検索
連載

第25回 イベントと思い出の関係 〜「愛・地球博」編今日から始めるデジカメ撮影術(4/4 ページ)

夏休みは、いろんなイベントへデジカメを持って出かける人も多いだろう。今回は、イベントを楽しみつつ、後から思い出しやすいようカメラにもしっかり納める、という撮影術を紹介する。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena
前のページへ |       

観覧車で会場を一望しておこう

 会場の片隅に大観覧車がある。メイン会場からちょっと離れていてパビリオン群がない子ども向けエリアにあるため空いていたのが印象的。


観覧車から見たEXPO会場。結構森が残っていることやパビリオンが点在していること、結構起伏があることが分かる

観覧車はガラス面積が広くて明るく周りを見やすくてよいが、人も一緒に撮るときはストロボを使うときれいに撮れる

日が暮れたらスローシンクロで撮ろう

 EXPO会場は22時まで開いている。日が暮れてくると人も減ってくるので涼しい中のんびり見られるのもいい。

 でもいろいろ見て回れるのは21時くらいまでと思った方がよさそうだ。日が暮れたら暮れたでなかなかきれいなもの。夜までいるのなら、三脚を用意しよう。でも三脚は重くてかさばるので、ミニ三脚があるといい。ミニ三脚を地面やベンチなどに置いたりしてカメラを固定して撮るのだ。


夜、普通にストロボを焚くと、人物には光が当たるが背景は真っ暗

 そこでミニ三脚を地面において夜景+人物モードで撮影。あるいは通常モードでスローシンクロでストロボを焚いてもよい。


すると背景も人物もきれいに撮れる

これはさきほど乗った観覧車をバックに。手持ちだとブレやすいので注意

会場を出て振り返ったら緑色がきれいだったので1枚。カメラを手すりの上に置いてスローシャッターで撮影した。

 立派な三脚を持って行かなくても、手近なものを利用すれば夜景はなんとか撮れるものだ。

 今回は夏休みに向けて「愛・地球博」から撮影術をお届けした。人気の企業パビリオンはすごい人だかりだけれども、会場をのんびり歩き回るだけでも楽しいし(広いから疲れるけど)、各国のパビリオンではなかなか美味しいものが食べられる。無理せずいろいろな楽しみ方をどうぞ。

(モデル:林由布子)


前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る