水深3メートルで連続2時間、防水性能を強化した「オプティオ W30」
ペンタックスは、防水・防塵性能を強化したコンパクトデジカメ「オプティオ W30」を3月中旬に発売する。外装に金属製の前後カバーを採用したほか、内部構造の改良などで防水機能を強化した。
ペンタックスは2月22日、防水・防塵性能を強化したコンパクトデジカメ「オプティオ W30」を発表した。水深3メートルで連続2時間の水中撮影が可能だという。3月中旬発売予定で価格はオープンプライス。店頭では4万円前後になる見込みだ。
8月に登場した「オプティオ W20」の後継機。外装に金属製の前後カバーを採用したほか、内部構造の改良などで防水機能を強化した。またレンズ前面の保護ガラスには、撥水性に優れた独自のSP(Super Protect)コーティングを施し、水滴を付きにくくしているという。防水性能はJIS保護等級8級相当(防塵機能は同5級)。スキーやマリンスポーツなど、アウトドアでも安心して利用できる。
CCDは有効710万画素となり、35mmフィルム換算で38〜114mm相当の光学3倍ズームを搭載。ISO感度を最高3200まで自動調整して手ブレを軽減する「Digital SR」モード、動画撮影時の手ブレを電子的に抑える「Movie SR」などのブレ補正技術を採用した。
このほか、最短1センチのマクロ機能、撮影状況に応じて設定を自動的に最適化する「オートピクチャーモード」、動き回る被写体にピントを合わせ続ける「自動追尾オートフォーカス」、人物撮影に便利な「顔認識AF&AE」といった機能を搭載する。
記録メディアは、約21.9Mバイトの内蔵メモリとSDカード(SDHC対応)。外形寸法は、107.5(幅)×54(高さ)×23.5(厚さ)ミリ。SDカードや電池を含む撮影時重量は160グラム。バッテリーは専用リチウムイオンバッテリーで、静止画なら約210枚の撮影が可能だ。
関連記事
- 厚さ18ミリのスリムコンパクトデジカメ「オプティオ M30」
ペンタックスはコンパクトデジカメ「オプティオ M30」を発売する。オールラウンダーの「M」シリーズのコンセプトはそのままにデザインを一新。厚さ18ミリのスリムボディでスタイリッシュさを前面に押し出している。 - ペンタックス、顔認識AF搭載したクラス最軽量機「オプティオ T30」
ペンタックスが「オプティオT30」を発売。タッチパネル対応3インチ液晶や7メガCCDなどは引き継ぎつつ、顔認識AF&AEなどを新搭載。軽量化も進めて使い勝手を向上させた。 - 7メガCCD+光学3倍ズームで2万円台のエントリー機「オプティオE30」
ペンタックスが、コンパクトデジカメ「オプティオE30」を発表。実売2万円前後のエントリー向けながら、有効700万画素CCD、光学3倍ズーム、2.4インチ液晶を薄型コンパクトボディに収める。 - どこにでも連れて行けるオールラウンダー――ペンタックス「オプティオ W20」
コンパクトデジカメでも水中やスキー場など過酷な環境で使いたいことはよくあるもの。そんな時に便利なのが防水・防塵機能を備えたデジカメだ。 - 7メガになったタッチパネル&3インチ液晶「オプティオT20」
ペンタックスが、タッチパネル対応3インチ液晶搭載の「オプティオT20」を発表。画素数が7メガへと強化されたほか、お絵かきモードの機能をブラッシュアップ。アイコンを触れるだけの簡単操作は継承。 - 電池2本で長時間撮影――「オプティオ M20」発表
ペンタックスはコンパクトデジタルカメラの新製品「オプティオ M20」を発表した。単三形アルカリ乾電池×2本で約220枚、単三形リチウム電池なら約700枚撮影できるという「徹底した省エネ」モデルだ。 - 高感度モードを搭載した防水デジカメ「オプティオ W20」
ペンタックスは防水ケースなどを装着せずに水中撮影ができるコンパクトデジタルカメラ「オプティオ W20」を発表した。 - 3種類の“ぶれ補正”を搭載したデジカメ「オプティオA20」
ペンタックスはコンパクトデジタルカメラの新製品「オプティオ A20」を発表した。有効画素数を1000万画素に高めたほか、独自の手ぶれ補正機能「SR」(Shake Reduction)など3種類のぶれ補正機能を搭載。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.