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勝手に始める撮影術「波と水平線とイルカの関係」勝手に連載!海で使うIT(4/6 ページ)

海は本当にありがたい。編集部で一番「撮影が下手」な私にもそれっぽい写真を撮らせてくれる。ということで今回の「勝手に連載!海で使うIT」は恐れ多くも「船の上から撮影術」なのである。荻窪先生パクってしまってごめんなさい。

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風のない日はイルカ・チャンス!

 ヨットでは「風のない日は機走か機帆走」となる。でも、たまにはセールをあげて近場の海を帆走でトロトロと流してみるのもいい。そういうときは、静かにのろのろ動くヨットに油断して近づいてくる「海の生き物」と出くわすことが多い。


船にからんでくる、といえばカモメ。帆走でも機帆走でもノロマなヨットに優越感を感じるのか低空でかすめるように飛び去っていく


ん?なんか変なコブをつけた流木だなー、と思っていたらなんとカニ。しかも、ここは伊豆大島と三浦半島のちょうど中間。丸木舟で海を渡るカニ一匹とシングルハンドのヨットは互いに「貴船ノ安航を祈ル」とエールを交換して別れた

 海で会いたい生き物ナンバーワン、といえばイルカ(クジラはちょっと怖いっす)。伊豆諸島まで足を伸ばすとしょっちゅうイルカと遭遇するかと期待していたが、残念ながら私の夢は未だかなわず。それでも、近場の三浦半島城ヶ島沖で一度だけイルカに出くわしたことがある。イルカは群れなして行動するので1頭見かけたら後から数頭続いていることが多い。あわてないでカメラを用意しよう。息つぎのために浮上したチャンスに撮影するわけだが、浮上するタイミングとその間の距離がある程度周期的なので、何回か浮いてくるタイミングを見届けてから「次の浮上ポイント」にカメラを構えてみよう。


なんていってみたが、レンズから外さないように広角で狙ったために、こんなに小さく撮れてしまった。野生の動物を撮影するときは最高画質にセットして広角で狙い、あとからトリミングするのが上策かと(ただし、荻窪氏は高倍率ズームでもこういうカットをモノにできる。脱帽)

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