レビュー
タッチセンサー付シャッターと超大型液晶が面白い──三洋「DSC-E6」:レビュー(3/5 ページ)
さまざまな独自の試みが施された三洋電機の「DSC-E6」は、かなり徹底したコンセプトで作られた面白いコンパクトデジカメ。キーワードは「タッチセンサー付シャッター」と「超大型液晶パネル」だ。
初心者向けではあるが何気なく凝った機能も
とまあ基本的に超初心者向けのカメラではあるが、三洋電機らしく何気なく細かい機能もいろいろと揃っている。
MENUボタンを押し「SETTING」を選ぶと、グリップXactiと同様のメニューが現れる。そこでは測光方式、ISO感度(最大400)、WB(なんとワンプッシュのカスタムホワイトバランス付! )、マニュアルフォーカス、動作モードなどがある。
MENUボタンを押して「SCENE」を選ぶと、シーン機能とフィルタ機能を使える。フィルタ機能は、コントラスト、彩度、シャープネスなどを強くかける機能。多少の絵作りが可能だ。
再生も素早くて快適。3.0型液晶のおかげででかいモニターで見る再生画は楽しいし、どんどん拡大してうまく撮れてるかどうか確認するのも容易だ。何しろ、600万画素モードで撮ると、最大4400%まで拡大してくれるのである。イヤになるほどディテールまでチェックできるし、拡大・縮小や拡大時のスクロールも高速なのでストレスもあまりたまらない。逆に小さくすると、最大36分割のサムネイル表示までしてくれる。
液晶モニターが巨大なせいか、バッテリの持ちはCIPA規格で約170枚とさほどよくないのが残念だ。
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