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秒間15コマ連写で瞬間を切り取る――オリンパス「SP-550UZ」レビュー(4/4 ページ)

オリンパス「SP-550UZ」は、光学18倍ズーム搭載の710万画素機だ。手ブレ補正や高感度モードなどの撮影機能を満載し、連写モードは最高で秒間15コマを誇る。そんな高速連写はどこまで実用的なのか、試してみた。

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ワイドからテレまで実用性十分の高画質

 撮像素子は1/2.5型の有効710万画素CCDで、処理エンジンには「TruePic TRUBO」(トゥルーピックターボ)を採用する。高感度では画像がノイジーになるものの、ISO50や100の画質は良好だ。適度なシャープ感があってクリアで鮮やかな発色を得られる。好みに応じてシャープネス/コントラスト/彩度をそれぞれカスタマイズしたり、赤または青の方向にホワイトバランスを補正したりもできる。

 トータルとしては、起動やAFの遅さには少々ストレスを覚えるが、そこさえ我慢できれば非常に活用範囲が広く、楽しめるデジカメといっていい。特に、圧倒的なスピードで連写できることと、小型軽量ボディで超望遠撮影ができることは、一眼レフ機を超える魅力がある。

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ズームのワイド側で撮影。細部まできっちりと描写した。スナップ撮影用には不満のない画質だ
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上のカットと同じ位置からズームのテレ側で撮影。光学18倍ズームはひとつの場所でもまったく違った構図を得られる
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ピントが合った部分はシャープに解像し、肉眼では見えなかった遠景の細部まで撮影できる
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約430ミリ相当の焦点距離を1/80秒のシャッターで手持ち撮影できるのは、手ブレ補正機構のおかげ
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テレ側ではAFスピードが遅くなり、動体撮影は得意とはいえないが、ゆっくりとした動きなら対応可能
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感度ISO50で、ズームのワイド側で撮影。ワイド側が35〜38ミリ程度ではなく、28ミリ対応であることがうれしい
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感度ISO5000を選び、マクロモードで接写。スーパーマクロに設定すれば、レンズ前1センチの超接写もできる
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