小型化を進めた5.1chシアターシステム、新世代「LifeStyle」
ボーズが、5.1chホームシアターシステム「LifeStyle」シリーズの新製品を発表。ベースモジュールを30%小型化し、設置の柔軟性を高めた。
ボーズは5月15日、5.1chホームシアターシステム「LifeStyle」シリーズの新製品として、「LifeStyle48 III」「LifeStyle38 III」「LifeStyle18 III」を6月1日より販売開始すると発表した。価格はLifeStyle48 IIIが49万9800円、LifeStyle38 IIIが36万7500円、LifeStyle18 III21万5250円。LifeStyle48 IIIのみは同社直営店ならびに一部店舗のみで販売が行われる。
LifeStyleシリーズは、“ベースモジュール”と呼ばれるパワーアンプ搭載サブウーファー、DVDプレーヤーを内蔵した“メディアセンター”、それに5つのサテライトスピーカーで構成される5.1chホームシアターシステム。LifeStyle48/38はメディアセンターにHDDを搭載しており、CD約350枚の楽曲が収録できる(LifeStyle38は約250枚)。
第3世代に突入した新しいLifeStyleシリーズは、低音再生を受け持つベースモジュールを新設計。オーディオパフォーマンスはそのままに約30%の小型化に成功した。
ベースモジュールのサイズは207(幅)×334(高さ)×552(奥行き)ミリ、12.3キロ。内部の空気エネルギーを音響エネルギーに変えて放射する同社独自の「アクースティマス」は「2チャンバーアクースティマス」として引き続き実装されているほか、独自のポートを搭載することで、ポートノイズやコンプレッションのゆがみを低減している。13センチウーファーを2基搭載しており、アンプ出力は120ワット。
ベースモジュールの変更以外は既存モデルとほぼ同様の仕様となっているが、ベースモジュールが変更されたために、DSPのセッティングが変更されている。また、LifeStyle48/38はセンタースピーカーが横置きタイプに変更されている(スペックについては変更なし)。
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