄く感じるものだ。
photo
ノーマル。シネマの差はほとんどなく、アドバンストアイリスオートは通常の風景でほとんど開放になることが伺える
photo
シネマ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る