“イタズラのIT革命”から“USB加湿器”まで――暮らしを豊かにする最新グッズ:ギフト・ショー春2007(2/2 ページ)
国内最大のパーソナルギフトと生活雑貨の見本市「第63回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2007」が開幕した。展示の統一テーマは、「ちょっと“上質な”くらし、プレミアムライフスタイルが今トレンド」。というわけで、毎日の生活をちょっと豊かにしてくれそうなアイテムをピックアップしてみよう。
タカラトミーブースから、もう1つ気になったものを紹介しよう。
「いたずらシ〜ル」は、携帯電話の液晶ディスプレイに貼るジョークアイテム。たとえば「ひび割れ」は、液晶パネルが割れたような柄になっていて、初めて見た人は一瞬ドキッとする。家族や友人の携帯電話に貼っておけば、慌てること請け合いだ。「新型の機種を自慢されたときにオススメ。ただし、人間関係にヒビが入っても責任は取りかねますのでご注意を」(同社)。
このほかにも、画面に不気味な顔がうっすらと浮かび上がる「ホラー顔」、ありえない数の着信やメール件数の「大量着信&メール」、とても怪しい「浮気メール」など全24種をラインアップ。4月発売予定で、価格は1枚126円とリーズナブルだ。「イタズラのIT革命です」(同社)。
ちなみに、いたずらシールは2枚重ねになっていて、いたずらシートをはがすと、透明な液晶キズ防止シートとして利用できるという。ちゃんとイタズラ後のフォローまで考慮されたジョークアイテムなのだ。
USB加湿器にお手軽酸素バー
盛商実業ブースでは、実用性重視のギフトを多く見つけることができた。
たとえば「KR201」は、乾燥したオフィスに悩むOLさん必見の加湿機だ。サイズが小さく(350ミリリットル缶程度)、デスクの片隅に置いてもジャマにならないうえ、ACアダプタ、USB給電、自動車のシガーライターにも接続可能な3電源対応。超音波方式のため急速な加湿は期待しにくいが、デスクトップのパーソナル加湿器としては重宝しそうだ。価格は3980円。
「KR712」は、幕分離方式を採用した酸素発生機だ。幕分離方式とは、「ラップの50分の1程度の厚さの透過幕」に空気を通す際、窒素より酸素のほうが早く透過する特性を利用したもの。通常の空気では20%程度の酸素を30%程度まで高め、継続的に供給できるという。
もちろん、もとが空気だけに酸素ボンベや酸素パウダーは必要なし。追加投資のいらない手軽な酸素バーだ。価格は2万円前後になる見込み。
カメラ用フィルタなどで知られるkenkoブースで見つけたデジカメ付き望遠鏡「Field Catch」(参考出展)。詳細なスペックは未定ながら、25倍の望遠レンズと310万画素相当のデジカメ機能を搭載する。出荷は夏以降。価格は未定だ
KFE JAPANが展開する「exemode」コーナーで見つけたポータブルワンセグテレビ。携帯電話よりも少し大きめの3.5インチ液晶が特徴だ。内蔵リチウムイオンバッテリーで最長5時間の連続視聴が可能。3月発売予定で、価格は1万円台後半になる見込みだ
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