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新たなCDコントロール技術「セキュアCD」を試すレビュー(3/4 ページ)

「セキュアCD」は東芝EMIが新たに導入した著作権管理技術。この新技術が投入されたCDを購入してみたので、iTunesなどとの相性やさまざまなPC環境下での挙動をチェックしてみた。なんとMac OSでは……。

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 「CDの作成」というボタンが用意されているように、専用プレーヤーからはCD-Rへのバックアップ作成も行える。「CDの作成」ボタンをクリックすると「CD作成ソフトウェアが必要です」というメッセージが表示され、作成ソフトをインストールするかを尋ねられる。インストールの終了後には再起動を求められるので、再起動すると、バックアップ回数の確認画面が現れる。「A Bigger Bang」の場合、CD一括コピーの回数は3回と表示された。

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CD一括コピーを行う際にはCD作製ソフトのインストールが求められる
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「A Bigger Bang」のCD一括コピー作製回数は3回

 CD作製の際には、書込みドライブ(ドライブレター)や書込み速度(低速/中速/高速)、同時にHDDへのコピーを行うかが選択できる。しかし、任意のトラックのみを書き込こむ指定はできず、一括コピーのみとなる。

 作製されたCDはCD-DAではなく、オリジナルと同様のセキュアCDとなる。しかし、PCにセットすると起動した専用プレーヤーからは「トラックの保存」と「CDの作成」のボタンが省かれており、HDDへのコピーとCD-Rを利用しての孫コピー作製が行えないようになっている。

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CD-Rで作製したコピー。「トラックの保存」と「CDの作成」のボタンが省かれている
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こちらはオリジナル盤

WMPやiTunesでは扱えない? MacOSでは?

 ここまでは専用プレーヤーについて触れてきたが、セキュアCDをPC(Windows XP)から見るとどう見えるのだろうか?

 セキュアCDをセットした状態でマイコンピュータを開いてみると、鍵のかかったCDのアイコンが表示されていることが分かる。専用プレーヤーをインストールした状態で右クリックして「自動再生」をクリックすると専用プレーヤーが起動し、「再生」をクリックすると、CD-DAを関連づけているプレーヤーソフトが立ち上がる。

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マイコンピュータから見たセキュアCD
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エクスプローラーで展開してみたところ

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