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グッドデザイン賞の「ベスト15」が出そろう

日本産業デザイン振興会が「2005年度グッドデザイン賞」の受賞結果を発表した。開始以来最多となる3010件の応募があり、「Gマーク」を取得したのは1158件。全体的にレベルが高かったという。

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 日本産業デザイン振興会は10月3日、「2005年度グッドデザイン賞」の受賞結果を発表した。今年度は、開始以来最多となる3010件/1303社が応募。工業デザイナーの喜多俊之氏を委員長とする審査委員会が6月から8月にかけて審査を行い、1158件が「グッドデザイン賞」を受賞した。

 挨拶に立った喜多委員長は「今回は突出したものはなかったものの、全体的にレベルが高く、審査も白熱した。応募総数に対して38.5%という数字は例年よりも厳しい」と総括する。「グッドデザイン賞は、“従来にないもの”“質の高いもの”“オリジナル”でなければ選出されることはないが、そういう意味でも今年度は見るところが多かったと思う」。

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工業デザイナーの喜多俊之氏

 9月に行われた特別賞審査では、「エコロジーデザイン賞」「ユニバーサルデザイン賞」「インタラクションデザイン賞」などの特別賞と、初の試みとなる「ベスト15」を選出した。ベスト15は、「日本から世界へ新しいデザインを発信していく」という方針のもと、海外から招聘した審査員を交えて審査したもの。この中から、2005年度の“デザイン・オブ・ザ・イヤー”ともいえる「グッドデザイン大賞」が10月25日に選ばれる。

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ベスト15に選ばれた松下電器産業の「電池がどれでもライト」。単一形から単三形までの乾電池を使用できる
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コクヨのキャンパスノート。とてもめくりやすい

 ベスト15は下表の通り。アップルの「iPod shuffle」、ヤマハのエレクトリックコミューター「EC-02」、プラマイゼロの加湿器「XQK-P020」なども含まれている。10月25日の「グッドデザイン大賞授賞式」では、各デザイナーがプレゼンテーションを行ったあと、各受賞者や審査委員による投票でグッドデザイン大賞1件を決定。そのほかの14件は「グッドデザイン金賞」を受賞することになる。

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