ニュース
各社“イチオシ”カメラを見てきた――キヤノン/ニコン/ペンタックス/オリンパス/富士写/コダック編:PIE2006(3/3 ページ)
カメラ関連の展示会「フォトイメージングエキスポ 2006」には、前身のカメラショーから何十年も通い続けているコアなマニア層も少なくない。そんな彼らが楽しみにしている「老舗カメラメーカー4社&フィルムメーカー2社」を一気に紹介しよう。
富士写真フイルム
オリンパスとともに、ここのところかつての勢いを取り戻しつつある富士写真フイルム。先日発表されたばかりの話題の“ISO3200デジカメ”「FinePix F30」や、大型3インチ&高感度「FinePix V10」が、初日からこの展示会にやってくるコアなマニア層に受けていた。
年々ブースの中の銀塩フィルム関連比率が下がる傾向は、フィルムメーカーである同社も例外ではないが、そんな中でひっそり参考出展されていたのが「KLASSE II」(仮称)。登場時にマニアからは賛否両論だった銀塩コンパクトカメラ「KLASSE」の後継機だ。待望の広角28ミリ(KLASSEは38ミリ)単焦点は、F2.8と明るいスーパーフジノンEBCレンズでその描写力には期待が持てそうだ。
コダック
コダックブースは、話題の広角2眼レンズデジカメ「Kodak EasyShare V570 デュアルレンズ デジタルカメラ」の体験コーナーが多くの人を集めていた。
そのほかでは、現行ラインアップと同じ展示場所に日本未発売の海外モデルもズラっと展示。「展示会を通じて日本のユーザーに意見を聞き、それを日本市場投入の参考にしていく」(担当者)。
関連記事
- PIE2006:各社“イチオシ”カメラを見てきた――松下/カシオ/三洋/エプソン編
フォトイメージングの総合展示会「フォトイメージングエキスポ 2006」が開幕。最新デジカメが集合する会場で、松下電器産業、カシオ計算機、三洋電機、エプソン販売のイチオシを見てきた。 - PIE2006:松下初のレンズ交換式デジ一眼「DMC-L1」、国内で披露
松下電器産業が、フォーサーズシステム準拠のデジタル一眼レフカメラ「DMC-L1」の製品説明会を開催。価格は12万〜30万円、発売は今年の夏ぐらいまでを目指すという。 - PIE2006:メーカー間の壁越え本格展開――コダック提案プリント規格を各社がアピール
コダック、ニコン、オリンパスイメージング、ペンタックスの4社が、PCレスでデジカメプリントが可能な「“イメージリンク”プリントシステム」をPIE2006の会場で披露。「写真を撮ったら“まずプリント”です」とアピールした。 - 開幕迫る、アジア最大規模のフォトイメージング展示会「PIE2006」
カメラ映像工業会らは、アジア最大規模のフォトイメージングの展示会「フォト イメージング エキスポ 2006」(PIE2006)の開催概要を発表した。17カ国から150以上の企業が出展し、各種セミナーなども盛んに行われる
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.